楽しみな【肉屋+レストラン】を発見 & 薄切り牛肉をどこから買う?

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相変わらず肉屋探しばかりしていますが、面白そうな肉屋を発見しました。日本からの和牛の専門店です。レストランもやっている。

何だ和牛専門店かぁ・・・と思われる方も多いはずで、そして和牛を売る店ってかなり増えているんですよね。ただ多くは私にはピンと来ない店ばかり。

なんでこの店が気になったのかというと、この店は「阿波牛の専門店」なんです。そして普通、和牛を売っていてもいわゆる「高い部位」であるリブ、サーロイン、フィレが多く、あるいは焼肉用にカルビなどを置いている程度の店がほとんどなのね。これはだいたいどこでも同じで、Lot10にオープンしたドンキも同様。

私はいつも書いているように、そういう当たり前の部位じゃなくて、牛肉には他にも美味しくて良い部位があるし、それは安かったり、ローストビーフ用に最適であったりするので、そういう肉を扱っている店に注目してきたわけです。

で、このお店も扱う部位が幅広いのね。そして価格もこなれていると思っていて、最近の和牛を全面に出して「和牛だから高いよ」と強気で売る店とはちょっと違う。

なおかつ、このお店は日本にある「(株)にし阿波ビーフ」という会社と繋がりが深いみたい。だからAwagyu Restaurantなんじゃないのかと。サイトには「(株)にし阿波ビーフ」の写真も乗っているし。

実はかつて「(株)にし阿波ビーフ」の人とB.I.G.で会ったことがあるんですよ。JMGという和食材の輸入卸商とタイアップして、B.I.G.でプロモーションをやっていた。

2018年の5月です。

Dabo's life in KL, Malaysia

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください なぜかマレーシアでは牛肉の価格がどん…

この時に、この会社はやる気満々だなと思ったんです。上の日記を見てもらえばわかるように、値付けもかなり押さえていてとんでもなく競争力のある価格だった。きっと輸入卸商のJMGと組んで、それまでは和牛の価格は高値止まりして、なおかつ本物の和牛じゃないハイブリッド牛も和牛として売られることが多いマレーシア市場に大きな変化が出るかもしれないと楽しみにしていたんです。

でもその後、「(株)にし阿波ビーフ」の話は聞こえてこないし、JMGが和牛市場で大きくなっているという話も聞かなかった。

だから今回、「(株)にし阿波ビーフ」の名前が出てきて、なるほど、自らマレーシアに乗り込んできたのかと思ったわけです。そうだとしたら、他の和牛販売店とは違うはずで、面白いことになるかも知れないと。

で、実際に、扱う部位の多さ、値段の安さはわかるし、楽しみだと。

ところが店の場所はジョホールバルなのね。なんでクアラルンプールじゃないだよ~~、なんて思ったし、デリバリもちょっと気になっていたんです。

そんな時に、マレーシア関連のブログである「競馬大好きさん」がこの店をブログで紹介した。

競売不動産で海外移住

こんにちは!「競売大好き」です。Malaysia Reviewさんが「Awagyu(阿波牛)」の炭火焼きBBQをオーダー…

で、それを見て、背中を押されて、とりあえず買ってみることに。(笑)

まだ牛肉は届いていない、というか来週の中頃にデリバリしてもらうようにお願いしてあるので、現物もみていないのですが、【現在、セールをやっている】ので、読者の皆様には早めにお知らせしたほうが良いと思ったわけです。

8月15日までは50%オフのものもあります。その他、30%オフ、15%オフとか。

お店はジョホールバルにあるわけですが、デリバリはジョホールバルなら「冷蔵」で、KLまでの場合は「冷凍」となるとのこと。

またWhatsappでやりとりしたのですが、メニューにはないものでも「特注は受ける」とのこと。私としては和牛のモモ肉でローストビーフをやってみたいとか、いろいろ考えるところがあるので、非常に楽しみです。

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ちなみにこのお店の和牛は間違いない本物の和牛だと思います。そして価格もこなれていると私は感じるし、これは私がそこそこ使えると思っているドンキの肉よりも価格は安い。ちなみにドンキではWagyuと書いてあるのにA5などのランク表示がない。これってある意味、不思議でなぜランクを書かないのか私は理解が出来ません。

