(細胞が新品になる)オートファジーに関して

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皆さん、オートファジーってご存知ですよね。

私達の皮膚って、古い皮膚は落ちて新たな皮膚が出来るじゃないですか。それと同じ様に、体中の細胞が一定期間のうちに入れ替わる。

身体の重要構成要素である「タンパク質」も同じで常に更新されるわけですが、【古いものが破棄されて新しくなるのではないシステムがある】のがわかったんですね。存在するタンパク質を「分解して、再構築する」まさにリサイクルシステム。

この発見で日本人化学者がノーベル賞を取って有名になりましたが、この分野では日本が世界の先端を走っているようで、色々なことがわかってきているとのこと。そしてこのオートファジーが【老化】にも大いに関わっている様子。

普通一般的な成人は毎日70グラムのタンパク質を接種するべきと言われていますが、なんとこのオートファジーでリサイクルされるタンパク質は260グラム程度もあるらしい。つまり、そのリサイクルシステムがうまく動いているのか、動いていないのかで私達の健康にも大きな違いが出る。そしてその機能は年齢とともに弱くなる。

ではオートファジーがうまく動くようにするにはどうしたら良いのかと言う点で「絶食とか断食が良い」と言われている。だから「毎日、16時間は何も食べない時間を作る」ことが推奨され、それを実行する人も多いですよね。

そのオートファジーを詳しく知ることは私達の健康や寿命に大切だと思うのですが、今回、かなり詳しく、しかしわかりやすい説明動画を見つけました。

このオートファジニーの先にあるものは「不老不死」とも言われていて、今の科学がどの程度まで来ているのか、この先には何が起きるのか、そんなことも見えてきます。

面白いと思います。

この話の中で驚いたのは、私達は「誕生、成長、老化、そして死」という順序があると考えますが、世の中には「老化をしない生物」もいるんですってね。それは「アホウドリ、ゾウガメ、ハダカデバネズミ」などで、彼らは「老化せずに、ある時、突然死ぬ」のだとのこと。

また「死なない生物」も存在していて、それは「クラゲの一種(名前は忘れた)」で、成長を続けたある時点で、【若返っていく】とのこと。つまり、年寄りがあるときどんどん若くなって子供になり、それが繰り返されるとのこと。

こんな生命の神秘の一分野がオートファジーでもあるようで、実験でオートファジーが動かない個体を作ったり、また促進させたりして、どんどん色々なことがわかっている様子。

「不老不死」を夢見る人たちは多いし、私としては「死ねないことは苦痛」だと思うものの、「ピンピンコロリ」はやっぱり理想の生き方で、アホウドリやゾウガメが「老化しない」メカニズムが解明されるのも決して遠い将来ではないかもしれないと思っています。

とりあえずは、「オートファジーを活性化させることは重要」なのは間違いがないようで、頑張ってみようと思っています。

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