AIの進化が止まらない & 自分との関係

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AIの進化が凄いですね~~。

私の場合、ChatGPTのようなAIを毎日の生活の中で利用するということは無いし、必要を感じていないのですが、「趣味の世界」では興味津々。

特に映像や画像に興味がある私は、画像(映像)生成AIは気になっています。

画像AIも凄いことになっていて、こんな画像を「文字から作り出す」ってマジ?としか言いようがない。

ただ「映像」に関してはまだまだ使い物にならないと思っていたのだけれど、これまた凄いのが発表された。まだ一般公開はされていないものの、進化のスピードには驚くばかり。

ChatGPTを世に送り出している「Open AI」が発表した【Sora】という「文章から映像を作るAI」が凄い。

早く使ってみたいな~~。

ホリエモンはこんな風に言っている。彼もSNS上にフェイク画像をだされて、実害が少なからず出ているのがわかる。

AIの進化のメリットは凄いものがあるけれど、デメリットもいろいろあるわけで、やっぱり気になるのはホリエモンも言っているけれど「フェイク画像(映像)」がいとも簡単にできてしまうこと。また「オリジナリティの確保」「著作権の確保」も問題があって、「画像生成AIが作り出した画像が著作権侵害をしている」とか、「自分が作ったAI画像は侵害をしているのかしていないのか」「自分の作品は保護されるのか」とかの問題はまだ解決されていない。

だから「商用はしないでくれ」というAIもあれば、「作品を商用でも使えることを保証しているAI」もある。

これは当然、「文章も同じ」なわけで、「卒論や論文」もややこしいことになるんでしょうね。学校内では「AI禁止」を決めているところもあるけれど、「AIが作ったものをどこまで見破れるのか」が気になります。

今の時点でもフェイク画像は簡単にできてしまうし、私みたいな「趣味」の人は良いにしろ、商用やオリジナリティを重視する分野は大変でしょうね~。

こんなレベルが低いフェイク映像でも騙される人は続出している状態。

こんなこともある。

下のは私の写真から作ったフェイク映像。誰でもこんなのが簡単にできてしまう。

つまり、誰の画像を使ってでも「好きなことを喋らせられる」ってこと。これは「原稿は日本語」で書いて、それを好きな言語に変更できて、それは当然AIがやってくれる。また「原稿さえもこんな内容で・・」と入れれば自動生成される。

この声は他人の声ですが、今では「自分の声」で喋らすことも可能。これは「AIにそれなりの量の自分の喋り言葉」を覚えさせると、AIがそれから私の声を自動生成するということ。

これらは「顔だけ動いている」わけですが、背景や体全体を動かしながらの「フェイク動画」もこれからは簡単にできるようになるんでしょうね。

それらがSNSだけじゃなくて大手メディアの報道にも出て来る時代がくるんでしょう。

真偽を確かめるのも難しいし、それをやっていたら「間に合わないニュース」もあるんでしょうし、原作者が出てきて「これはフェイクです」、あるいは「私が作ったものに間違いがない、真実です」という「フェイク映像」も出てくるはずで、「AIの作品を見破るAI」も必ず出てくるにしても、「それをスルーできるAI」もイタチごっこで出てきそう。

「自分で直接見聞きしたものしか信じない」なんて時代が来るのか。どれだけ信頼をしている人の発信でも、その人が「騙されているかどうか」まではわからないし。夫婦でも家族でも信用できないなんて時代が来そう。

災害や戦争の「映像」を見ても、「フェイクだろう」なんて思いながら見る必要がある時代になっちゃったんですね~。

---(追記)---
 

投資やトレードの世界にもAIは確実に入ってきているわけですが、それに関して。

このブログで書いている「トレード」に関しては、【私達がAIにやられてしまう】ことは無いと私は思っていて、それは「私達みたいな雑魚を相手として開発者は考えていない」と思うから。AIが投資やトレードに利用できるとすれば、それはもっと大きな市場を想定するはず。

