【投資・トレード】面白いプロ(ファンドマネージャー)を見つけた。必見!!

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いや~、こんなプロもいるんだとびっくりしました。

私が考えているのとほぼ同じことを提唱している。

私は投資・トレードの世界では「ニッチな世界」の住人で、【常識外れ】なのは自覚していて、でもそれが重要だとずーっと考えていたのね。「他人と同じことをやっていたら駄目」なのは実業の世界の鉄則だし、それは投資・トレードも同じだと。

だから「一般向けの投資アドバイス」みたいなものはほぼ完全無視でいたわけです。だからこのプロの存在も知らなかった。いや、前にちょっとだけどこかで見たことはあるのですが、なんだか変なオヤジだなと思って気にもとめなかった。

でも今回、彼のある動画を見ていたら、びっくり。私の基本路線と同じことを言っている。こんなプロもいるんだと思った。彼はかなり異端じゃないですかね。

石原順氏。

ファンドマネージャー (海外ファンド運用)
1987年より株式・債券・CB・ワラント等の金融商品のディーリング業務に従事、1994年よりファンド・オブ・ファンズのスキームで海外のヘッジファンドの運用に携わる。為替市場のトレンドの美しさに魅了され、日本において為替取引がまだヘッジ取引しか認められなかった時代からシカゴのIMM通貨先物市場に参入し活躍する。相場の周期および変動率を利用した独自のトレンド分析や海外情報ネットワークには定評がある。現在は数社の海外ファンドの運用を担当 する現役ファンドマネージャーとして活躍中。ラジオNIKKEI「ザ・マネー」金曜日パーソナリティー、同「キラメキの発想」準レギュラー、同「楽天証券PRESENTS 先取り★マーケットレビュー」メインパーソナリティー。

私は「予想はしない」のが基本中の基本ですが、予想をしないなんていうプロには私は出会ったこともネットの中で見たこともないんですよ。で、彼は「予想はしない」とは言わないけれど、「上がろうが下がろうがいろいろ考え方はあるけれど、そんなのは関係ない」と言う。

ではどうするかというと、彼の独自のチャートを重視し、【上がれば買う。下がれば売る】を【自動的に繰り返すだけ】だというのね。

つまり、スイングトレードをして、常に「買っているか、売っているか」を延々と繰り返すだけの様子。ここで重要なのは「チャートを重視するだけ」でファンダメンタルズは一切考えないということ。

こんなファンドマネージャーが存在するんですね。

ただし、それは私が見た「一般向け」の動画の中でそう言っているだけのことで、彼の業務であるファンドマネージャとしてそういうやりかたをしているのかどうかはわからない。あくまで「個人としてのトレード」ではそうしているってことかもね。

というのは、話の中でファンダメンタルズの話はちゃんとするし、それをどう考えるべきかも話しているから、私みたいな「完全無視」とは違う。「現状分析」も彼はしっかりやっていて、そこからどういう将来が来るのかは考えている。でもそれを「予想として行動に結びつけることはしない」のね。「予想はしないけれど、想定はする」という、この違いをしっかり自覚するのは大事だと思います。

そして想定はいくつか持つべきで、「最良のシナリオ」「最悪のシナリオ」は必ず考えて、その動きが見えた時にはどうするか「事前に決めておく」のが重要だと思います。「損切りラインは決めておき、理屈抜きにそれを守る」のも同じで、その時に考えれば良いなんて思っていると、その時が気ても「もうすこし我慢してみようか?」となるのが普通。で、地獄まで連れて行かれる。私もそんな経験は嫌というほどしました。我慢して我慢して、もう駄目だ、我慢できないと思って投げたところが「日経平均の底値だった」なんてこともありました。ピンポイントがわかるって凄いですよね(笑)。30年ぐらい前の話ですが、あの時のことは一生忘れないと思う。

また彼はこういう言い方もしている。「ファンダメンタルズから投資すべき銘柄を決めて、それをポートフォリオの中にいれる。その後は、チャートのサインに従って売買する」と。これも私が考えていた「将来的には企業分析に強い公認会計士の次男坊(専門は統計)が銘柄を決め、売買するタイミングはチャート分析ができる長男が見る」というのと基本的な考え方は同じ。

