ウクライナ情勢が急展開。第三次世界大戦前夜か・・・

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

ウクライナ戦争ですが、ウクライナが善戦している情報がどんどん入ってきていますよね。そしてこのまま行けば、ロシアは負けで決着が着くかもしれないと期待する人が増えている。

ところがここに大きな問題があって、私達が知り得る情報は「西側、ウクライナ側からの情報」ですよね。ロシア側はロシア側で情報は出していますが、「ロシア国内向けの都合の良い情報」「嘘、プロパガンダ」「全く信用できない」と私たちは考えてしまう。私もそうです。

また日本では数名のウクライナ人が「ウクライナ情勢を説明」することがネット上では増えていて、「ウクライナにネオナチなんかいない」「東部にロシア派なんていない」「ウクライナ派とロシア派の紛争なんて起きていない」とまで言う。つまり、「皆が平和で過ごしているところに、突然、ロシアが侵攻してきた」という図式を作ろうとしている。

そうしたい、そう思いたい、世界にそれが真実だと伝えたい気持ちはよ~~くわかる。

でも以前からウクライナ情勢を調べていた人には、この考え方って違和感があるはずなのね。ウクライナ東部で紛争が起きていたことは周知の事実だし、プーチンはそれを止めたいと何度も発言していたし、各国がそれを止めるために協定まで作ったじゃないですか。でもウクライナはそれを無視したのも間違いがない事実。

ウクライナ側としては、ウクライナにロシア派住人がいるということさえも受け入れたくないんじゃないですかね。もし沖縄や九州に中国系、朝鮮系の日本人が多く住み、【独立をする動き】があったら日本政府はどうしますかね。我々日本国民はどう思いますかね。

きっと日本の右翼や保守系団体は「独立派を殲滅する暴力もいとわない人たち」を沖縄・九州に送り込んで「独立派を排除」しようとするかもしれない。この動きが発展して衝突が起きれば、日本には武器は無いけれど【戦闘状態になる】のは想像できる。私だったら、そういう戦闘が起きれば、「独立派を排除して欲しい」って思いますもの。

ウクライナも同じで、ロシア派を排除するために前面に出て戦っていたのが【私兵】であるアゾフ大隊じゃないんですかね。これは右翼の私的兵隊と言っても良くてロシアを徹底的に嫌い、ロシア派と戦闘を続けてきた。これをプーチンは「ネオナチ」と呼んだ。

そんな時にゼレンスキーが大統領になって、ロシアとの対決姿勢を明らかにして、【NATOへの編入】も言い出した。

これこそがプーチンにとっては「青天の霹靂」じゃないんですかね。歴史的に繋がりの深かったウクライナが完全に西側に着き、将来的にウクライナとロシアの国境には「ロシアを向いたミサイルが配備される」ことになるんですから。東部のロシア系住民もどうなるかわからない。となればプーチンも動くしか無いと思うんですよ。

でもウクライナ側、西側からすれば、そんなプーチンを認めるわけにはいかないのは当たり前で、上の沖縄・九州の例えで言えば、独立派を守るために中国が日本を攻撃するなんてことは絶対に許せない。これはたとえ沖縄・九州で住民投票が行われて「独立を宣言した」ところで同じこと。そんなのは日本政府も、日本国民も認めるわけがない。

ところがですね、沖縄や九州が独立宣言をし、それを中国や南北朝鮮が承認したらややこしいことになる。なおかつ沖縄国や九州国が【中国への編入を決め、中国もそれを飲んだ】としたらどうなるか。

日本政府や右翼団体が【独立派を排除しよう】としても、すでに彼らは独立を決めて、中国の一部となったとしたら?それを日本や世界は認めないにしても、東側諸国がそれを認めたら?

沖縄・九州では戦闘となり、住人を攻撃したら、【日本が中国に攻め入った】ことになる。これが正しいかどうかは【見る側。着く側によって変わる】わけで、お互いが相手の言い分を認めなかったら「戦争となる」。

日本人から見れば「奪われた北方領土」だけれど、もし日米が北方領土に軍隊を送り込んだら「ロシアは祖国防衛のために戦う」ことになるのと同じこと。当然、それは戦争を意味する。竹島も同じでしょう。

そもそも私たちは「ロシアのウクライナ侵攻」を【戦争】と呼んでいるけれど、あれはロシアが言うように「戦争ではない」んですよね。国連もそういう見方をしているはずで、あれは「特別軍事作戦」以外の何物でもない。

