デリバリの食事が多いのも考えもの

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我が家はそもそもが「出不精」の家族ですし、外食も非常に少ない。

コロナがあってからはそれに拍車も掛かって、買い物好きであちこちをウロウロするのが好きだった私も「デリバリ出来るのはデリバリする」ようになってきました。

今じゃ、買い物に出かけるのは週イチ以下で、本当に家から出なくなりました。嘘みたいでしょ?(笑)

そしてデリバリもこの数年でかなり充実してきたのね。有名店でもデリバリに対応するのが普通で、特別に好きなもの、食べたいものはデリバリのメニューにはないなんてことも多いのだけれど、普通のものは食材でも日用品でも、そして食事もデリバリで全く問題ない状態。

これが習慣化してしまうと、ランチもデリバリ、夜もデリバリなんて日も出てくる。そして食材や日用品のデリバリも下手すりゃ毎日、どこからかのデリバリが来るような状態。

これはこれで別に問題が無いのですが、「食事のデリバリ」には問題が出てきています。

以前なら「フライドチキン」とか、「中華を適当に」なんてことが多かったのが、外食も少ない我が家だから「有名店からのデリバリ」がかなり増えてきたんですよ。

細かいことを書きますが、たとえば中華だったら「錦選(Restaurant Jin Xuan Hong Kong)」から頼んでいたのが、やっぱり「楽天皇朝(Paradaise Dynasthy)」の方が美味しいねとかになって、楽天皇朝からのデリバリが増えたり。

でもそれでも慣れるともっと良いところからと思ってしまうわけで、BSCの「Ming Room」もデリバリが出来るよなんてことになると、じゃぁ「Ming Room」からにしようなんて変わっていく。

ここで問題なのは、やっぱり価格なのね。

ケチ臭い事を書きますが、実は「注文を出す」のは長男の役目で、私はいちいち価格もチェックしていないんですよ。

でも最近、デリバリの頻度は増えるし、高い店からのデリバリも増えて、ちょっと気になるので長男に聞いたんですよ。いつもどのくらい使っているのかと。

そうしたらびっくり。結構な金額になっているのね。彼も気にはしているようだけれど、逆に彼は、「私もヨメさんも、高くても良いから美味しいものを食べたいと思っている」と思っていたのね。

あのね~~~、我が家はそんな家じゃないのだ~。

こういうことって家族で話し合うのも大切だと思うのですが、これがなかなか難しいのね。

まずヨメさんは、ますます料理をするのが嫌になっているし、デリバリを減らそうとかレベルを下げようと言う話は「ヨメさんにはプレッシャーになってしまう」ということ。

長男は長男で、現代っ子だから「家計に問題がなければ良いじゃない?」みたいに言う。

でも私達が何のためにマレーシアに来たのかとか、「分相応」とか、そういう基本的な考え方を共有するのは実は簡単じゃないのね。

「金額を減らせと言うなら減らすけれど、美味しくないとか、足りないとか文句は言わないでよね」と息子はいう。

そういうことじゃないの~~~と思うのだけれど、これって私が古いだけなのか、息子が馬鹿なのか、そのへんが良くわからない。

私はどれほどお金持ちになっても「超えてはならない一線」ってあると思うし、どれほどお金が無くても「落としてはならない一線」があると思っていて、その範囲の中でどうにか生きていくのが大事だと思っているんですよ。

その辺の基本的な考え方は家族、みんな同じだったりするのだけれど、でもその「枠、数字」に対する考え方が違うのね。

それって育ち方であったり、年齢であったり、万が一の時の備えの考え方の違いであったり、3人で住んでいますが、3人3様まるで違う。一緒に住んでいれば「ツーカー」で共有できると思っていたのが、実はそうじゃなかった。

でもこの問題の背景に、やっぱり「マレーシアのインフレ」があるのね。

昔は本当になんでも安くて、中華料理だって「そこそこの店で皆が好きなものを好きなだけ食べる」なんてことをしても、一人2500円以内。普通に食べたら2000円を超えることもなかったのね。

