とうとう「コンドの値上げ」の打診が来た

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今、私達が住んでいるモントキアラのコンドですが、2017年に入居してから「レントはそのまま」だったんです。

そろそろまた更新時期なのですが、オーナーから「値上げをしたい」との連絡。約5%の値上げですが、iPropertyで相場を見ても、そのレント以上の部屋は出ていない。同じ間取りの部屋で「家具無し」の場合は20%以上安い。なおかつきっとそれらのレントも「交渉次第でまだ下げられる」のかもしれない。

困りましたねぇ。

新しいコンドも周りに出来ているし、ただ今のユニットほどの広さは無いにしても、「新しいコンド」に興味がないわけでもない。

でもやっぱり今のコンドが好きなんですよ。まだまだ古さは感じないし、部屋に大きな問題が出たこともなく、巷の話を聞くと「我が家はラッキーだ」と思うくらい。でも「家具は安っぽい」し、自分の家だったら絶対に買わないようなものばかり。電化製品も同じ。

ただ、なんと言いましょうか。マレーシアに来たのは「人生を楽しむため」でもなくて、ある意味「駐在組と同じ」なのね。仕事で来たわけです。だからQOL(クォリティーオブライフ)に拘りはなくて、「問題なく住めていればそれでオッケイ」なのね。そしてもうそれに慣れちゃったし。

ということで、「値上げ」を受け入れることに。

ハァ・・・・・。

でも基本的に「仕事でマレーシアに来ている」ものの、【事務所もない】のね。その代わり3500スクエアフィート(330平米)以上のユニットで、家族のプレイルームというか事務所に使える部屋もあって、そこを我が家は「ディーリングルーム」と呼んで使っていますが(笑)、「会社を設立して事務所、仕事場も持つ」ことを考えれば【安い】のね。

だからしょうがないかと。

今のコンドは生活&仕事空間としては十分過ぎるほどで、かつてヨメさんと私と二人で生活を始めたのは、池袋のサンシャインシティにある22平米の本当に小さな小さなワンルームマンションだったことを思い出すと隔世の感があります。(笑)

さてさて、我が家にもインフレの嵐が来たというか、前の日記に書きましたが、【我が家にインフレを起こさなければならない】と思うようになったばかりのタイミングの良さ。(笑)

アメリカやオーストラリアに比べたら、コンドのレントも我が家の生活費も【かなり安い】のは間違いがなくて、それに甘んじること無く、アメリカでもオーストラリアでも「問題なく生活できるダボ家でありたい」と考えるようになりました。

目標は高く保つ。そして「自らお尻に火をつけて自らを脅かす」ぐらいじゃないと、マレーシアのぬるま湯に浸かりすぎた怠け者からの脱却は出来そうもない。

そういえば、マレーシアに来る前からマレーシアのコンド事情はかなりしつこいぐらいに調べていた私ですが、「いつかこんなコンドに住みたい」と思ったコンドがあったんですよ。でも実際に今のコンドに住み始めてからはそんなこともそのコンドのことも完全に忘れていて、思い出すこともありませんでした。

でもフトあらためて調べて思い出に浸っていました。こんなコンドにいつか住みたいと夢を持っていたこともあったのだと。

【The Binjai on the park】。KLCCの公園の周りにあるコンドでスリアKLCCの反対側にあるコンド。当然、日本人も少なからず住んでいるようで、「いつかここに・・」なんて夢見ていたこともありましたっけ。この動画の内装の良し悪しは別にして、立地と間取りには強い興味を持っていました。

そしてBangsarにある25ユニットしか無い隠れ家的な高級コンド。【Rhombus】

高級コンドが好きってわけでもないのですが、わざわざクアランプールまで来たのだから、一生懸命頑張って「一生の思い出になるようなコンド」に住むのも良いなと思っていたころもあるということ。

でも今ではやっぱり「利便性」が第一で、そして「問題が起きないコンド」であることが重要だと思っています。そういう意味で今のコンドはほぼ完璧で、新しいコンドが気にならないと言ったら嘘になりますが、引っ越しの面倒さと「引っ越ししてから必ずなにか不具合が起きるというマレーシアあるある」を考えますと、今のままでいいじゃないかと思ってしまいます。仕事環境としてはほぼ100点ですし。

あの半端じゃないインフレのアメリカ、そしてオーストラリア。とんでもないと思うけれど、半端じゃない数の日本人同胞もそこで頑張って生きているわけで、私達もボーっとしているわけには行かないと思うようになりました。

私達はNYやシドニーのど真ん中で生活しているつもりで頑張るつもり。実際にそうやってまだ30代前半の次男坊家族は親族もいない、親方日の丸で守ってくれる企業もないシドニーで一生懸命生きているのだから。

私もそれに続こうと思う。

 

 

 

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