ウクライナは負ける。あるいは世界大戦へ・・・・

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ウクライナ戦争の行方がまるで見えません。一体どうなるのか。まさかプーチンは核を使うのか。

今現在は、注目のバフムトでロシアが善戦しているのが気になりますが、【ロシアはもう余裕がない】のは言われていますよね。弾薬も武器も戦闘車両も底をついて、旧旧式の武器弾薬を使っている、戦車も骨董品まで使うようになっていると。

そして戦闘員もやる気が無いのは最初から言われていて、最近、内輪もめの話も多く出るようになり、先日はなんと【ロシア軍とワグナー部隊が仲間内で撃ち合いまでして死者が出た】との報道もあった。

そして今、西側が援助する武器弾薬、新型の戦車などが続々とウクライナに到着して、ウクライナは大きな攻勢に出るだろうと言われている。

これらから判断すると、「ウクライナが勝つ可能性もある」ように思えてきますし、【ロシアの武力による現状変更は絶対に認めるわけにはいかない】し、ロシアが負けるか、どこかで停戦、終結するように世界は努力している。

この動きから見えることは【ロシアが勝つことは無いのではないか】ということ。当然、勝たれては困るわけですが、【ロシアが勝つ】という見方があるのがわかりました。

そもそも戦争はどこでも同じですが、「まず制空権、制海権を取るのが常識」ですよね。

これは当初ロシアもそう考えていたわけですが、ウクライナの反発にあってロシアは制空権を取れていない。これはウクライナも同じ。でもそもそも航空機の戦闘能力を比べたらロシアの圧勝。

結局ですね、【強力な防空能力】がそれぞれあるから、どちらも制空権を取れないということことじゃないんですかね。

ここで私達に見落としがあったと思うんですよ。

防空能力に限らず、ウクライナの武器は「ロシア製」ですよね。そしてロシアはもう武器弾薬が十分に足りていない状況にあると。

これって「ウクライナも同じ」ってことじゃないんですかね。

西側からどんどん武器弾薬はウクライナに入ってきているけれど決して十分ではないし、ウクライナがどうしても欲しいという【戦闘機】は西側が出さない。当然、西側から西側の戦闘機が入ったところで、ウクライナがそれをすぐに使えるわけもなく、「ロシア製の戦闘機ならすぐに使える」ということで、(ロシア製の)ミグを持っている国が提供を申し出ている。

ところがですね、これをちゃんと飛ばすことができない状態にあると。

それはロシア製であるからして、整備をするにしても故障を直すなり武器や部品のサプライにしても【ロシアから入手するしか無い】と。

そしてですね、【アメリカの最高機密文書が漏洩】したじゃないですか。そしてあれは正式文書だとアメリカ国防総省は認めた。

その中に書いてあったことですが、5月3日にウクライナの武器が枯渇すると。(防空能力がなくなる)

この日にちがはっきりしている不思議さは横においておくにしても、ロシアがそもそも武器弾薬が足りていないのは、同じ武器を使うウクライナも供給がないのは同じこと。

ここで問題となるのは【防空ミサイル】らしいのね。戦闘機を撃ち落とすためのミサイルです。

これがあるから「ロシアに制空権を取られないでいた」わけですが、これが枯渇するのはわかっているらしい。

これらのことを前提として考えると、「これからどうなるかのストーリーが見えてくる」んじゃないですか。

本来、戦争はまずステルス戦闘機が敵の陣地に入り込んで、あるいはミサイルで「防空網を叩く」わけですよね。だからF22やF35のような【ステルス機】が重要となる。これでレーダーやミサイル、敵の戦闘機を壊滅すれば制空権は取れるわけで他の戦闘機攻撃機爆撃機が敵陣を攻撃できる。これが戦争の常識。

だからこそ、ウクライナは「戦闘機が欲しい」と言い続けてきたわけですよね。戦闘機があればロシア機が侵入してきてもそれを迎撃できる。

でもウクライナには十分な戦闘機がない。そして【地対空ミサイルも枯渇する】であろうことがわかっている。

どうなります?

ウクライナの防空能力が低下すれば、質量共に圧倒的な空軍を持っているロシアのやりたい放題となる。

漏洩した機密文書に書かれていた5月3日とはまさにその日のこと。

ロシアは爆撃機も多く保有していますし、ウクライナ全土を焦土化するのも可能。

核なんか使う必要もない。

つまり「ウクライナが負ける」ことが見えていることになりますが、つい最近、バイデン大統領が時期大統領に立候補すると表明しましたよね。

ウクライナが負けると、「今まで何をやっていたんだ?」とバイデンは世界から、国民から大きな突き上げが来るのは間違いがない。能無しのレッテルを貼られてもしょうがない。

そんな状況にあるのに、「なぜバイデンは次期大統領に立候補すると決めたのか」。ここがポイント。

「バイデンは腹をくくった」と考えることが出来る。

つまりですね、絶対にロシアを勝たせるわけにはいかないことから【アメリカが参戦すると決めた】のではないかということ。そうしなければウクライナは負けるのだから。

でもアメリカ、NATOが手を出せば、それは【世界大戦になる】ことを意味する。当然、その機会を中国は見逃さないだろうし、イランはイスラエルを叩くかもしれない。

こういう考え方って、それなりに筋が通っているような気がします。

どう思います?

世界大戦にならないようにするには【アメリカ、NATOは絶対に参戦してはならない】ことになりますが、それが【ウクライナが負けることを容認することになる】としたら?