でもかく言う私も「ファンダメンタルズは完全無視」なのは「トレードに関してだけ」なわけで、私の中での長期投資である「債券投資」に関しては当然ファンダメンタルズを無視できない。また今まで自分が持つべき主要通貨を日本円、豪ドル、米ドルへ変えてきたのも「ファンダメンタルズからそれを決断した」わけです。だから世界情勢、アメリカの動きも気にしているし、どう読むかの参考になる「モハPチャンネル」さん、「レバナス一本リーマン」さんの動画を重視しているし、このブログにも紹介することが多い。

でもそれは「長期的な見方の参考にする」だけであって、決して「トレードの参考にしているわけじゃない」のです。トレードの参考になると思っているのは「Nobu塾」なのはいつも書いている通り。

今回紹介する石原順氏は、自分のチャートが指示する買い、売りサインのとおりに【機械的に売買するだけ】といいますが、それを何十年も続けていれば、そしてそれでうまくいくのであれば「かなりの投資額」になるはずで、そのやり方をずーっと続けているとは思えないのね。私みたいに「債券投資に回す」とか、「(BNF氏の様に)不動産投資に回す」「(テスタ氏の様に株式の)長期投資に回す」という話は(この動画では)出てこない。

それと彼は「デイトレーダーではない」のね。ここが私との大きな違い。

でも私とて「デイトレが一番効率が良い」からそれをするだけのことで、いつかはいろいろな意味でデイトレから離れなければならないときが来るのはいつも書いている通りで、だからこそ、「長期投資でも使える手法が重要」だと思っているわけです。

で、この石原順氏はそういうふうにしているということ。これはダボ家の将来のあるべき姿かもしれないと思いました。

新NISAでどうにかしようと考えている初心者も、デイトレで頑張る読者の方々も、そして長期投資が基本、バイ・アンド・ホールドが基本だという方も、この動画を見るのは決して無駄にならないと思います。

彼が重視しているチャートはこういうチャートで、MT4用のインジケータを配布している様子。

さて、ここからは彼のやり方を私がどう思ったのかを書きます。

彼は上のチャートを見て、出てくるサインに従って、「買う、売りを繰り返す」と言っていますが、私は「ずいぶんシンプルなチャートだなぁ」と思いました。本当にこれだけか?とも。

また、「常に買う、売るを繰り返す」と言いますが、これにも私は異論があって、「手を出さない方が良い時」はあるはずで、このチャートからはそれが見えないと思うわけです。このチャートのシグナルだけで売買すると、彼も動画中で言っているように、「横横の動きではやられる」のは間違いがない。(でもこの画像ではボリンジャーバンドを使っていて、それで発散と収斂はみているのでしょう)

また上位トレンドも無視して良いのか?とも思います。

だからこのチャートは、一般向けのものでしか無くて、彼が実際に使っているチャートは違うんじゃないかと思っています。

やっぱり手の内を全て見せたくないのは誰でも同じだし、見せても皆が理解できるわけでもなく、「どうやって使うんですか?」というとんでもない数の質問が来るはずなのね。だったら「単純なチャート」をまず見せて、「これだけでも大丈夫のはず」と言うしか無いのかもね。

この辺の、「見る人次第」というところを残すのは大事だというのは、私もこのブログで色々書いてきてわかるところで、「全ての人がちゃんと使えて、利益が出せるようになる」なんてことは絶対に不可能なのね。それは「理解度が違う」し、それぞれの性格、得手不得手も大きく関係してくるから。

そこのところは「個人個人が考えて、どうにかする必要がある」ところで、それが出来ない人、どうにかしようと努力をしない人は【脱落していく】のが当たり前で、でも、「これは土台なのだ」「サンプルなのだ」と考えて、自分でどんどん改良できる人のみに「将来がある」のかもしれない。

でもチャートはいじくり回すすぎると使えないのも事実で、いかに大事なところ、自分が一番知りたいことを中心にして「単純化するか」が肝だと思います。

どちらにしても重要なことは、【チャートを重視する】という考え方で、ファンダメンタルズがどうであろうと、世間のプロやアマが何を言い、どの様に予想しようと、【チャートのサインだけで売買する】という考え方