でも私達の手法を「自動化する」「最適化する」という意味でのAIは使えるはずで、すでに「AIに売買させてみた」なんていうユーチューブ動画もチラホラ出ている。

この辺に関して、たまに紹介する「元機関投資家」で働いていた「モハPチャンネルさん」の見解を聞いてみましょう。

私が思うに、このモハPチャンネルさんは「機関投資家的な発想が基礎にある」といつも感じています。いわゆる「表通りを歩いている人」なのね。だから大手の投資家や一般的な投資家、専門家、専門家に近づきたいと考える人達向けだと思う。

でも私みたいなトレーダーは「ニッチの世界の住人」なわけで、「裏通りを歩いている」自覚があって、【表通りを歩く人達の裏をかくことも重要】だと考えています。私の基本中の基本である【将来の予想はしない】なんてのもそれで、「値動きだけを重視する」考え方。これって「裏通り的な考え方」で、【表通りを歩く人達はもっと大きな視野で、時間軸も長く、市場や経済を見ている】のが普通。だから「絶対に将来の予想をはずすことは出来ない」のね。これが【世の中の常識】。

でも私は「眼の前の10分~1時間」が何よりも重要で、そう考える人って極々少数派でしかないし、そういうトレーダーは「表通りの人たちの話を聞いてもしょうがない」わけです。「これからアメリカ経済は下降するであろう」なんて予想があったにしろ、目先の10分~1時間では、それって全く関係ないことなのね。

だから株式にしろETFにしろ、先物、為替、暗号通貨にしろ、【視点がまるで違う】わけで、彼らの視点で短期売買は出来ない。ま、大きな海で「漁業をする」にしても、大型船団で大量に捕る場合と、手漕ぎボートで小魚を釣る場合とは【全く考え方が違う】のは当たり前。

だからAIにしても見方が違うのは当たり前で、「手漕ぎボート用のAI」を開発するAI専門家が多いとは思えません。

でも手漕ぎボート用のAIが出てくるのも間違いがなくて、それって昔から存在する「自動売買ソフト」がまさにそれ。だからその分野で「AIによる進展はある」だろうとは思っています。でもそれは「閉鎖的な個人、小グループで進む」はずで、【良いものが開発されても、それが私達の目に触れることは絶対にない】と思っています。もし「個人の弱小トレーダー向けのものが発表」されたとしたら、私は「詐欺に近いだろう」としか思いません。

そんなのを売るより、「自分で黙って使えば良い」わけですから。

では自分でAIを開発できるのか?ChatGPTは使えるのか?ということですが、私の場合は「出来ない」と諦めています。そんなスキルは自分にはないから。

でも自動売買ソフトを開発できる人には「面白い将来が待っている」かもしれませんね。

ではそういうAIが広がったら私みたいなトレーダーは駆逐されるのか。

それもないと思っています。それはまさに「漁業の世界」を見ても同じで、零細漁業従事者はそれなりに生きていける。ただし、何十億円何百億円も動かすようになったら話は別で、「同じ方法では無理」なのは明らかだし、あのテスタ氏もBNF氏も「大金を稼ぐようになった」あとは、自ずと売買手法を変えざるを得ない、違う投資を考えるしか無いのは当たり前だと思います。

では私みたいなゴミ投資家は大きくなれないのか。

ここを真剣に考える必要があって、でも「道はちゃんとある」のね。

それが「ロットを大きくする」ことであり、「長期投資に使える手法を開発する」ことで対応できる。ロットを大きくしても「あるところで必ず頭打ちになる」のは明らかで、自分の注文で「値が動いてしまう」ようになったら「自分の戦略は使えない」ことを意味する。

でも「長期投資にも使える手法」であるならば、長期投資に少しずつシフトして行けば良いだけのこと。長期投資はまさに大手の投資家、機関投資家がやっているわけで、「とんでもない金額が動く世界」だから、それこそテスタ氏だろうがBNF氏だろうが、「吹けば飛ぶようなトレーダーでしか無い世界」。