ところが2024年の今、それをやると一人5000円なんてのが当たり前になってきた。本当に食べたい料理はそれ一品だけで5000円を超えるなんてのは普通。

そしてそれは「デリバリも同じ」なのね。

こりゃヤバいと思って、ある時「久しぶりにケンタッキーにしようぜ」と言ってケンタッキーからデリバリを取ったんですよ。そうしたら、3人お腹いっぱいになる量でも3000円で済んだ。やっぱり安い。

でも「ラーメンにしよう」なんて一風堂からあれやこれや取るととんでもない金額になったり。私が安いだろうと思っていた「薬膳茶漬けの擂茶(らいちゃ)」もいろいろ頼むとかなり高いデリバリになるのも初めて知った。でもまめとんのトンカツは安かったり。

ま、高いものもあるのは当たり前といえば当たり前なんですが、なんだか「デリバリは安い」みたいな先入観が我が家にはまだ残っている。

これってうまくないなぁ、どうしようと思っていたんですよ。

そんなある日、「イカ墨のパエリアを食べたいね」と誰かが言い出して、皆が大賛成。ということで、そこそこの頻度で行ったり、デリバリを取っていたワンモントキアラにある「Mercat」から頼みました。

ところがデリバリが到着してみると、イヤに量が少ないのね。いや、量としては足りるのだけれど、あの店は「タパス」がいろいろあってそれぞれが美味しいんですよ。だから多めに取って「後で食べる」なんてことをいつもやっていたのに、点数が異常に少ない。私の大好きな、必ず注文する「Pan Con Tomate」も無い。

これって注文係の長男が「お金の使い方に気を使った」のかと思って、ちょっと聞いたんですよ。

そうしたら「Grabで注文できる金額の上限があって、これ以上、注文できなかった」という。

そんなはずはないと思ったし、そもそも「Mercat」のデリバリでも高い料理はいくらでもあるし、もしそれらをいくつか頼んだら彼の言う上限は簡単に超えてしまうのね。

おかしいなぁと思って、ネットでGrabの注文に上限があるのか調べてみたのですが、彼の言う上限の金額はどこを探しても見つからないのね。

でも彼がGrabから注文すると、上限があってそれ以上は注文できないという。

そこでずるい私は閃きました。このまま、放置しておこうと。(^_^)v

私が「上限を抑えてくれよ」なんて言う必要はなくなったということ。\(^o^)/

私はピザ好きで、家では「冷凍ピザ」を食べることが多いのですが、デリバリでは「Crust」のピザが好きだし、「Proof」も良いと思う。Proofは一品料理も美味しいし。デリバリだとピザは美味しくなくなるにしても、美味しいと思う。

でもこれからは、Domino’sやPizza Hutからも頼もうと思う。ゴールドコースト時代、子どもたちが小さい時にはPizza Hut専門だったのを思いだすのも良いと思う。でもマレーシアのDomino’sもね~~、あれ、小麦粉がそもそも悪いと思うんだけど・・・。

お寿司は・・・、やっぱりDonkiにお世話になりますかね~~。(^_^)v

でもドンキでさえも「インフレの波」が押し寄せているのはわかるし、「ネタのレベルがDon Don下がってきている」ことからもそれが言えると思う。

やっぱり、日本の豊洲に出来た「千客万来」のクソ高い海鮮丼でも「この値段は世界標準でしょう」と言えるようにならないと駄目ってことなんでしょうね。そういえば「千客万来のインバウンド価格」だけれど、そういう料理を食べている外国人は4割で6割は日本人ですとさ。

日本も変わりつつあるんでしょうね~~。

我が家もうかうかしていると、近い将来、「我が家のお寿司はかっぱ巻きとお稲荷さん」なんてことになりそうだ。

お稲荷さんは大好物だからそれでも良いけどさ~~~~~~。

それとやっぱり「調理の腕」を上げたいと思う。私は本当にセンスが無くて、「無理だろう」とは思うのだけれど、良い素材はそれなりに安く手に入れる方法はあるのだから、「贅沢は家でする」なんて方向性が作れたら嬉しい。

もし日本に住んでいたら、間違いなく「料理学校」「寿司専門学校」に行くと思う。

魚介類の刺し身、お寿司だけでもどうにかなればなぁ・・・・。

ドンキのお寿司を見ると「ひでぇなぁ」なんて思うけれど、私が自分で切って握ったらもっと恐ろしいことになる。

 

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