今の日米の飛ぶ鳥落とす勢いの株式市場もいろいろな見方がありますよね。

まだまだこれからだ、という人もいれば、そろそろ反転する。下げは大きいぞという人もいる。ここがややこしいのはそこらの素人が何を言おうと関係ないものの、「プロでも見方が分かれている」という点。

さて、こういう場合はどうしたら良いですかね。

どの競馬の予想屋が当たるか、どこの占い師が当たるかみたいなのと同じ。さて、自分はどう思うのか。

これで「延々悩む」のが相場参加者じゃないんですかね。そしてプロ・アマ問わず、多くの人の意見を参考にしたり、書籍を読み漁ったり、経済や株式の「理論的なこと」を勉強したり、「著名な投資家の言葉」を重視したり。面白いのは「自分は頭が良い」と思っている人、高学歴な人ほど、このドツボにハマりやすいのね。「俺の頭脳を持ってすれば、答えは見えるはずだ」と信じている人って意外に多い。

「でも結論は出ない」のが普通でしょ?まさに競馬で悩むのと同じじゃない?

だから「余計なことは考えるな」「相場の動きに着いていくだけで良い」ということをこの石原順氏は言っているし、私も「雨が降ったら傘を差せば良い。雨降りの予想で傘を差す必要はない」というのと同じ。

これを今の市場でどう考えるかと言えば、「上がっているなら、だまってそれに着いていけば良い」ということ。「もうこの辺が限界だろう」「そろそろ反転するだろう」なんて【予想をする必要はない】ってこと。

その代わり、「いつか流れは変わる」のは世の常で、一方通行で動くことはありえない。だから、「動きが変わった」と思ったら【離脱するなり、空売りするなりすれば良い】【反対のポジションを持てば良い】ってこと。

ではその「変化をどう見るのか」が重要で、この石原順氏は彼のチャート設定、【メガトレンドフォローシグナル】を推奨している。

まずはそれを使ってみるというのは良い選択だと私は思います。

ただチャートアナリシスを長年やっている人は、この図をパッと見ただけでどういうインジケータなのかはわかるはずだし、もっと良いものがあると思うかもしれないし、「自分だったら違うインジケータを使う」というのもあるだろうし、「プラスしたいインジケータ」もあると考えるはず。

それはそれで構わなくて、というかそのようにカスタマイズするスキルは必要かもしれなくて、でもそれを一々初心者には言わない。とりあえず「これを使ってみたら?」ということ。

大事なのはチャートそのものじゃなくて、「チャートの指示通りに行動する。あれやこれや悩まない」ということじゃないのでしょうか。これって簡単にできそうで出来ない。

そしてその原点は「トレンド重視」だということ。彼のチャートのサインは全てそれで、「逆張りサイン」は出ない。

ところでチャートアナリストはチャートアナリストで「オタクになる傾向」って間違いなくあって、私もそのうちの一人。(笑)

でも何十年もこの世界にいて、自分の頭も身体も問題があるようになってきて思うことは「やっぱり単純さが重要」だということなのね。

ややこしい理屈をいじくり回さなくても、「外を見れば雨が降っているのか降っていないのかはわかる」じゃないですか。この単純さに焦点を当てるのが重要だと今の私は考えるようになっていて、だからこそ「長続きする」し、「デイトレでも長期投資でもヘッジでも使える汎用性がある」と考えるわけです。

ま、どちらにしても「やってみよう」と思うことはトライすべきで、こういう石原順氏の言う事や、私みたいなどこの馬の骨だかわからないようなゴミ投資家の言うことを聞く必要もなく、「自分には自分の服、既製服ではないもの」と構築するべきだし、そこには「正解はない」はず。

でもま、ジジーの私がそうであったように、何十年もフラフラ悩み続けてドツボにハマりやすいのがこの世界だし、石原順氏の主張もそうで「ちょっとは耳を傾けてみよう」と思うところに「ブレイクスルーが存在する」のも間違いがないはず。

ちなみに私が使うチャート設定はこんな。

これだけでデイトレから長期投資、ヘッジも全てこなします。でも常に変更、進化は続く。銘柄、時間軸の違いでも微妙に調整します。これもまた重要で、銘柄によって動きに個性があるのね。また時間軸、時間帯で動きは変わる。また【このチャートは使えない銘柄、時間軸もある】のね。オールマイティなんてことはありえない。

