プーチンは本当に狂った独裁者なのか?

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プーチンが要求していることははっきりしていますが、私はなんだかすっきりしないんですよ。本当にそれがプーチンが求めるものなのか。いや、求めているのは間違いがないにしても、それが理由でウクライナ侵攻を始めたのか。彼の要求の中には「ん?なにそれ?」と思うのもあるし。

今の戦況ですが、ウクライナが善戦しているようにみえるけれど、それも事実なのかも疑問に持つようになりました。

とにかく「情報戦」なのは間違いがなくて、フェークニュースも随分出回っている様子。

そういえば、そりゃロシアならやるだろうと思うわけですが、私が気になっているのは「ウクライナ側」なんですよ。

今回のウクライナ侵攻は、「平和で過ごしていたウクライナに突然、ロシアが侵攻してきた」というふうに見える。そして悪いのはプーチンだけだと世界が騒ぐ。

本当ですかね。

私には全くわからないのですが、今までのように西側の情報だけから今回のことを見ても事実は見えてこないと思うんですよ。ウクライナにしてもこの20年、どういう事が起きていたのか。プーチンが言う「ネオナチ」ってなんなのか。何をしてきたのか。東ウクライナでロシア系住民が虐殺されてきたのはフェイクニュースだと西側メディアは決めつけていますが、本当なのか。

これらの西側の情報だけでああじゃこうじゃと言うのは、それこそ「慰安婦問題」で韓国の言い分だけを聞いて「日本って恐ろしいことをした。20万人もの女性を性奴隷とした」なんて信じてしまう人たちと同じかもしれない。

またネオコンの動きがあるのも前から言われていて、彼らはプーチンを潰してロシアの利権を取ろうとしていると。それに真っ向から反対し、ロシアの資源はロシアが所有すべきもので、外国の巨大資本の傘下に入れるべきではないというプーチンの言うことも私には理解できるわけです。

ではネオコンはネオコンの目的を達成するために今まで何をしてきたのか。今、どう動いているのか。

そういうのがわからないと、本当にプーチンがやろうとしていることが見えないんじゃないかと思うようになりました。

でもその情報を得ようとすれば、ロシア側のプロパガンダに乗せられる可能性は高いわけで、もちろん真偽の程は全くわからない。

でもそれはそれとして、「こういう話、考え方もある」ということで西側の報道や情報とは違う角度から見ることを始めようと思います。

手始めはこの方。

元ウクライナ大使である「馬渕睦夫氏」。この方を知っている方はええ~~~?と思うかもしれない。彼を陰謀論者と切り捨てる人も多いかもしれない。彼は「ディープステート」という言葉を広めたとも言える、「世界を動かそうとしている大きな勢力がある。それを知らなければ何もわからない」と言い続けてきた人。

でもま、ディープステートがどうじゃ、ロスチャイルドがどうしたとか、ニューワールドオーダーとか、「闇の政府」なんていうとそれこそ陰謀論に聞こえてきますが、昔から政府さえもコントロールする大きな勢力があるのは誰でも知っているわけで、例えばネオコンもそうで、「軍産複合体」が戦争を起こしたり、それとCIAが組んで新興国でクーデターを主導したり、あるいは指導者の抱き込み、暗殺をしてきたのは知る人ぞ知る事実ですよね。(ロシアがやってきたことも同じ)

近年で印象的なのは「アフリカの希望の星」と言われたリビアのカダフィー氏が「アラブの春」という民主化運動で殺されたこと。当然、その運動を影から応援する存在があったわけですが、そしてその後、「アラブの春」は各地に広がり、一見「民主化運動が広まった」と西側には良いことが起きたように見える。

でも実際はどうだったのですかね。アラブの春で喜んだ国々は今、どうなっているんでしょうか。また独裁者と言われたカダフィー氏は莫大な石油から生まれるお金をどう使おうとしていたのか。ここが重要で、自国の石油を国の思うように使おうとするとその政権はなぜ「いつも」倒されるのか、不思議に思いませんか?

