ディープステートとは「大きな忖度、利権組織」というだけのこと & 今、知っておくべきこと

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アメリカ大統領選のゴタゴタの中で「ディープステート」という言葉がまた注目され、話題として多く出てくるようになりました。

でもやっぱり「ディープステート」というと、影の支配者?世界を操る巨大組織?とイメージするし、【そんなのがあるわけがないだろうよ~~】って誰しもが思う。

だからすぐに「陰謀論」というレッテルを貼られる。

でも私はディープステートの説明が悪いし、受け取り方に誤解があると思っています。

私に言わせれば、この世の中って「忖度」で成り立っていると思っていて、忖度という言葉が悪いとすれば、「相手の希望を読む」とか「相手に合わせる」とか、また陰謀と言われるものも「根回し」「多数派工作」と同じで、それはどんな小さな組織でも、家族の中でも存在するわけで、私は別に世の中にあるありふれたことでしかないと思うんですよ。

例えば、巨大企業であるトヨタの下には子会社がある。そしてそれぞれその下に協力会社や孫請け、ひ孫請けがあるみたいな構造になっていますよね。

では私達が孫請けの中小企業だとしましょう。当然、小さいながらも独立した会社で、自社の理想や目標があり、誰にもそれに文句をつけられる筋合いはない。

でも仕事をくれる上の会社の指示、要求には従わないとならないし、それがもし「暗黙の了解」だとしてもそれを無視はできない。でも「無理な注文」だってあるわけで、それに反発したいこともある。

でも世の中って、そういう反発をした仲間の企業が、「その後どうなったか」なんてのは誰でもが知っているのね。反発しなくても「要求に届くことが出来なければ同じことが起きる」。ここが重要で、だから積極的に上を向いて頑張るしか無い。

これは一つの企業内でも同じで、上司に逆らえばどうなるのかは誰でも知ってる。

そして「誰に着けば優位に立てるか」も常に見ているわけで、派閥も出来てくるし、あるいはワンマン会社で「社長には絶対服従」なんてこともあるんでしょう。

だから「明確な指示がない」としても、必ず「忖度」はするし、「腹の中を読む」ことは誰でもするじゃないですか。

そして突き詰めると、今の例で言えば、トップのトヨタが何を考えているか、何に向かって進んでいるのか、我々に何を求めているのかはどんな馬鹿でもわかっていないと生きてはいけない。

要は「ディープステート」とはそういう存在、グループなんだと私は思うわけです。でも誰もトヨタをディープステートは呼ばない。

そして大企業とて、グループを構成しているし、それの中心は銀行のケースも有る。そしてその銀行に対する依存度が大きければ、会社の方針や人事にまで口を出される。あるいは銀行からの出向として「専務」が入ってきて、それが「影のドン」だったり。

私みたいなゴミみたいな会社を経営していても(過去形)、そういう世の中の仕組みって良く見えるわけです。

だれにもああじゃこうじゃ言われたくないのは当たり前ですが、「資金繰りを助けてくれる」こともあれば、そのグループに属していれば「仕事も回ってくる」。そして時にはグループ全体で大きなプロジェクトを組んで、自社もその一員として将来に希望を持てることもあるんでしょう。

そういうのを無視する会社もあれば、積極的に加われば「大きな利益がある」と考える企業は多い。

では大きなグループを作っている大銀行があったとして、その銀行とて、もっと大きな上のグループに属しているんじゃないですかね。その辺の繋がりがないと、世界が大きな波に襲われた時に誰も助けてくれないとか、政府から莫大で強力な支援が得られないとか。

大きな経済的な大嵐が来た時に、助けてもらえる企業と見捨てられる企業の差ってなんなのか。私はそれは「助かるものを助け、駄目なものは助けない」という単純なものだとは思わないんですよ。「助けなければならない対象は、この企業は助ける価値があると理由をつけるだけ」だと思っています。

これって「大量首切り」をする時に、誰を残すか、誰を切るか決めるときにも、必ず起こる。私自身も「協力会社の整理」をしないとならないことがかつてあって、どうやって選別するかって、そこに公平公正があるかというとそうでもない。