でも東部地域が独立し、ロシアへの編入を決めたとなると、話が大きく変わってきて、【ロシアから見れば祖国防衛の戦争になる】わけで、今までの戦いのレベルが上がってしまう。

プーチンは兵隊の大幅増員を決めたし、「宣戦布告」の準備に入ったのかもしれない。(でも急ごしらえの戦闘部隊で戦争ができるとも思えず)

今までのロシアって、装備品も兵隊も貧弱だし、作戦もうまく行っていない様子。でも段々、言われてきたのは「ロシアは主力部隊を温存しているのではないか」ということ。戦車にしても戦闘機にしても、ロシアの最新鋭の武器がなぜか投入されてこなかったのはそれが理由かもしれない。

でも私は「投入できるほどの最新鋭の兵器は数もなく、ハリボテの可能性が高い」と思っていて、「これから主力部隊を投入する」と言い出したとしても、私にはブラフにしか聞こえないんですよ。じゃ、やってみたら?と言われて困るのはロシア側かもしれない。

でもプーチンは「最終兵器を使うことを厭わない」と宣言してきたわけで、やっぱりロシアをとことん追い詰めたら何をしだすかわからない。

やっぱり戦争とか紛争って「情報作戦が重要」で、何がどこまで本当かは誰にもわからないし、わからないように作戦を練るんでしょう。

私が気になっているのは、プーチンはヨーロッパ向けのガスもほぼ止めてしまったし、西側からすれば「制裁」かもしれないけれど、プーチンにしてみれば「何も売ってやらないよ」ということでしかなくて、そして実は今でもウクライナにはガスを供給しているらしいじゃないですか。

でも今、ロシアはウクライナの電力などのインフラに攻撃を仕掛けているようで、もしウクライナ向けのガスをプーチンが止めたらウクライナはどうなるのか。ヨーロッパ諸国も同じで、特にロシアに依存する率が高かったドイツはすでにとんでもないことになっている。

ヨーロッパに売っていたガスや石油は中国やインドが安く買っているとのことだけれど、価格も安く量的にも「売れているから大丈夫」というほどの外貨獲得には至っていないという。でもこれまた我慢比べで、制裁慣れしているロシアが踏ん張ったら、ヨーロッパの結束は崩れるかもしれないと思っています。

どちらにしても、プーチンは「今までの状況を一歩進める判断」をしたわけで、それは第三次世界大戦に一歩近づいたとも言えるわけで、今後の動きには注視ざるをえないと思っています。

この動きを上手くまとめている動画があります。

住民投票でどんな結果が出るかわかりませんし、ロシア側がどんなイカサマをやるのかもわかりませんが、少なくとも「ウクライナにはロシア派住民は決して少なくない」ということじゃないですかね。ここを理解せずに、ウクライナ紛争を理解することは不可能のはず。

でもそれを認めると「プーチンに口実を与えてしまう」ことになるから、西側諸国はそこをはっきりさせない。メディアも同じ。だったら、そもそも東部で起きていた紛争ってなんなのよと思うわけですが、多くの人はそれを忘れているし、西側諸国もメディアもそれを思い出さないような言い方しかしない。私はこの傾向に「バカにされている気がする」んですよ。

でもそれをちゃんと報道したら、「プーチンは正しい」なんて世論が起きると考えているのかもしれない。でもそうだとしたら、それもまた「民衆をバカにした考え方」だと思う。でもま、西側としては「悪いやつが徹底的に悪い」という風にしないとうまくいかないのをわかっているんでしょうね。

上の動画でも言われていますが、「ウクライナ軍がウクライナ人を殺している」というのは、今更始まったわけじゃなくて以前から何度も言われていたし、それを訴えるジャーナリストはいた。でもそれを私たちはプロパガンダだ。でっち上げだ。陰謀論だと考えてしまいがちだけれど、ウクライナ軍から見れば、ロシアに通じる住民は「敵国人」であり、スパイ、反乱予備軍でもあって「排除対象」じゃないんですかね。

でも民間人は民間人だなんていう理屈は「戦争の現場」では通用しないのがまさに戦争で、かつて日本軍が現地の住民を殺したという話もそれに似ている。特に中国兵は「便衣兵」と呼ばれる「住民のフリをする」ケースが非常に多く、また当然、敵対する国を応援するのはスパイでありゲリラであり、掃討しても良いと国際法でも定められている。

