マレーシアにいると日本の季節的な食べ物のことを忘れてしまいます。
でもこの時期って、マレーシアでも「上海蟹」があり、「またその季節が来たのか。1年経ったんだなぁ」という感覚はある。
でも我が家は上海蟹はパス。なんだかイマイチ満足できない(大き目の在庫がないのが普通で、なおかつ高価)のと、一緒に住む長男が嫌がるんですよ。あんな小さなカニを食べたくないって。(笑)
前に3人で上海蟹を食べに(有名な)クチャイラマにある「茶王之家」へ行ってオスメス1杯ずつ食べたのですが、本当に小さなカニしかなくて「児童虐待」をしているような感じでした。(笑)
長男はゴールドコースト育ちで、カニといえば大きなカニしかしらなくて、上海蟹を見て「嘘だろ?」と言いましたし、食べるのが面倒なのでしょう「口に入れてチューチュー吸って終わり」みたいな、あるまじき食べ方。(笑)
ま、それはそれで気持ちはわかるし、「身は店の人に取り出してもらう」のが良いタイプなんですね。ところが私もヨメさんもそれは嫌で、「チビチビ、自分で取り出して食べるのが好き」なタイプ。でもあまりにもカニが小さいと「何をやっているんだか」みたいな気がしてくるのも間違いがない。
そんなことを思い出していたときに、「日本で【セコガニ漁が解禁】というニュース」がありました。
セコガニって香箱蟹とも呼ばれる【ズワイガニ(越前蟹)のメス】なんですね。私達が知っているズワイガニって「全てオス」でメスは違う種類のカニに見える。そして小型。
で、この繁殖をサポートするために、メスの捕獲は【1年に2ヶ月だけ】という決まりがある(地方によっても違うらしい)。
セコガニかぁ・・・。最後に食べたのはいつだっけ?なんて思い出していましたが、マレーシアでもある和食店が「限定の品」として出している様子。
そうかぁ、マレーシアでも食べられるのか・・・・。でも我が家はいまだに「外食もしない引きこもり生活」を続けています。
なんて思ったらまた私の変なスイッチが入ってしまうわけです。セコガニも「ミソと内子が美味しい」カニで、やっぱり食べたいと思う。1年に2ヶ月だけの日本の味。
小さなセコガニもこういう風にすれば食べやすいし、こうするのは難しいことではない。
さてさて、私達がこのセコガニを手に入れることはできるのだろうか。そこが問題。(笑)
海産物では有名なPiau Kee Marine SBが扱っているかなぁ。とフェイスブックを見てみる。
セコガニは扱っていないけれど、上海蟹のセールをやっていた。もうそろそろ時期が終わりなのね。11%オフですと。あれれ。もう終わったのかな?
シーズンに入ったときの価格はこんなですが、ここから11%オフということでしょう。それでもかなり高いですね。実は、先月、大きな上海蟹のオスメスを食べようなんて思っていたのですが、この価格を見て、我が家は上海蟹を断念したというのが真実。即、撃沈でした。(笑)
Piau Kee Marineって興味深い海鮮モノを扱っていることが多いのだけれど、フェイスブックでも常にチェックして、「売り出したらすぐに買う」ようにしないと「売り切れ」が多い店。
我が家もこの数ヶ月で、欲しかったものを逃したことが数回ありました。
たとえばこんなの。価格も安くで良いですよね。でもすぐに売り切れ。300-400グラムのミソと内子がたっぷりな「活きているカニ(ここが最も重要)」が3匹で120リンギ。安すぎると思うくらい。(スーパーでたまにこの手の小さなマッドクラブが売られていますが、死んだものは臭くて食べられないケースがほとんど)
活ものの海産物も当然、売れ残りとか「死んでしまうもの」もあるわけで、それは冷凍して常時販売しています。
興味がある方はここをチェックしたほうが良いと思います。
下のサイトもPiau Keeですが、「活もの」は下のサイト。
ただPiau Keeって常時在庫があるわけでもなくて、またサイトに載せていない海産物もあるので、どちらにしろ「めぼしいものを見つけたらWhatsappでやり取りする」のが基本だと思います。
Piau Keeの価格ですが、決して安くはないけれど、まぁまぁ安心して買えるという印象を持っています。海産物の輸入卸商としては大手ですし。
でも過去に大外れもありましたが、これはマレーシアでは日常茶飯事なので諦めるしか無いと割り切っています。
私としてはこのお店は「活けもの狙い」という位置づけで、冷凍物なら他社でも良さそうなものはあるって感じでしょうか。
また「NSK」にも結構「活けもの」はありますね。かつては「活タイガーエビ」を良く買いに行っていました。(今では専門業者から安くデリバリで買える)
さぁて、セコガニ。どうしませう・・・・。