またカダフィーは核開発もやっていた。そうとなれば、絶対に倒さなければならない重要人物となって消される運命にあったんじゃないですかね。彼は核開発破棄を決めざるを得なかったけれど、結局は消された。サダム・フセインと同じ。(北朝鮮に油田がないのは彼らにとってとてもラッキーだったのかもしれない)

民主的ではない独裁者となれば「打倒すべき」と我々、西側諸国の価値観に染まっていると考えてしまいがちですが、ほんとうにそれが正しいんですかね。カダフィーは地元では「アフリカの希望の星」とまで言われていた指導者。でも西側から見ると都合が悪いし、莫大な石油からのお金を好きに使われたり、核まで持たれたら大変なことになる。だから「消す」のが西側の常套手段。

でも西側の懐柔策に乗ったり、爪も伸ばさず、西側に着くようにすればその指導者も国も延命できる。

さてプーチンは西側にとってはどういう指導者なのか。またエネルギー大国のロシアの利権を狙うネオコンは何を考えるのか。またロシアを徹底的に嫌う「ネオナチ」はどんなことをしてきたのか。それにプーチンはどう対応してきたのか。これはアメリカにとっての「イスラム過激派」と同じで、ロシアの指導者であるプーチンは過激派のネオナチを排除しなければならないのは同じこと。

でも私達にはロシアでの出来事、問題は全く疎いのが普通。それはウクライナにしてもそうで、ウクライナがどういう国でどういう問題を孕んでいたのかもわからない。でも今回のことでは「ウクライナが可愛そう。プーチンは悪いやつ」と単純に考えてしまう。

プーチンが良いなんて言ってるんじゃないんですよ。プーチンの考え、行動の背後に「何があるのか」を知りたいだけです。そして「アメリカとイギリスがイラクに攻め込んだのは良しとする」のに、「ロシアがウクライナに攻め込むのは駄目」なのはなぜ?その違いを明確に説明できます?

とにかく戦争は駄目だというのなら、なぜアメリカやイギリスにはそれを言わない?おかしいじゃないですか。

私達には「表面に起きたこと」しかわからなくて、ジョンエフケネディー暗殺の事実は誰でも知っているけれど、それの裏に何があるのかはわからない。それは911のNY同時多発テロも同じで、真相はわからない。そもそも最終的には殺した首謀者と言われるビンラディンにしても、もともとはアメリカの協力者であったとか、記憶に新しいIS(イスラム国)にしてもそれを育てのはアメリカだとか、不思議なことが世の中には山のようにある。

こういうことの真相、一体何があったのか、それがどう変化していったのかを我々が知ることは無いし、メディアで報道されることもない。でもそういうことを知る立場にあった人っているわけで、元ウクライナ大使であった馬渕氏も立場上、ロシアやウクライナを見てきた人だろうと思うし、細かいデータを一つ一つ集め紐解いて関連付けて「ある存在」を見つけ出したり、大きな事件、出来事の真相を暴き出し説明をする、最近、有名になってきた「林千勝氏」もいる。

こういう人たちの発言に興味がある人なら、陰謀論だの、真偽もわからないと頭から否定するのではなくて、とりあえず彼らが何を考えているのか、彼らが証拠だというものは何なのかを知るのは良いと思うのです。

でも私は、今のワクチン騒ぎのように、「これが真相だ」「政府は隠している」「とんでもない裏の策略がある」とか、あれもこれも糞味噌一緒にしてあたかも「真実を見つけた」みたいな考え方は排除したいと思っています。

「こういうことを主張する人もいるんだ」程度で耳を傾けて、その情報を頭の隅に入れておくことは重要だと思うのです。

それらがいつか「点と点がつながって線として見えてくる」なんてことも起きるわけで、また逆にガセネタだったのかと思うこともあるわけで(アメリカ大統領選絡みのリンウッド氏、パウエル女史の情報など)、いやそれらはうまく埋められてしまった日の目を見ることもない事実なのかもしれないけれど、「信じられない話だから信用しない、聞く耳も持たない」というのは、私は何よりも怖い「思考停止に繋がる」と思うわけです。

さて、準備は出来ましたか?

元ウクライナ大使である「馬渕睦夫氏」の話を聞いてみましょう。ひっくり返るぐらい驚くのは間違いなし。ちょっとそれはおかしいんじゃないの?なんて思うところも多々ありますが、ま、それはそれなりに・・・・。

 

上にちょっと書いた「林千勝氏」に興味を持つこのブログの読者もいらっしゃいますが、「林千勝氏」と「馬渕睦夫氏」との対談を是非聞いてみたいですね。

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