だから世の中では、裾野のレベルでは「接待」もすれば、「賄賂」もあるわけで、上の方に行けば「政治家への献金」とか。そして「大きな流れ」には逆らうどころか、積極的に合わすようになる。でもそれが正しいのか正しくないのかは別問題で、大事なのは「生き残り」のみと言って良いんじゃないですかね。

そしてそのグループが巨大になれば、そのグループが政治家を操るようになる。逆にそのグループに自分を売り込みに来る政治家もいるんでしょう。

こういう関係になれば、「下は【上を向いて仕事をする】ようになる」わけで、それが善い悪いは別にして、それが世の中の姿だと思うんです。

個人の家でも同じで、おばーちゃんがまだ現役のバリバリで、一族のお金も資産も握っていて、困った時には相談すれば助けてもらえるし、子供の進学や結婚、就職でもつてが使えたり。あるいは飲酒運転で捕まってもおばーちゃんに泣きつけばどうにかなったり。

その代わり、そのおばーちゃんを怒らせるようなことをしたら大変で、それをしたら住んでいる家も取り上げられたり、一族の集まりにも参加を拒まれたりすることがあるかも知れない。

でもそういう「ドン」であるおばーちゃんを「ディープステート」とは呼ばない。

今、巷で言われているディープステートはそういう上下関係、利害関係がある【巨大なグループ】と考えれば私は納得できるわけです。

これは自由な資本主義社会が行き着く形で、「効率を追求すれば結果的にそういうグループが出来上がる」のは間違いがない。そしてそれはより強大になり権力も資金力も大きくなり、益々、結束も強くなる。

その中で自分も恩恵にあずかることが出来れば、誰だってそのグループを死守しようと思う。そのグループが崩壊したら自分は野に放たれるだけと思えばなおさら。

前の日記に紹介した伊藤貫氏が言っていたように、「アメリカの大手メディアは【トップ0.1%の資本家】の持ち物」だとすれば、どうしたってその資本家の意向に従って動くし、下手に「不正があった」なんて記者が書いたら、「次の日にはその記者の席がなくなっている」のを誰しも見て知っているんでしょう。

逆に「忖度がうまい記者」はいつのまにか出世して、「あの馬鹿が」なんて思っていたのが自分の上司になる。

こういうことは日常茶飯事のこととしてメディアの中、企業の中で起こっているんじゃないですかね。あるいは一家の中も同じで、ごますりがうまい次男のヨメさんと、言いたいことを言う長男のヨメさんとは段々と皆の見る目が変わってきたり。

そういう「方向性を出すトップ、あるいはトップグループをディープステートと呼んでいるだけ」じゃないかと。

でも社会は「金が物言う社会」だから、どうしても莫大なお金を動かせる【財閥】がトップとなるだけのことじゃないかと。

そしてそういう財閥も大小いろいろ存在して、正面からぶつかることもあれば、手を結ぶこともあるはずで、でも彼らは「つぶしあい」になんの利益もないのがわかっていて、だから「協力し合う」「棲み分けをする」ことを選ぶんじゃない?私はそれがロスチャイルドとロックフェラーの中にも見えると思う。

ヤクザの世界と構造は全く同じじゃないですかね。(国同士の安全保障条約も似ているかも知れない)

そうして財閥同士がまたもっと大きなグループを構成するようになるんじゃないですかね。ここには相乗効果があって益々彼らは強くなる。世界に号令をかけることが可能になる。

そしてたまには皆で会って、利害調整をしつつ、新たな【自分たちが主導権を取って動かせる世界を作る】ように動く。

それがまさに「ダボス会議」であり、「ビルダーバーグ会議」なんじゃなかろうかと。

温暖化対策、脱炭素社会にしても、その方向性が科学的に間違いがないのかはもう話題になることも減ってきたと感じます。CO2犯人説も「科学者の本音」としてはどうも違うものもあるようだけれど、それを口に出せば、科学者として生きられない世界が出来ていると聞く。

