【投資関連】恐慌は来るのか?また暴落する?

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私は株式にもインデックスにも投資していませんから、最近の「暴落」は全く関係ありませんし、私の周りにも「損した」みたいに頭を抱えている人はいない。

ただSNSやユーチューブを見ていると、「大損した」という個人や芸能人はかなり多い様子。今頃になってそんな声が聞こえてくる。

このブログの読者はどうだったのか気になっています。でも常連さんだったらあの下落の時に【そのまま持ち続けた】という人はいないかもしれない。ましてや【底値で投げた】【マージンコールが来た】なんてこともなかろうと。

株式市場そのものは底を打った後に「大きく戻った」わけで、持ち続けていた人達は一安心しているとは思うものの、今でも「大損した」という人が多いということは、「投げ売りをした」のか、「マージンコールがあった」「強制売買された」「自分が持っている株は戻っていない」ケースが多いのかもしれない。

あの「青汁王子」がそれで、未だにユーチューブで「もう駄目だ」と繰り返し言い続けている。

これを書いているのは8月27日です。

日経225 日足

S&P500 日足

NYダウ 日足

私が今なぜこれを書いているのかと言うと、「あの下げで皆は何を学んだのか」が気になるから。

青汁王子は「もう株式投資はしない(後に「信用取引」はしないと言い換えている)」と言っていますが、そういうニュアンスのことを言う芸能人もいる。

ま、そうやって「暴落が起きると消えていく人が増える」のは前にも書きましたが、これがこの世界の常。

半端じゃなく痛い思いをすれば、「もうやめよう」と思うのが普通の感覚。

でも「そんなことで諦めてよいのか」というのが私の考え方で、そんな失敗で一々離脱していたら自らのチャンスを潰すだけじゃないかと思う。

失敗したからこそ学びがあるわけで、私がいつも書いている【トレンドに乗ることが重要】というのも「そういう考え方もあるね」なんて軽いもんじゃないんですよ。自分が何度も恐ろしい思いをしたり、また前にも書いた「私の父が二度の大敗を経験した」のもそうで、【トレンドに乗るしか無い】のを私は学んだし、見てきた。

今回の下げで大損したという人達もそうでしょう。トレンドが下げに転じたのが見えていたのに放置したんじゃない?

そして「パニック状態」になって【投げ売り】をしたとしたら、それが二度目の間違い。それでも「その後、上昇トレンドに入った」のに怖くて何も出来なかったのが三度目の間違い。そして「もうやめよう」と結論付けたのは「人生最大の間違い」かもしれない。

喩えが悪いけれど、心底惚れた女性に一度や二度、振られたら諦めちゃうのか?って話と同じ。

失敗したらそこに学びがあるわけで、「学ばずに同じことをする」のはただのバカですが、普通の人は必ず学んで次のやり方を変えるんじゃないですかね。そしてチャレンジを繰り返すから「どうにかなる」わけで、今回の暴落で「もうやめた」なんてのは【初めてのチャレンジで失敗して諦める】のと同じで、そんな考え方でどうやって生きていくのか不思議です。

だからあれだけ有名な青汁王子が「もうやらない」というのに、大きな違和感を感じるわけです。彼の過去ってなんだったのか。ただのラッキーな青年だったのかと思う。

もう一度、日経225のチャートを出します。これを見て、「トレンドが変わった」「ここは一旦逃げる場所」とおもうところは無いですかね?全くわからない?

大損した人達は、「そう思ったけれど、逃げられなかった」のか、「待てばどうにかなると思った」「大きな下げに我慢できなくて叩き売った」のか、どちらにしても【欲と恐怖】に負けた。自分をコントロールできなかったのは間違いがないんじゃないでしょうか。

だから「自分をコントロールすることが重要」といつも、何度もこのブログに書き続けてきたわけで、そして「トレンドの重要性」も書き続けてきましたから、このブログの読者は「そんなことはわかっている」はず。

【でも、出来ない】

これが相場の世界なのね。それほど「自分をコントロールするのは簡単ではない」ってことで、でもそういう自分に克つしか無い。

今回の下げでそれぞれが学んだことは多いと思います。もうやめてしまうのも一つの選択ですが、まだまだ頑張るとしたらどうするつもりなのか。

もう同じような下げは来ないのか。

私はこんな程度の下げは「大した下げじゃない」と思っていて、長い人生の中ではもっと大きな下げを「何度も経験する」はずなのね。

そして「下げの本番はこれから来る」と思っています。いや、大きな下げは来ないかもしれない。それは「神の領域」であって誰にもわからないこと。

それは多くの専門家が警鐘を鳴らしていることでもあるし、最近はウォーレン・バフェットがアップル株も大量に手放して「大きなキャッシュポジションを持っている」のが注目されているじゃないですか。株式相場の動きには「サイクル理論」があって、春・夏・秋・冬があるとすれば、今は秋の場所なのね。そしてこれが冬の時代に入り、大きな下げ、そして大底を打つと言われているし、いつも紹介するNobu塾のNobuさんもそういう考え方。

アメリカの大統領選挙というのは非常に大事なイベントで、「現政権は株高をどうにか演出する」のは決まり事みたいなもので、「選挙が終わったらどうなるか」が注目されている。

若い人は「過去の暴落」で恐ろしい思いをしたことがないから、気をつけたほうが良いと思います。過去チャートを見て、「こんな事があったんだ」と思っても、その時の世界中の慌て方、失望、恐怖を自ら体験しないと「なんだ、ここで買えば大儲けじゃないか」なんて思うのね。【買いたくても怖くて買えない】【買おうと思っても資金に余裕がなくなる】【買いたいのに、それどころか売って現金化しないとならない】ことが簡単に起きることも知らないんでしょう。

さてさて、実体経済はどうなっているんでしょうか。

大きな下げ、恐慌が来るかもしれない。

だとしたらどうします?今のうちに現金化して投資はやめちゃいます?