石原氏も「日足より週足の方が良い銘柄がある」とも言っている。

どちらにしても大事なのは「自分にフィットするオリジナルを作る」事が重要で、他人の服や既製服では駄目だと思う。でも誰でも「他人のマネ、既製服」から始めるわけで、石原氏が配布しているMT4用のインジケータを入手してみるのも良いと思います。

日経平均の日足。

ただ私の場合は、石原順氏のように、買い、売りサインの使い方は単純ではなくて、でもその使い方を言葉で説明することは不可能だし、あえてチャートには表示させていないけれど「脳内では見ている動き」もあるし、とにかく「自分に使いやすいチャートをいかに作るか」が肝だと思います。

チャートって面白くて、トレードせずにチャート設定をいじっている時と、実際に売買してポジションを持っている時と【見え方が違う】んですよ。特に私は小心者だし「アドレナリンの制御がうまくない」のね。手に汗を握り、鼓動が早くなり、声は上ずり、過呼吸になるなんてことが簡単に起きてしまう。(笑)

ま、売買するロット数にも関係がありますが、小さく売買している時には鼻歌交じりで売買できても、ロットが多くなると「人間が変わってしまう」のを私は感じます。まるで別人になってしまう。(笑)

だから「そういう風になっても使えるチャート設定」が非常に大事だと思うわけです。

私が「色分けを重視する」のもそれが理由で、例えば「緑色は買い」という使い方はしないのね。「緑色の時には売ってはいけない」という使い方をします。当然、ロングポジションを持ったまま、チャートが赤になるなんてのは絶対に駄目で、本来はその前に離脱しているべき。でもそういう判断ができない、冷静さがなくなる時もあるわけで、「赤に変わるまで持っていたら絶対に駄目」だという決まりがあって、その時には問答無用で離脱します。それには「チャートをパッと見た瞬間に何がOKで何が駄目なのかがわかるようにする」のが非常に大事だと思っています。

「待っていればまた上がるかな~~?」みたいなことは絶対に考えません。

それを許すと「ルールなんて無いのも同じになる」わけで、「損切りもできない」し、【自分が損するようにしか動かないもう一人の自分、深層心理が自分をコントロールしだしてめちゃくちゃになる】わけです。

ここも非常に重要な点で、今回の動画の中で石原順氏はその点を話していませんし、他の動画やセミナーでは話しているのかもしれませんが、【深層心理は常に自分の邪魔をする。負けるようにしか動かない】という点を理解するのは【何よりも最初に理解するべきこと】だと私は思っています。

一般的には「勘で売買する」人が多いはずで、特に初心者はそう。これって「値動きに翻弄されるだけで、まともな判断なんて出来ない」のね。その時に自分を支配するのは「恐怖と欲望」だけで、それに任せて売買すると【必ず負ける】と言っても良いと思っています。

そもそも今の市場もそうだけれど、「値が高くなると、置いていかれると思って買いたくなる」でしょ。「下げると、地獄まで連れて行かれるような気がして怖くなって売りたくなる。買うなんてとんでもないと思う」。でも本来は、「安く買って高く売る(高く売って安く買い戻す)」しか利益を出す方法はないのだけれど、人の心理、欲望と恐怖は「逆のことをやれと耳元で囁く」のね。

だから市場参加者の80%は負けるというのはそういうことなんですね。上がるか下がるか、横横しか無いのに、多くの人が負けるって面白いですよね。本来は勝率って50%あっても良いんじゃない?

どういう動きの時に「大衆はどう反応するか」に関しては上の動画の中でも石原氏は解説していますが、まず「そこを理解する」もはじめの一歩かもしれませんね。

これは私がいつも書いている、「皆が買いだ~と飛びついた後に、一体誰が高値を買い続けてくれるのか?」ということ。普通のOLや買い物かごを下げたオバサンが「投資の話」をしだしたら、そろそろ終わりは近いと考えるべきだと。

「バイイング・クライマックス」とか「セリング・クライマックス」というのは常に起きる。あとでチャートを見ると、高値、安値で「出来高が大きいことが多い」のはまさにそれで、「なんでこんな高値で飛びつく人が多いんだ?」「なんでこんな安値で叩き売るんだ?」って思うことが多い。でもそれは「多くの投資家は欲望と恐怖に支配されている」からそういう事が起きる。

