トランプのその後 注目すべきは「副大統領候補」

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

しかしまぁ、トランプが狙撃されるなんて恐ろしいことが起きましたが、大事に至らず良かったと思います。でも聴衆の内、巻き添えにあって一人は死亡、二人が重傷というのも許されまじき出来事だったのは間違いがない。

その後、この狙撃犯に関して、あるいは(誰しもがおかしいと思う)警護の問題に関していろいろ言われていますが、案の定、自作自演だという「陰謀論」も出てきましたね。

また日本では毎度お騒がせの「サンデーモーニング」で不適切な発言があったとそんなことでも揉めている。

私としてはそれらのことにはほとんど興味がなくて、そもそも真相なんて(我々に)わかるはずもなく、想像するのが好きな人はそれをすればよいと思うだけですが、気になるのは「共和党大会」が開かれ、その場で、トランプは「副大統領候補にJ・D・バンス上院議員(オハイオ州選出)を選んだ」こと。

今までもいろいろと誰が副大統領候補となるのかは言われてきましたが、私はこのバンス上院議員はノーマークで、「え?一体誰?何者?」と思いました。で、調べてみるとそれなりの経歴なり、人となりはわかるものの、「一体この人の何にトランプは賭けようとしているのか」までは見えないのね。

ジャーナリストの長谷川幸洋氏の動画にその説明がありました。

なるほどねぇ、と思ったし、一体そもそもトランプは何をしたいのか、Make America Great Again(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン、MAGA、日本語訳:アメリカ合衆国を再び偉大な国にする )というスローガンも雰囲気としては伝わってくるものがあるけれど、トランプは具体的に何をしたいのか、何と戦っているのかがここからはよくわからない。

でもバンス上院議員を副大統領に選んだこと、そしてその理由が(憶測でしか無いものの)長谷川幸洋氏の解説から見えてきたものがあるように思いました。と同時に、「民主党では駄目な理由」「トランプは何を変えたいのか」もおぼろげながら見えてきた。そして熱狂的なトランプ支持者達はそれをしっかり感じ取っているのだろうと。

トランプは「政策が今までと違う」どころじゃなくて「左傾した理想主義者の集まりとなったアメリカの現状を根本的に変えようとしている」のは間違いがなくて、だからこそ狙撃事件も起きるのかもしれませんね。また「トランプは危険人物」だと民主党もバイデンもそしてメディアもそれを強く煽り続けてきたから。

この動画は見ておいて損はないと思うし、この中で紹介されている(副大統領候補の)バンス上院議員の書籍も日本語訳が出ているようなので、読んでみるのも良いと思う。今のアメリカやトランプ氏が何をしようとしているのかも見えてくるかもしれない。

ただ「穿った見方」をすれば、「バンス上院議員はトランプの選挙戦には必要な一つの駒」でしかないのかもしれない。

 

 

 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。