でも一般住民かゲリラかの区別は簡単ではなくて、「疑わしきは罰してしまえ」というのがマレーシアやシンガポール、そしてベトナム戦争でも起きたことだと思っています。戦争になれば法律なんてどうでもよくなってしまうのが普通で、それの代表はまさに日本に投下された「住民を狙った原爆」「東京大空襲」だと思います。あの行為が正当化される法律はどこにも存在しない。

ましてや相手はロシア。そして思考パターンとしてはロシアと似ていると私は思うウクライナ。そしてそして、自分はいつも善人面するアメリカが背後で動いている。

どうなりますかね~~。

ああ、そういえば、ウクライナ東部のあの州では「かなりの量のシェールガス」が埋蔵されているらしい。またクリミア周辺の海域には石油が埋蔵されているとも言われている。だからプーチンとしては絶対に西側に渡したくないと。ヨーロッパへのロシアの影響力が削がれるから。だからこそ西側は絶対にロシアに渡したくないと。

ありとあらゆる情報が交錯していて、その半分以上は嘘、プロパガンダ、誤解なんだろうと思っていますが、それが「国際関係の真実」なんだろうと思っています。きっと私達が真相を知ることは未来永劫無いかもしれない。日本の真珠湾攻撃を発端とする戦争も同じ。ロシアのウクライナ侵攻もそうなんでしょう。

でも戦争が起きれば悲惨な思いをするのは国民。

でも国の存続を何よりも重視するリーダーは「犠牲が出るのはしょうが無い」と考えているはず。そしてそれに同調する国民もいる。コロナワクチンなんてもろそれだと思っています。今のウクライナがまさにそれに見えるわけですが、私達人間も所詮、存在する多くの生命体と同じで、「一族を守るためには全滅覚悟で戦う」のが真理なんでしょう。もしそれを放棄するなら「全滅は確定」と考えるべきなのかもしれない。

私は人間も蟻や蜂と同じだといつも思うんですよ。攻められたら全滅覚悟で戦う。と同時に、生き残るために他の種族を襲う。そしてそれは「団体戦」であって、一人ひとりの犠牲は「あるもの」として初めから想定されているんじゃないですかね。【全体としての生き残りは、多数の個別の犠牲よりも重要】なのは間違いがない。

だから戦うことそのものを否定しても無理だと思うわけで、いかに被害を少なくするか、無駄死にを減らすかを考えるしか無くて、戦争という「最終決戦を否定するのは不可能」だと思っています。あるいは歴史的にもそうであったように「強い敵になりそうな相手は、早い内に潰してしまう」か。アメリカは近現代でもそれを続けてきたじゃないですか。日本はまさにその標的となったし、戦後の豊かな時代になっても日本が勝ちすぎないように執拗に日本に変化を求めた。その度に、日本は従順に言うことを聞いてきた。柔道でもなんでも勝てなくなると「ルールを変える」のは彼らの常套手段。

地球って全人類が豊かになるほどの大きさ、広さも無ければ、資源も食料もないってことなんでしょうね。だから人類削減計画なんてのはあってしかるべき計画かもしれない。

私は人類を豊かにしてきたのは、思想でもなければ宗教でもない、当然、政治でもなくて、【技術の進化】だと思っているんですよ。この進化によって「無用な戦いは減った」わけで、それは今後も同じかもしれない。

タイムマシンに乗って500年先を見てみたいです。

さてさて、第三次世界大戦なんて起きたら大事ですし、何がなんで止めなくてはならないとすれば、世界はその代償を分け合うこと無く、「弱いものに押し付ける」はず。ウクライナもそれがわかっているからこそ、国民も一丸となって戦う決心をしているんじゃないですかね。

どうなりますかね。

私は第三次世界大戦が起きたら、どう一族が生き延びるかを考えることにします。国やその相手を変えることはできなくても、自分の生き方を変えることはできますから。

これって冗談じゃなくて、もし世界に何かが起きれば私は「オーストラリアに避難する」と考えています。だからオーストラリアとの繋がりをダボ家が切らないのはそれも一つの理由だったりする。もし世界に「人類削減計画」が本当にあったとしたら、その推進者達は「オーストラリアをモデルとする」のはほぼ間違いないと思っています。あるいは世界に大災難が起きた時に生き延びる国はと考えると、私はオーストラリアしか頭に浮かびません。

そしてオーストラリアに日本人の受け入れ体制を作って、かつてのユダヤ人の様にしぶとく生き延びる。

そんな日が来るのか来ないのか。ユダヤ人とてまさかあんな悲惨な運命になるとは誰も想像していなかったはず。

な~~~んていつもの妄想でした。(^_^)v

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。