【リセッションに入る】どころか【世界恐慌が起きる】かもしれない。その理由。

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しかしまぁ、世界は激動の時代に入った感じがありますね。

今、言われていることは「金融クライシスが来るのではないか」、そして「アメリカの凋落」「米ドル支配の終焉」で、「リセッションが始まりつつある」って感じでしょうか。これプラス「ウクライナ戦争の行方」もある。

私はこのブログで、「2023年は波乱の年になるんじゃないか」なんて何度か書いていますが、今ではそんな予感というより、かなり確率の高い激動の時代に入ったと感じています。実際に、クレディ・スイスでは我が人生最大の損失を出しましたし、前に「俺はもう終わった」と思ったリーマン・ショック時よりも酷いことがすでに起きてしまった。(┰_┰)

そして今は、クレディ・スイスの一件は、あれは「これから起きることの序章」かもしれないなんて思うわけです。

つまり、もっと恐ろしい金融クライシスは起きて、世界恐慌が来るかもしれない。

リーマンショックでも私は叩きのめされましたが、あの時は「世界はお金をガンガン刷ってどうにかなった」感がありますが、【お金がじゃぶじゃぶ状態】【低金利状態の維持】はその後も続いていて余分なお金の回収はできていない。それどころかコロナでまた巨額のお金をばらまいたわけで、お金がジャブジャブどころかお金が空を舞っているような気さえします。

だから株式市場に活気が出るのは当たり前で、でもそれを単純に喜んでいたら「かなりヤバいんじゃないの?」と思うわけです。

コロナ後の好景気は良いものの、プーチンのバカタレのせいもあって、インフレはどんどん進行するのが当たり前で、そしてアメリカが利上げを始めた。

これでインフレが収まれば良いものの、そしてその兆候は見えているものの、急激な利上げは続いて、それが経済の重みとしてのしかかり、銀行にも大きな影響がでて、なおかつ取り付け騒ぎまで起きて、大手銀行が破綻した。そして最近は【大きな金融クライシスに発展する。深刻なリセッションが来る】という予想が大きくなってきた。

これが今の時点ですが、これからどうなるのか。

アメリカ政府もFRBも「必要な金は出します」と騒動の火消しを企んでいて、もうすでにばらまきが始まっている。でもインフレ抑制のための利上げはまだやる。

これってなんなんだか私には良くわからないのですが、「インフレ」「リセッション」「金融不安」の3つが同時に起きていて、全てを解消する特効薬なんてあるんですかね。

さてさて、これからどうなるのか。

これに関していつも我が家では息子と討論会をしているのですが、難しくてわけがわからない。これからの我が家の方針も決まらない。

困りましたね~。

ただ多くの予想を聞きまわるのではなくて、【数字を重視しよう】という考え方でいます。数字のみを重視して、【悲観】も【楽観や期待】もなしにして、今の動きをしっかり見ようと。そしてその先に何が来るのか想像したい。そんな風に考えています。

で、今、そういう数字を重視するユーチューバーの動画をよく見るようになりました。これは息子がいつも見ているチャンネルとのこと。

YouTube

サブチャンネルも始めました https://www.youtube.com/channel/UCIzDtQBmK4u_T…

この動画の主は「恐ろしい予測」をしていますが、【全て数字を基本に見ている】ことから説得力があります。

私が良く書く「XXXXな気がする」なんていい加減なものとは違う。(笑)

ただこれを信じるとか信じないとではなくて、こういう考え方があるのを知るのは重要で、あくまで「中立的な立場」で【彼の言わんとする事を理解する】事が重要だと思っています。「俺は違うと思う」とか「違う考え方、見方がある」とか、あるいは「彼の言うとおりだ」ではなくて、【彼の言うことをそのまま、批判も同調もせずにまず理解する】事が重要だと思っています。

この【批判もしない、同調もしない】で、理解することは本当に重要で、それなくして考えを広げても「自分よがりの考え方になる」のは見えていますから。

彼はこれから大変なことが起きるという見方をしています。

例えばこれ。

その他、いろいろ見たら参考になると思います。

問題は「どう対処するか」ですが、何が起こるか正確にわかるわけではないのに対処もへったくれもないのね。ヘッジするにしても【心配するほどのことはなかった】場合、そのヘッジが自分の首を絞める事にもなる。

じゃ、不動産か?なんて思っても、この動画の主は「不動産価格の暴落がクライシスの引き金になる」と言っていて、まさに今の金利高で困っているのはローンを抱えた不動産オーナーで、不動産の下落はもう始まっている。これは今までの【長い低金利の時代】があったから深刻さはハンパじゃないと思います。

高金利でリセッションとなれば、それに飲み込まれる人は多いはず。

当然、ローン破綻が起きるわけで、銀行はそれを回収しようにも不動産の下落が大きければ「不良債権」となり、これが大きな引き金になると言われている。「含み損」も【債券なら償還まで待てば100に戻る】けれど、不動産の下落はいつ元に戻るかわからない。

では「金(ゴールド)か?」なんて思ってもそんな簡単にはいかないのであって、これはリーマンショック時を思い出せば良く分かる。あのとき、多くの人が「金(ゴールド)に逃げれば大丈夫」と思ったはずで、私も金価格の動きには敏感になっていました。

ところが「金は下落を続けた」のね。おかしいでしょ?