今はまだゴミ以下のレベルのトレーダーだとしても、「将来に続く手法を磨き上げるのが重要」だと私が書くのはそれが理由。「目先の利益を出すことばかりに集中」してしまうと、ある時、身動きがとれなくなるのはテスタ氏もBNF氏も同じだったんじゃないですかね。

テスタ氏も「年収XXまでは簡単だった」と言っているでしょ。BNF氏も「自分が動かせるのはXXXXまで」でそれ以上は動かせないと不動産投資に回したりしているのがそれが理由。でも面白いのはテスタ氏がいう額と、BNF氏がいう額が違うのね。それはまさに「二人の手法の違い」だと私は思っています。

どちらにしても「自分の手法に将来性があるのか無いのか」を考えるのは重要で、目先の利益ばかりを追うといつか壁にぶち当たるのは「一般的な実業でも同じ」だと思います。

これは最近、暗号通貨のデイトレを始めたシドニー在住の次男坊も同じで、彼は今、有頂天になってトレードにのめり込んでいますが、仕事の都合でトレードできるのは土日も動く暗号通貨のみ。で、土日にはたっぷり時間もあって「数百ドル」は稼いでいて、ウィークデイはほんの短い時間だけトレードはして、数十ドルから百数十ドルの利益を出すのが精一杯。

「ではそれを5倍10倍にできるのか?」(ロットを大きく出来るのか?という意味)と先日も聞いたのですが、「絶対に無理」という返事でした。つまり同じ手法が通じるほど「出来高がない」ということなのね。また彼の手法も「現物と先物の動きの違い」からチャンスを見つけるニッチな方法で、これは「テスタ氏の手法を真似た」と言っておりました。私には全くわからない手法ですが。

「オヤジにもその方法を教えるね」なんて言うのですが、断りました。どれほど素晴らしい方法だとしても私はそれをやるつもりはゼロですし、逆に次男坊に言いました。「将来に繋がる手法に集中しろ」と。それ無くして大きくなることはないと。

これって私も歩いてきた道なのね。30年前は私も小幅取り専門で、それも「値動きが大きくない時間外取引」での出番が多かったんですよ。時間外は動きが小さく緩慢だけれど、「小幅取りには適していた」わけです。でも当然、出来高も少ないですし、「大きくなることは絶対に不可能」だったのね。でもそれでも良いと思っていたわけです。「まずは利益を出さなければならない」わけですから。

でもいつかそれを卒業する時が来るわけで、その時には「新たな手法をまたゼロから開発する必要がある」わけです。これって「スタートからのやり直し」を意味する。

だからたとえ効率は悪くても「将来に繋がる手法が重要」だと私は考えるようになったし、心身ともに激しく削られるような手法も長続きしないのも痛感した。

だから「今のダボ家が考える基本戦略」を次男坊には「押し付ける」つもりですし、それを磨くのがやるべきことだと伝えました。

「うん、それはわかる」というのですが「でも今、最高に面白いんだよね~」とも言う。でもあえてそれを私は否定もせずに、「どんな手法でも良いと思ったらとことん突き詰めるべき」だとは言いました。「ただ、そのドツボにはまってはならない」ってことなのね。

「引き出しは多く持つ」のが良いと思いますから。でも「何が自分の将来にとって重要なのか」を見失ってほしくないということ。

我が家の野郎ども3人がこれから手を携えてやっていくわけですが、三人三様まるで性格も違いますし、どうなりますかね~~。

少なくとも「私が先にいなくなる」のは確定しているわけで、「オヤジのやり方ってわけがわからない」みたいなことでは「私の存在意味が無い」わけで、私を土台、踏み台にして育って欲しいと願っています。私が何十年も悩み試行錯誤したのと同じ道を彼らに歩いて欲しくないから。

そんな中でAIが我が家にどんな関わりが出来てくるか。それは全く想像もできないことですが、少なくとも私が生きている間に「AIがないとどうにもならない」ようなことは起きないだろうと楽観しています。でもま、もしそれが起きたにしても「我が家は手漕ぎボートの漁師」ですし、どちらにしろ「大型船団」が何をしようと関係ないですから。私は大型船団の金魚のうんちみたいにあとを追いかけて生きるのではなくて、全く関係ない小動物としての生きる道を考えているし、それで「生き延びること」は可能だと思っています。