バイデンは立場がなくなりますから、責任逃れを考えるのが普通でしょうが、バイデンは【次期大統領に立候補する】と。

つまり「とことんやる腹積もりを決めた」ということじゃないかと。

この考え方を持っているのが、あの青山繁晴議員です。

まさかと思いますが、今のまま時間がすぎればそういうことになるだろうと考えるのは私も理解できます。

あるいは、アメリカ+NATOが、間に合うかどうか分からないにしても【西側の戦闘機と防空システム】をウクライナに供給するしかない。

そうなれば、もう武器弾薬も足りないのがはっきりしているロシアは手も足も出なくなる。

では「手も足も出ない」と自覚したプーチンはどういう「次の手」を考えるか?

ウクライナはクリミアと東部ウクライナをロシア領として明け渡せば戦争は(とりあえず)終わる。でもそれは「ロシアの武力による現状変更を認めることになる」から世界は「ハイそうですか」と言えるわけもない。

ロシアの侵攻当初は「電光石火のようにロシアが勝つ」と世界が思ったわけで、でもウクライナが善戦しそれを援助してきた今となっては「ロシアの勝ちを認める訳にはいかない」んじゃないですかね。

プーチン暗殺なり、ロシアで穏健派による政変が起きるのか?

意外にゼレンスキーが暗殺されて、求心力がなくなったウクライナはロシアの要求を飲むのか。

そもそもですね、どうして今回の「ロシアによるウクライナ侵攻が始まったのか」と最初に戻れば、私は【アメリカ、NATOがプーチンを追い込んだから】なのは間違いがないと思うんですよ。NATOの東進はやめてくれと何度もプーチンは言っていたし、東部での長く続く小競り合いは間違いなくあって、それをどうにか止めてほしいと願ったのはまさにプーチンであって、「そうしよう」とミンスク合意に西側も動いたけれど、なんと当事者のドイツのメルケルが【あれは時間稼ぎだった】なんてカミングアウトしてしまうし、合意を無視していたウクライナを思い出せばどうしたってプーチンは「嵌められた」と思うのが当たり前じゃないですか。

私はやっぱりアメリカ側に「ロシアをぶっ潰す」という大本の計画があったと思っていて、アメリカのミヤシャイマーやキッシンジャー、その他著名人も「このままロシアを刺激するとうまくない」と何度も警告を出していたじゃないですか。

そもそもかつてウクライナには親露政権が立っていて、それがまるで革命のような動きで潰された。当然、その背後にはアメリカが見え隠れしていたじゃないですか。

「民主化運動」なんていうと、誰しもが「やれやれ、頑張れ」って思ってしまうけれど、本当にそれで良いのかどうかは疑問。

アラブの春もそうで、私が驚いたのは「リビアのカダフィー大佐を反体制派と多国籍軍で殺害した」こと。カダフィー大佐は「アフリカの星」「アフリカの希望」とも言われていて、豊富な石油資源を使って「リビア独自の生き方を模索していた人」。でもそれは西側から見ると「余計なことをしている」となるんでしょう。

イラクのフセインも「大量破壊兵器があるというアメリカのガセネタでイラク戦争が始まり潰された」。

そりゃカダフィーもフセインも問題がないとは思わないけれど、私は「自主独立」を許すべきだと思うのね。なんでもかんでも「西側の価値観が絶対だ」と押し付けるのが良いのかどうか。

ロシアも同じで、私はロシアって恐ろしい国だと思うし、プーチンも怖い。でも彼が主張することで賛同できる部分もあるんですよ。私としてはプーチンは決して敵に回してはならない相手だと思うし、まぁ、味方だとしても信用もできないわけですが、【彼が愛国者なのは良く分かる】のね。そういう意味で、トランプや安倍さんとも繋がりが持てていたと思うのだけれど、バイデンは昔から「敵対心を丸出し」じゃないですか。

「お前の価値観、生き方なんて認めない」と公言しているのと同じ。

私はやっぱり「かつての日本」を思い出すのね。私は決して「太平洋戦争に突入した日本を美化しようとは思わない」のだけれど、日本には日本の言い分があるわけですよ。今ではそれを日本人自らが否定するようになっているけれど、アメリカが「最初から日本を叩き潰す計画を持っていた」ことに憤りを感じるのね。

とにかく、私は「世界は皆自己中」「それぞれ大事にしたい価値観も生き方も違う」と思っていて、【常に西側が正しい】と考えるのは問題があると思っています。でもアメリカは常にそれを押し通す。

プーチンが2021年にした演説なんて、「俺たちには俺たちの生き方がある。それを潰そうとしないで欲しい」という内容に聞こえるわけで、私にしてみればアメリカの独善より筋が通っていると思うくらい。

ま、私はナショナリストだし、グローバリズムは世界を独裁主義、全体主義で強引にまとめようとしているだけに思う。

そういう意味で、プーチン、トランプ、そして安倍晋三は「愛国者」という共通点があって、「お互いに認めようとする考え方」がそこにあるような気がするわけです。そして「そんなのは認めない」という勢力にはとことん戦いを挑むというのも共通点があると思っています。

でもそれはグローバリストに言わせれば「異端」であって、「排除すべき存在」なのもわかる。

そしてグローバリストは言う、「俺のやり方に従え」と。これがまさにオバマであり、バイデン。

そして日本はその後を追う。

私は、日本はこの際、鎖国してくれと思うくらい。(笑)

ああああ、そういえば、日本は「韓国のホワイト国への復帰を決めた」んですってね。これもまたアメリカからの圧力だと思うけれど、日韓問題って何も解決していないのに、日本からの要望要求は一切無視されているのに、アメリカの言う事は聞く日本。

日本はやっぱり「小国でしか無い」から、アメリカの言う事を聞き、そして状況が変われば中国に尻尾を振り、そうやって生きて行くしか無いのだろうと思ったり。

残念です。

彼らの言うことを聞くにしても、せめて「言いたいことぐらいは言う日本」であって欲しいなぁ。

 

 

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