日本円を多めに【買う】ことにしました

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我が家は日本円の収入も資産もありません。(年金も受給していない)

持っている通貨のほとんど全てが米ドルで、その前は豪ドルでした。豪ドルは金利が高い状態が長く続きましたが、ある頃から金利は大きく下がり、また【世界に不穏な動きがあるといの一番に売られる通貨】ですから(リスクオフ)、トランプの中国攻撃は本気なのが見えたし、世界に未曾有の大きな混乱が起きると読んで、そうなったらかなり危ない豪ドルは綺麗に整理して米ドルに乗り換えた方が良いと決めたのは2018年。マレーシアリンギットは必要最低限の額(MM2Hの定期を含む)しか持っていませんし、リンギット建ての投資もやっていません。生活に必要なリンギットだけ米ドル・リンギットの為替の値動きを見ながら年に2~3度、リンギットに替えるパターンになっています。

日本に頻繁に行くことはありませんが、【日本の通販】は毎月そこそこの金額を使いますし、それは「日本のクレジットカード」を使っていますし、日本の銀行からその代金を引き落としています。その為にやはり年に1~2度、米ドルを日本円に替えて日本の銀行口座に送金しています。

今のところ急いで円が必要ということではありませんが、ここのところの円安は非常に有り難いので、ちょっと多めにまとめて円に替えようと思います。

24年ぶりの円安。

しかしこの円安はいつまで続きますかね。

アメリカのインフレは止まること無く、今まで以上の利上げが予想されていますし、今以上に金利差が広がれば円安は益々進みそうです。当然、日銀は引き締めをしませんから、通貨の流通量の比率も「円は多いまま」ですものね。

そしてアメリカは今の状態の方がインフレ抑制には良いはずで、円買いの協調介入もないと見るのが多分、正解。

円安は輸入品が高くなりますから、一般国民の生活を直撃する。でも輸出関連は大儲けどころの話じゃなくて、そして輸出関連は大手企業が多いですから、日銀も簡単には「円高誘導はしないだろう」と考えています。

な~~んてことを想像して為替の動きがわかるくらいならもう私はすでに大金持ちになっているはずですが、為替の動きはそう簡単にはわからず。

ただ「円安という事実は間違いない」ので、このへんでちょっとまとめて円転しておこうと思います。

今はまだ予定はありませんが、そろそろ日本に行く話も出てくるでしょうし、毎月の通販の支払いもありますし、そして以前、円を買ったときに比べると間違いなく円は2割以上安くなっていますから、その分、日本での買い物は全商品2割引きと同じ状態ですから、今まで欲しくても我慢していた「カメラ+レンズ」を買おうと思ったり。

ローリスクで円を年利5~6%で回すことができれば多めに日本円に替えたいのですが、そんな方法は私にはわからず。だから「そろそろ替え時」とは思っても大きな金額を動かすことも出来ず。

ということで、とりあえず「日本は全商品二割引きのキャンペーン中」ぐらいに考えておこうかと。

1990年からの値動き。米ドル持ちにはチャンスだけれど、円を持っていてもねぇ・・・・。

円と米ドルと逆のチャートです。月足。1990年~今まで。

このブログはマレーシア関係ですから、私のように「米ドルが主体」という読者は少ないと思います。でもリンギットを多く持っていて、「日本円に替えるかどうか」を考えている人は少なくないかもしれない。

またいつの日か日本に帰るという前提なら、円は必ず必要になるし、円転するチャンスを待ってる人もいるかもね。

リンギット/日本円 日足

これからどう動くかはわからないけれど、リンギットの金利収入も入れて20%ぐらいの利益は乗っている人も少なくないはずで、「ある程度は替えておく」のも良いかもしれない。

でも投資的な考え方で値動きを見た場合は、まだ円を買う場所じゃないと私は思っています。いつの日か「トレンドの変化が見える時」まで待つのが良いかと。

ただ私のようにどうしても日本円が必要だとか、いつか円を買うことになるとするなら、「一部分は替えておく」のは良いんじゃなかろうか。かと言って、今の時点でごっそり円に替えるのは考えたほうが良いと思う。もう少し様子見。

「新規に参入する時」と、「利確する時」のチャートの読み方は違うということ。当然、損切りの時も見方は別。

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