この世界が面白いのはまさにそれで、最初は手漕ぎボートでアジを一匹ずつ釣っていたのが、竿を50本出して50匹ずつ釣ることは可能だということ。こんな事ができるのがこの世界にしか無いと思う。でも大型船団みたいに「何千匹を一網打尽にすることはまず絶対に不可能」。(笑)

AIが重要になるのは、私は「大型船団同士の戦い」には重要だということだろうと思っています。

ま、どちらにしろ我が家はこの路線で行きます。

人の行く 裏に道あり 花の山

---(追記)---
 

もう一つ重要なこと。

AIが個人や企業の中に広がるのは間違いがないですが、それらは「膨大なデータ」が必要なわけで、そのサーバーの需要が恐ろしいほど増えるだろうとのこと。そして「演算能力も高い必要がある」わけで、半導体の世界は大盛況となる。ま、これはすでに「株式市場には出ていて」、アメリカの株高も彼らが先導している。

でもここで注目するべきは、「それに必要な電力が半端じゃない」とのこと。そしてその規模は、「電気自動車の普及による需要増どころじゃない」らしいのね。世の中が電気自動車で溢れ、個人も企業もAIを駆使するのが当たり前の時代になると、今の電力供給では「全く足りない」とのこと。

そもそも電気自動車でさえも「普及したら電力需要が恐ろしいことになるだろう」と言われているわけですが、どうもAIの普及はそれさえも超える電力需要が起きるらしい。

だから「核融合発電」も急がないとならないのだろうし、半導体自体も「次世代の半導体」がどうしても必要となるとのこと。

ここで「日本が動いた」という解説を見つけました。

NTTなどの主要企業が中心となって、「光で半導体を動かす」とのこと。

日本頑張れ!!と大きな声援を送りたいと思いますが、前のいくつかの日記に書いたように、「日本の富は外資に吸い取られる構造」があるわけで、「日本、有難うね~~」なんて外国に言われて、日本、それ以上に「日本国民にどんな恩恵があるのか」が気になっています。

私が懸念するのは、今まで通りに「やっぱり日本って凄いねぇ」と言うばかりの【貧乏人が増える】ことです。

ま、開発自体日本人だけでできるわけでもなく、海外からの投資も必要だし、【そもそも関係企業にはすでに外資がしっかり入り込んでいる】わけで、日本が鎖国できるわけもなく、法人税を高くすることも不可能で、日本人は「安い給料をもらって働くのみ」になってしまうことが気がかりです。

かといって、じゃぁ「新NISAで頑張る?」ってのもなにか違うと私は思うわけで、どうにか「国民にも恩恵がある方向で動いて欲しい」と心底願っています。

な~~んてのも、ただの理想論でしか無くて、「投資家が利益の大部分を受け取る」のが当たり前の世界の構造で、「だから共産主義にしないとならないのだ」という人もいるかもしれませんが、それは私に言わせれば「もっと恐ろしいほどの実現不能な理想論」だと思っていて、弊害が多すぎるし、そういう世界で「まともな技術の発展もない」と思っています。

だから「自分でどうにかするしか無い」という結論しか私には出せないわけで、世の中は「今だけ、自分だけ、お金だけ」という様に動いていくのも「必然」としか思えないのです。

困りましたねぇ。

でもそういう社会だからこそ、我が家は大家族主義で「一人が皆のことを考え、皆が一人のことを考える」コミュニティを自分の周りに大きく育てたいと思っています。

でもそのためには「それぞれが皆のためにも頑張って稼がないとならない」わけで、そこそこの給料や年金を貰えればよいというわけにも行かない。

だから「足るを知れ」なんて悠長なことは言ってられない。

自分一人で生きていくならそれでよいのかもしれないですが・・・。

 
 
 

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