年寄りになっても【能力開発が出来る】のを実践中~

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以前に何度か書いていることですが、私は【速聴(そくちょう)の訓練】を継続していて、心身ともに劣化しているのがわかる年令になっても「伸ばせる能力はある」と実感しています。

元はと言えば「速聴をしよう」なんて考えておらず、なんだか近年のテレビのニュースを見ても「年寄が多い日本だから」なのか、【喋るスピードが遅くなっている】と感じていたんですよ。これって半端じゃなくイライラしますし、ユーチューブでも趣味を含めて多くの動画を見る私としては「もう少し早く話してくれないかなぁ」と思っていたわけです。単に時間がもったいないという理由です。

ユーチューブには「再生スピードを調整する機能」がついていて、それを使って早く再生することを覚えたのですが、だんだんそのスピードに慣れてくるのね。そして「もっとスピードを上げても大丈夫だ」と思ったのですが、【細かい設定が出来ない】のね。これってうまくなくて、一段回早くすると聞き取れないなんてことが起きる。

だから使っているブラウザであるChromeの拡張機能である【Enhancer for Youtube】なるものを使うようになって長いのですが(これは機能満載で非常に便利。ここをクリック)、再生スピードで言えば「1.8倍」が丁度いいなと思って、長い間、「音楽以外のすべての動画」をそのスピードで再生していました。

またユーチューブ以外の動画。つまりヤフーニュースの動画だったり、ツイッターの動画、アマゾンプライムやNetflixの動画でもスピードコントロールが可能な「Video speed controler」(ここをクリック)も併用しています。

これって時間短縮には抜群で、1.8倍のスピードで視聴しても全く問題がありません。

ところがある日、これって単なる時間短縮じゃなくて「能力開発」として積極的にやったらどうかを考えるようになりました。「速聴」ってやつですね。

私は若い頃に「速読」は訓練したことがあって、そこそこ早く読めるようにはなったものの、熟練者みたいに10分で単行本を読むなんてところまではいかず、せいぜい2倍というところでストップ。このレベルは私達が無意識で行ってる「頭の中では声を出して読んでいる」癖をなくすだけで到達できる初心者レベル。でも「目の訓練」が非常に大事で、それがその上のレベルに行くのには重要で、それが難しいのね。

でも「聞く」のは目をつぶっていても出来るわけで、速読や速聴のことを思い出して、積極的に「もっと早くても聞き取れる訓練をやってみよう」と思ったんですよ。

1.8倍速で何年もユーチューブを見てきましたが、2倍速にしたところ、それに慣れるのに1ヶ月もかからなかったんですよ。あらら、もっと早くトライしてみれば良かったと思いました。

そしてそれを2.2倍、2.4倍と上げていったのですが、これもまたそれぞれ1ヶ月しないでわかるようになるのね。本当に不思議。

今は3倍速にトライしているのですが、やっぱり3倍になると「聞き取れない、理解できない」ことが多々あるので、本当に重要な動画を見る時には減速していますが、あと半年、2022年中には3倍で聞き取れるようになりたいと思っています。

3倍で動画を見て問題なく理解できるって時間短縮には最高ですよね。でも2.5倍辺りからはかなり集中しないとだめで、ただ単に流して聞いていると理解できないとか、動画の中で使われている図式をちゃんと見ることが出来ないことが起きますので、「一時停止」と「巻き戻し」は常に瞬時にできるようにしないとならない。

速聴って速読と同じで本当に不思議で、4倍速ぐらいまでは理解できるようになるらしい。でも実際に4倍で再生してみると、私の脳みそは全く追いつけない。なにをしゃべっているのかさっぱりわからない。(笑)

4倍速ってこんな感じ。1倍(等速)のままで聞いてみてくださいね。

ちなみに3倍速ってこんな感じ。このスピードでもかなりハードルが高いと感じます。

でも3倍速で問題なく聞き取れて理解できる日が来るかもしれないので頑張っています。

最近、書籍も読まないようになっている(目が悪いから)のですが、【聞く書籍(オーディオブック】っていうんですか?その世界がかなり大きく広くなっているのに最近、気が付きました。これってスマホを持つのが常識な今の時代、これをスマホに入れて「通勤中」「~しながら」でも聞くことが出来るってことですよね。

これなら私も是非やってみたいわけで、「聴き放題プラン」もあるので良いかなと思ったり。

ReaJoy(リージョイ)