逆にCO2犯人説を大きな声で主張すれば、研究費も出るし、地位も知名度もあがると。

超大手の機関投資家でさえも、そういう世界を目指すべきだと言い、それに邁進する企業でない限り、「投資はしない」という方向に動いている。

こういうところに私は大きな違和感を感じています。

皆でストーリーを考えて、それを全面に出して「これで行こう!」と声を上げ、それが世界に浸透すればそれがまた金儲けのネタになる。そして自分の身に危険は及ばない。利権も確保できる。

こういう現象はファッション業界に良く見れるじゃないですか。水着もそうで「今年はこれで行こう」と決めて、皆がそちらの方向へ動いて「流行を作る」。

私は健康食品の世界にちょっと関係していたことがあるんですが、健康食品業界も同じなのね。「来年はこれで行こう」というのを決めて、それを大々的に広告し、広めていって「流行を作る」のね。でもそこに「命令系統がしっかりしている」とか「影で操る大物がいる」「闇の支配者がいる」わけでもない。でも力関係は間違いなく存在していて(出版社が音頭を取る)、なんとなく「大きな方向性」は「皆の合意として決まる」世界。

談合と言っても良くて、でも「会って話し合う」こともなくて「阿吽の呼吸で皆が同じ方向へ動く」ようになっちゃっている。その方が利益も上がり、自分は安泰で、利権もそのままなのがわかっているから。

世界で広まっているSDG’sにもそれを感じるんですよ。

「一つにまとめて、それを広げる」ことによって利益を得る人達がいると私は感じていて、決して世のため、人のためとは思えない。でも美辞麗句を並べるから、「その気になって拍手喝采するオーディエンス」は常にいる。

そして左翼、リベラル派はそういう方法を好むように見えるわけです。だから理想主義者集団に見える。

でも現実を大事にするリアリストは、皆が聞きたくないようなことでも言わないとならないと考えるわけで、でもそれを口に出せば、差別だのヘイトだの言われ、なぜか差別を受ける。メチャクチャじゃないですか。

SDG’sもそうで、美辞麗句が並んでいる割には、文化、伝統、宗教を大事にしようとは言わない。

これら文化、伝統、宗教って多様性があるわけで、これを認めると「皆が一つの理想に向かって進む」ことができないからでしょう。

だから本来は、「自由と権利は抑圧される」という裏読みが必要なはずなんだけれど、脳天気な人たちはそんなことは考えない。

そして国家には「安全保障」が非常に重要なのに、SDG’sにはそれがない。

つまりディズニーの映画じゃないけれど、「心ある人達が作る心ある国が集まり、同じ崇高な価値観を持って一つにまとまり、理想に向かって進もう」という、まさに理想だけで固めた「一見美しく見える【偽善の世界つくり】」にしか私には見えないんですよ。

これに乗っちゃう人って、「儲け話がありますよ」という詐欺に引っかかるのと全く同じに私には思える。

でもそれに乗る人って半端じゃない数がいるわけで、しっかりと洗脳と言って良いプロパガンダに力を入れ、それにそった組織を作り、メディアもその通りに報道するように仕向け、そして邪魔する存在は徹底的に潰せば、中身は偽善にしても見た目は「素晴らしい世界になる」のでしょう。

で、それって「中国共産党がやっていることそのものじゃん」ということに繋がっていく。

資本主義社会の中の勝ち組は、「実は全体主義の方が儲かる。自身の身も安泰」なのに気がついてしまった。

これが資本主義社会の末路だと私は感じるわけです。

ではどうしたら良いのか。それは未知の世界だからどうするべきかはわからない。

でもトランプは「今の世界はこういう風に動いている」という影の部分を表に出して世界に知らしめたのが彼の最大の功績だと私は思うわけです。

資本主義社会の次にどうあるべきかはわからない。でも資本主義の行き着くところ、欠点を、多くの人たちが覚醒して気がついてしまった。

そしてそれは決して全体主義、社会主義であってはならないことだけはわかっている。個人の自由と権利は絶対に守りたいから戦うしかない。

これを世の中では「ディープステートとの戦い」という。だから戦う相手も良く見えない。どう戦ってどうしたいのかも良くわからない。だから陰謀論と笑われて終わりになる。

私が前からちょっとだけブログに書いてきた「平民の逆襲」とはこれのこと。これは「自分もあちら側になりたい」という意味ではなくて、こういう「構造」そのものに対する反撃なのね。