でもそのからくりは後で見えてきた。銀行を救うためにアメリカ政府は大きな資金を金融界に投入したけれど、その時に【金塊を貸し出す】こともしたのね。これを借りた銀行は、当然、それを売って現金化するわけで、それが「金(ゴールド)の下落として出てきた」のね。

ということは、「一段落したら【金は暴騰する】と読める」わけです。金(ゴールド)を借りた銀行は、いつか【金(ゴールド)を買い戻して返却しないとならない】のですから。

でもそれは、そういう読みもあるということなだけで、そこに大きな額を突っ込むのは得策ではなくて、お小遣い稼ぎの範疇からは出ないと思います。

結局、私が考えられる対策らしい対策はないわけで、「米ドルは大きく下落する」と読んだところで、【米ドル建ての資産を動かすのは簡単ではない】わけで、もちろんそれはやる気の問題でしかないと言えばその通りだけれど、その気になって大げさに動いてもそれは「ギャンブルになる」のね。

私は今までに「全ての日本円資産をオーストラリア・ドルに替えた」、「全てのオーストラリア・ドル資産を米ドルに替えた」ことを経験して、それは本当にラッキーで良い決断だとは思っていますが、それは【大きな変化が読めた気がした】のと【運が良かった】から出来たことで、突発的な「XXXXショック」みたいな時には動くのは簡単じゃないのね。

リーマンショックがまさにそれで、私はアホヅラして見ていただけで、大波に翻弄された。

だから我が家に出来ることは、【流れを見ながら出来る範囲でヘッジをするしか無い】のであって、大きな決断をするのは怖くて出来ません。

そしてそして、息子と話し合っていることは、【もし万が一、世界の大混乱で資産がただの紙切れになることがあっても、ゼロから復活しようじゃないか】ってことです。

たとえアメリカそのものがなくなろうが、ロシアが核戦争を始めようが、日本が沈没しようが中国に乗っ取られようが、証券取引所が世界から消滅することはあり得ないと私は思っていて(売春と質屋もなくならない)、証券取引所が存在する限り、小金でも握りしめて、そこから「スキャルで復活しよう」と思っています。

今の我が家は中途半端に資産を築いたからそれの保全が気になるだけのことで、それを心配することがなくなれば、若い頃に常に考えていた【波乱こそが大チャンス】になるわけで、大きな混乱の中から再び立ち上がろうと考えています。

我が息子にはまだまだそこまで考えるスキルもないのですが、今日も息子との話の中で「俺がお前に残したいのは、金ではなくて、そういう何もなくなったところから這い上がる技術と、そのやる気と自信だ」と話しました。「その自信がないと幸せに生きてはいけない」と。「もし金だけしか無いとしたら、それを無くす不安に押しつぶされてまともな生き方は出来ない」と。

やっぱり「裸でこの世に生まれきて、いつか裸でこの世を去る」のが定めだと思います。でもそんな人生の中で運良く富を得ることが出来たら、それを分配して皆で笑って過ごせる世界を作る。

これって【ええかっこし~】ではなくて、そうやってこの世界は出来ているはずなのね。隣組も、部落も、市町村、自治体、そして国もそのシステムを持っているから、私たちは生きていける。

私に「足るを知れ」とコメントに書いた読者がいますが、私が足るを知るのはも~~~~~~~~~~~~~っと先のことだと思っています。

いや、どれほど頑張っても足りることはなさそうです。

世の中にはホームレスもごっそりいて、母子家庭の半数は貧困状態だと言われている。これって自分の身の回りも似たようなもんで、親族や友人知人の中には困っている人は少なくない。こんな中で「俺は足りてる」なんて言えるのかどうか。

私の家族も父や母の兄弟姉妹も同じで、特に母の実家は裕福ではなくて兄弟姉妹は多くいましたから、皆で力を合わせ生き延びてきたのね。当然、仕事でうまく行っている兄が妹を助けるとか、その兄が駄目になったら他の兄弟達で助けるとか、そんなことを当たり前にやってきたんですよ。誰も「俺は俺、お前はお前」なんて考えていなかった。だから「足ることを知る」なんていうのは【自分だけの問題】で、皆がそうしたら一族の存続も無かった。

私はそういう中で育ったし、若い頃には親族に助けられたし、それは金銭的にもそうで私に投資してくれた叔父もいた。これって余裕が無いと出来ないことで、一族の中に余裕がある人がいれば、そして連帯感があれば一族が助かる。それは小さな村も自治体も国も同じだと考えています。

だから私には「足るを知れ」なんて自分を中心に考えることは絶対に不可能なのね。もしも神が私に「儲ける力」を授けてくれたとしたら、私はそれをとことん利用するのが私の使命だと思うくらい。そして家族、親族、友人知人の助けになりたい。私が助けてもらったように。

そういう思いが結集すれば、私は日本も変わると思っています。だから私は止まらない。止まれない。

 

 

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