あなたに合った1番おトクでおすすめのオーディオブックの聴き方を提案します。メリットや利用シーン、Audible(オーディ…

ただ私が興味ある分野は「小説」ではなくて、「経済金融関係」「ノウハウ本」が主でやっぱりその分野でも実際に読みたいものは極端に少ないのが現状。でも小説や流行りの書籍はごっそりあって、それも読んでみたい、再び読んでみたいものも無くはないのですが、今の自分としては「もっと知りたい分野」があってそれを優先したい。

もし4倍速に耳が慣れたらそれは自分にとっての革命みたいなもんで、是非、その能力を手に入れたいです。ま、3倍速、あるいは2.8倍速で止まったとしてもそれはそれで良いとも思っていますが。

時間を有意義に使えるという点で素晴らしいし、ユーチューブにしても「長い対談でも全く問題ない」ですし、もっと多くの動画を見たいと思っています。

ただ速聴が普通になってくると、「テレビは全く見ていられない」様になるのね。イライラなんてもんじゃなくて、「視聴者をどうしようもない年寄りかバカだと思っているんじゃないか」みたいに腹まで立ってくるんですよ。

速聴は映画やドラマも同じで、アマゾンプライムとNetflixに契約していますが、それらはやっぱり「しっかりとのめり込みたい」ですから1.8倍速が上限でそれ以上のスピードにはしませんが、やっぱり便利で「ドラマで15話ある」なんてのも1日2日で見れちゃうのね。(笑)

しっかり感動したいと思うような映画やドラマはスピードを落とすのもありですが、普通の速度の1倍速だとやっぱり感動よりイライラの方が出てきてしまう。ま、その辺の感じ方は人それぞれですし、好きに調節すれば良いだけの話し。

歳を取ると「頭の回転が悪くなる」のは間違いがなくて、でも速聴によってかなり助かっているかもしれないと思うんですよ。ややこしい討論会を2倍以上のスピードで聞くってことはそれに追いつく頭の回転が無くてはダメで、でもどんなに意識をしても、自分で頭の回転を早くすることは不可能じゃないですか。

でもユーチューブの再生スピードを徐々に上げて慣らしていくだけで、知らないうちに能力がアップするし、老化防止になるのかもしれない。

ただし、誰かと会話するときにも「相手の話すスピードが遅いと感じる」ようになりますし、「自分は早口になる」のも間違いがないのね。でも早くなった分、「しっかり考えたり、理解することが出来ていない」ことは起きているのかもしれない。でもそこのところは、私の場合は自覚できないでいます。

最近、このブログですが、「長いのがますます長くなった」と自分でも思うんですよ。またそれをしっかり、何度も指摘する読者もいる。(笑)

これってもしかすると、私の脳みその変化に関係しているのかもしれないと、フト思いました。

長いブログの文章ですが、それを音声として聞くことは無いにしても、私の中では処理能力がアップしていて【量が多すぎると感知していない】のかもしれない。長いと言ってもこれが音声なら、2分かそこらの話でしか無くて、「居酒屋で飲みながら話をしている」ことを想像したら、単なる「さわり部分だけ」を書いているだけでしか無いのは明白。

でも一度書いたものを読み返すと「ったく、なげぇなぁ~~~。読むのが面倒だ」とも思う。(笑)

もし「速聴」だけでなく「速読」の技術をも手に入れたら、私の長い文章も1分以内に読むことは可能なはず。(流し読みという意味ではない)

最近、ツイッターが広く普及していて、あの短い文章のやり取りが普通になってきて【若い人は長文読解能力が落ちている】という指摘もある。また歳を取ると長い文章がますます面倒になりますが、それも読解能力が落ちるからかもしれない。

速読かぁ・・・・。その技術が欲しい。

でも速読ができるようになると、この長い文章が2倍、3倍の量になるのは間違いがなさそう。(笑)

自分にとって長いと思う文章と、読者が感じる長さとの乖離がどんどん広がるはず。

そんなのは自分でコントロールすれば良いだけのことだけれど、調整しつつ全体の構造や長さを考えながら書くのって、私にはとんでもない苦痛なのね。それに時間を費やすぐらいなら、もう一本、二本、書きたいと思うぐらい。(笑)

ま、今日は、ジジーになっても「開発できる能力はある」という相変わらずなが~~~い話でした。

m(_ _)m

 

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