でもそれって何も特別なことでもなんでもなくて、「お調子が良くて自分の利益には目ざとい、ずる賢い会社の上司と戦う」のと何も変わらない。

でも「ディープステートとの戦い」なんていうから、陰謀論扱いされる。

ところがトランプのおかげで「覚醒した人たち」は決して少なくなくて、それが私は「自由、平等、公正公平、正義、そして民主主義を守る勢力」となってこれから大きく動いていくことを切望しています。

でもそれは簡単ではなくて、まさに香港を見ればわかる。自由と人権を求めれば、国家反逆罪の汚名を被せられて弾圧を受ける。「正しい選挙を行う必要がある」と声を上げれば、家族、職場でもバカにされる。無視されることも起きる。そして今、もう米国で始まったように、「トランプの熱烈な支持者は解雇」なんてことが起きる。人々のコミュニケーションツールであるツイッター、フェイスブック、ユーチューブからもアカウントが削除される。こういう中で真の自由と人権、正義と民主主義を守ろうとするのは簡単ではない。

こういうブログでも同じで、上から目線で馬鹿にする人は出てくるし、そしてこういうことを書く私を危険人物だと思って距離を置こうと思う人も出てくるはず。多分、アメリカ大統領選のことを私が書き始めてから、このブログの常連さんの中でも離れていった人は少なくないと思っています。(でも私の性格を知っている古くからの常連さんとは、絆が深くなったような気もしています)

まさに中国で今、起きていることが、世界に広まり始めた。でもトランプによって「覚醒した人たち」は少なくない。

社会主義者の「貴方達を助けるためにお金を使います」という本質は「最低限の金で言うことを聞かせ」「必要以上のやる気は出さないようにしむけ」「適当な娯楽を与え(麻薬や性の開放)」「俺たちを尊敬して票を入れろ」「逆らえば徹底的に排除しますよ」ということであって、決して貧しい人たち、弱者の側に立っているわけではないのを見破って欲しい。

そういう中国を見て、良い社会だと思うのかどうか。

大事なのは「機会均等」であって、「収入均等」でもなく、「誰にでもチャンスが有る(今では聞かなくなった)【アメリカンドリーム】の世界を作り、広げること」だと私は思うわけです。まずそこには「自由と正義」が根本に必要で、言論弾圧や、異論、異端者の排除は決してあってはならないし、そういう世界はどんな美辞麗句が並んでいてもそれはまやかしでしか無いはず。

このことに関して、マレーシア在住の「立花聡氏」がどういう構造でこの問題が出てきたのかを説明している。彼は私みたいなアホじゃないから、説明も的を得ていてわかりやすい。

彼は今の、特にアメリカで見えてきた構造的な問題、それの解明と、それにどう立ち向かうべきかに関してシリーズを始めたようで、【問題の根源はどこにあるのか】に興味がある人には非常に有益だと思います。

決して「どうやったらトランプが返り咲けるのか」とかそういう話ではない。

必見!本当に必見だと思う。現在、どれほど重大な危機に我々が面しているかがよく分かる。

私達は運動家でもなければ政治家でもない。でもいつか素晴らしいリーダーが出てきた時に、その人の本質が見分けることが出来るようになるためにも、日頃の考え方が重要だと思っています。

 

 

これの続編はどんどん出す予定とのこと。

この立花氏の話と、前に紹介した国際政治・金融アナリストの伊藤貫氏の話を重ねていくと、一体何が起きているのか具体的に見えてくるはず。

伊藤貫氏の話は以下の日記にて紹介しています。

Dabo's life in KL, Malaysia

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