それも一つの選択でしょうが、暴落も恐慌も「一日で激変することはまずない」のね。それは今回の暴落も同じで、必ず予兆があるし、それが【株価に出る】のが普通。「突然大暴落」するのは911NY多発テロとか311東日本大震災のような時だけと言ってもよいかもしれない。

だから大事なのは「その予兆を見逃さずに、それが見えたら逃げる」こと。

上に出した「レバナス一本リーマン」さんの動画ですが、彼はいつも警鐘を鳴らしているけれど、「それがいつ起きるか」には言及していない。だから無視するのではなくて、【それが起きるかもしれないという想定】をしておけば良いだけだと私は思うんですよ。

そしてその予兆が見えたら「想定通りに逃げる」だけで良い

要は「雨が降ったら傘をさす」「雨が降っていないなら傘をささない」。でも「いつ雨が降るかわからないから、傘を準備する」だけのこと。誰でも普通にやることなのに、なぜか相場では出来ない。理由は簡単で「自分の中の欲望と恐怖」を抑えきれないから。

あるいは「その下げを取る」ことを考えるのもありでしょう。「空売り=ショート」も出来ますし、ETFでは「下げれば利益が出る」ように作られているETFもありますから、それに乗り換えても良い。

そして底を打って上昇に転じる時に「買い戻す」。ウォーレン・バフェットがなぜキャッシュポジションを大きくしているのかは、「買う時期が来たら買うため」以外の理由はない。

そんな「下げで売る、下げを取る」「上昇に転じたら買う」なんてことができるのかと思う人は、そもそもこの世界に入るべきじゃないのね。

赤ん坊の頃って、ハイハイすることぐらいしか出来ないけれど、育つにつれて「立って歩き出す」じゃないですか。そして「走り、ジャンブすることも覚える」のが人間の成長で、投資やトレードの世界も全く同じなのね。

「もう株式投資はやめよう」というのも良いですが、それは「思うようにハイハイもできない」頃に、立つことも歩くことも走ることも諦めるのと同じことなのね。

じゃぁ、どうすればよいのか。

だから「まずはこの人の考え方を学ぶべきじゃないですか」と【石原順氏】を紹介するわけです。

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毎週火曜日の夜に配信予定 ホットトピックに対する見解やニュースの裏側を現役ファンドマネージャーの石原順さんが解説します。…

またマーケットの見方、作戦に関してはNobu塾のNobuさんを推奨するわけです。

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【量子論ハイボールバラエティー系プロトレーダー】 はじめまして、金融の格闘技FXや株で得たファイトマネーを前途ある若者…

私の売買手法は石原氏ともNobuさんとも違いますが、「考え方の基本」は同じです。

また「投資全般」の情報源としては「パンローリング」をオススメします。この会社の書籍も良いものが多い。

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国内随一の投資関連書籍出版・セミナー運営会社です。 一時的な儲かる情報の配信ではなく、本当に儲けられる賢明なる投資家にな…

多くの人は「明日、来月、来年、相場はどう動くか」が気になるはずで、だからそういう情報を発信するインフルエンサーの情報ばかり見るのでしょうが、【大事なことはそれじゃない】ってことなのね。

まず、「自分の足で立って歩く」ことを覚えなければ、どんな情報を取り入れても何の役にも立たないってこと。

そのやる気がなくて「何を買えばよいのか」「持っていれば儲かる方法はないか」「買ったら持ち続ける」なんてことばかり考える人は、【止めた方が良い】と思います。

でもそういう人達が多いから、ハイアマやプロは利益が出るのね。そういう初心者が常に大金を市場に供給してくれるから生きていける。ですから、私の本音は「そういう人達は有り難い存在で、そのままでいて欲しい」なのね

さぁ、どうします?

とりあえず、今の状況はこんな感じ

いつも情報元として「モハPチャンネル」さんを紹介しますが、こんな動画がありました。

【NISA】分散投資したほうが良い?業界でも深まる議論!分散投資は死んだのか

この題材は永遠の課題で、多くの人が興味のあることだと思います。

でもここには「大きな問題」があるのね。気がつく人はいますかね。

投資とはタイミングが全て。そして売買するにはそれなりの手法も大事。

それを無視して、「分散投資」が良いのか「選択と集中」が良いのかの議論は無駄なのね。タイミングも読めない、売買手法も持っていない人は「どちらの方法をとっても無駄」というか【運任せにしかならない】ということ。

この課題は「タイミングの見方も売買手法も持っている」人には有益だと思いますが・・・。でもそのスキルさえないのなら、考えるのは時間の無駄かもしれない。「車に乗ってどこへ行くかを議論するなら、まずその前に運転免許を取れ」というのと同じ。

私は多くのFPの話も似たようなことが多いので、注意すべきだと思っています。

多くの人達は「買って保有し続けて儲けよう」という甘い考えが根底にある。

【一般の人にはそれしかできない】のも事実でしょう。だから「結果は運任せになる」わけです。そしてそれは「今回の暴落」で良く見えたはず。

そういう世界の常識から「一歩抜け出しましょう」というのが私の提案です。

ま、好きにやれば良いですが、せめてこのブログに縁のある方々には大事なポイントは抑えて、そして勝って欲しいです。

それは決して難しいことじゃなくて、【やる気を出して一歩踏み出すだけ】のこと。

でもそれもなかなか出来ないのね。

「楽をして儲けたい」という欲望はそれだけ強い。無理なのはわかっているはずなのに。詐欺に引っかかる人が絶えないのも同じ理由。

 

 

 

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