もしかしたら、ドンキのWagyuは、実は和牛ではなくてハイブリッド(F1 交雑種)かもしれないと想像しています。ハイブリッドは日本では和牛ではなく、A5とかの等級は取れません。なおかつそれをもし和牛として売ったら犯罪となるわけですが、マレーシアではそんなの関係ないですからやりたい放題。

これはモモ肉の500グラムパック。ですからキロ換算しますと500リンギを超えるわけで、決して安いとは思わないのですが、「すき焼きの厚さ」ですから使い勝手が良いのね。

こんな風にするには最適。

ただキロ単価が500リンギを超えるのは、やっぱり普段遣いでは高いと感じるわけで、そういう時には、「旬鮮マーケット」の和牛スライスが良いと思っています。

これならキロ単価は300リンギ以下になりますし、B.I.G.で売っているオーストラリアのアンガス牛よりちょっと高い程度。この価格で本物の和牛を手に入れるのはかなり難しいと思います。もちろん部位が違いますが、私はアンガス牛のリブアイより、この和牛の方がはるかに美味しいと思います。

この旬鮮マーケットの和牛ですが、当然、親会社のJMGが扱っているはずですが、これは今日、紹介した「(株)にし阿波ビーフ」の和牛である可能性が高いと思っています。もしそうだったらなんなんだってこともないのですが・・・。

こんな牛丼を作ってもかなり美味しく食べられる。

旬鮮マーケットのフェイスブックはここ。注文はWhatsappでやりとりします。

ただ、それでもキロ単価の300リンギは高いわけで、もう少し安く済ませたい場合は、デサスリハタマスにある「Maki」からデリバリと言う手もあると思います。

Makiは居酒屋さんで、居酒屋メニューのデリバリはもちろん、肉関係や鍋物のデリバリもやっていて、価格がこなれていると思います。

また私はMakiに好感を持っているのは、日本の牛肉を「和牛」ではなくて「国産牛」と明記しているところ。もし彼らがそれを和牛と表示しても私達にはわからないし、マレーシアでは不当表示で犯罪になるわけでもないのに、正直なのは高ポイント。他の店でも「国産牛」が多く売られていますが、正直に国産牛と表示しているお店は他に知りません。

で、国産牛だとやっぱり高いですが、それでも旬鮮マーケットと同じか安いぐらい。そしてMakiの場合は「オーストラリア産のWagyu」も扱っていて、これはキロ単価が更に半分以下になりますから、お財布には優しいですね。

こんな安い価格のオーストラリア産Wagyuのカルビは他店では見たことがありません。キロ単価は140リンギ程度。

オーストラリア産のWagyuって決して馬鹿にするべきではなくて、私は十分美味しいと思うし、普通の無印牛とはやっぱり違う。ただあまりに安いと、「安い理由ってやっぱりあるなぁ」と思うこともあるので要注意。

そしてMakiの良いところは、「こういう肉はありませんか?」と聞くと、ちゃんと用意してくれる点。素晴らしいと思います。

Makiのデリバリはこちらから。

EatMol

Online food ordering system and food delivery in Malaysia…

こういう中途半端な肉じゃなくて、ちゃんとした本物の和牛の良い肉が欲しいと言う方もいらっしゃると思いますが、そういう方は「伊勢丹に行けば解決」するんじゃないですかね。キロ単価で言えば1200リンギ以上ですが、間違いのない和牛を手に入れることができると思います。

あるいはこのブログでも何度も書いているWmartへ行くか。彼らが扱う和牛も本物です。WMartはオンラインでの販売サイトもありますが、「良い和牛」を買う場合はやっぱり店舗に行って、肉を確かめて、それから決めるのが良いと思います。好きな重さで好きなようにカットしてくれますし。価格的には伊勢丹の3割安ぐらいかなぁ。

しかし和牛の魅力というか魔力と言うか、やっぱり大きいですね。

我が家は無印オーストラリア牛をローストビーフにして食べるのが一番多いのですが、和牛を食べ始めるとやっぱり無印オーストラリア牛への興味が薄れてきます。

困ったもんだ。でも贅沢は敵ですので、程々のところで自粛するつもり。(笑)

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