「高い時には売る準備」「安い時には買う準備」をするべきだと私は思うし、しかし「雰囲気で動いたら駄目」で、【実際に動きが見えたら行動に移すべき】だと思います。「傘を差すのは雨が降ってからで良い」ってこと。

これは「大雨が来そうだ。天気予報もそう言っている」という時に、雨も降っていないのに慌てて傘を差すのは馬鹿げているのは誰にでもわかること。でも相場の世界では、傘を差せ、いや、もう少し待て、いやいや傘は不要だと多くの人が言いたいことを言う世界。

こういうことに惑わされたら「必ずいつか負ける」ってことなのね。

しっかり目を見開いて、空を見れば傘を差すべきか、まだ必要ないかは誰にでもわかるはずなのに、多くの人は空を見ずにああじゃこうじゃと騒ぎ立てる。

石原順氏が「チャートのサインのままに動け」というのはそういうことだし、私が言う「予想をする必要はない」というのも同じなんですね。

このブログに何度も書いていますが、私の父も(昔で言う)相場師で、でも2度の大敗を経験した負け組です。でも父は昔から何度も同じことを言っていました。

「相場は簡単。自分をコントロールできれば」

と。私は「負け組が何を言ってるんだ」とずーっと思っていましたが、父のその口癖は正解だと今では思うし、私がそれを理解するには数十年の時間が必要でした。

本当に遠回りばかりしていたと思います。いちばん大事なことを理解せずに、何をやっても無駄だということに気が付かなかったのね。また「いちばん大事なことはなにか」ということもわからなかった。

つまり、このブログにそれを書いたところで、「なるほど~」なんて思う人は【ほぼいない】と思っています。それは石原順氏の解説も同じかもしれない。「そのとおりかもしれないけど~~~」と【自分の思い込みを優先させてしまう】【世間のざわめきのほうが気になる】のが普通。

でも中には誰に何を聞くわけでもなく、自分で考えただけで「大事なことが分かる人もいる」のね。

それが巷で天才と呼ばれる人たちなんでしょう。

さて、自分は天才かどうか。どう思います?

私は、「自分はバカでどうしようもない。何もわからない奴だ」と本当に思うようにしています。だから動きに素直になれるのかもしれない。そしてそう思うようになるまでに何十年も掛かったということ。正直なところ、「俺は天才かもしれない」なんて思ったことは何度もあります。(笑)

人生って面白いですね~~~。

相場、トレードも面白い。そしてそれはまさに「人生の縮図」だと思っています。

とにかく、株式投資、ETF投資、先物、暗号通貨、デイトレ、長期短期に関わらずなど、何でも良いですが、興味のある方は、この石原順氏の追っかけをしてみるのも良いかもしれない。

ちなみに日経平均に関してですが、私はまだまだ上がってもおかしくないと思っています。バブル時代の「高値」、つまり値に拘る必要はなくて、拘るとしたら「株価の妥当性を見る指標」があるじゃないですか。PERなんてのはその代表ですが、【そういう指標での比較も重要】だと思っていて、今の日経平均をPERの視点で言うと「全くバブルなんか起きていない」と思います。

ただ値動きは理屈ではなくて、「市場参加者の思惑で動く」わけですから、「皆が何を考えているのかを想像するのが重要」であって、実際の経済が、指標がとそれに拘るのは、実は筋違いなんですね。もちろん「いつかファンダメンタルズに帰結する」とは思いますが、まさかという動きをするのが相場の世界で、「自分の考え方に固執しない」のが重要だと思います。これは石原氏も同じことに言及している。

事実は一つしか無いのね。それはチャートに表される「過去と現在」です。私は注目すべきはそれのみだと思っていて、でも「チャートは将来を教えてくれない」という点も忘れてはならないと思います。

「今現在の流れを見て、それに乗るだけ」で「どこにでも連れてってくれ」ぐらいの気構えが良いと思っています。

それ以上のことを考え、期待すると、「負ける」のがこの世界かもしれない。糸が切れた凧と同じ。

 

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