【投資関連】楽天のドル建て債券の利回りが5.125%~6.25%

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銀行から連絡がありまして、楽天の債権債券が話題に出ました。

ドル建ての劣後債で、5年ものは5.125%、10年ものは6.25%。

Bloomberg.com

楽天グループが15日(欧米時間)、同社初の永久劣後債を外貨建てで起債した。発行総額は同社最大の約3200億円。調達資金は…

楽天グループが15日(欧米時間)、同社初の永久劣後債を外貨建てで起債した。発行総額は同社最大の約3200億円。調達資金は携帯電話事業への設備投資中心に充当し、「4G」や「5G」に関わる基地局など事業の拡大を進める。

楽天グループが発行するのは3本立ての永久劣後債で、発行から6年後に期限前償還(コール)が可能になるユーロ建てNC6と、5年後と10年後にコール可能なドル建てNC5とNC10。発行額はユーロ建てが10億ユーロ(約1300億円)、ドル建てが総額17億5000万ドル(約1900億円)で、一度の起債額として同社最大。

詳しい情報はこれから入ってきますが、積極的に考えるべきかどうか。

私はあまり楽天に良い印象がなくて、携帯にしても楽天市場に関しても、将来性はあるのか疑問。またここで多額の資金を集めようとしているのも、なおかつ利回りが良いのも逆に気になったり。楽天は追い込まれている感が無きにしもあらず。海外から大きなECサイトが日本上陸するような話もつい最近、聞いたばかりだし。

これは劣後債ですし、評価としてはBB級。

前に紹介したことがあるソフトバンクの劣後債も高利回りでしたが、これってジャンク・ボンドの類と言っても良いかもしれなくて、一般的には「投資適格ではない」という位置づけ。

多分、これ以上の情報を私はこのブログに書かないつもりですので、気になる方は取引銀行なりプライベートバンクにご連絡を。

-----(追記)-----
 

家族とも相談しましたが、楽天を取り巻く環境、そして私がそもそも「アンチ三木谷氏」的なものを持っていますので、今回のこの劣後債は見送ることにしました。

劣後債に関してですが、一定量をすでに持っていまして、その割合は気にしているものの劣後債だから排除するという考え方は持っていません。また私の債券の基本的なスタンスは「償還まで持つ」です。銘柄分散、リスク分散は当然、考えていますが、近年の低金利の影響はあって、以前に比べるとやっぱり全体的なリスクが高くなっているのが気になるところです。ただ、積極的なジャンクボンド投資はしません。債券に関しては、大きな期待をすることなく「裏山に埋めておく」的な考え方が基本。

逆に、積極的に利益を追う投資も、私の場合は「リスク回避」を重視しています。土日にソワソワしたり、PCを持たずに旅行にも行けない、WIFIが無いところには行けない。そういう投資はしないのをモットーとしているのはいつも書いている通り。常に気楽であること、これが「気弱な性格の私」には大事だと思っています。(笑)

-----(追記その2)-----
 

この日記を書いたのは2021年4月20日ですか。

今日は2023年9月27日。偶然、この過去の日記を見ました。

この頃に楽天の債券を買わなかったのは大正解で、近年、楽天は莫大な損失も出して資金集めにはかなり苦労している様子。既発の劣後債もEUドルのものはなんと「利回りが20%を超えるレベル」まで売り込まれている。これってまさにジャンクボンド中のジャンクボンド。

一つ前の追記に「積極的なジャンクボンド投資はしません。」なんて書いている。笑っちゃいますよね~~。

ハイイールドの劣後債は買うけれど、ジャンクボンドは買わないって?

偉そうなことを言いつつ、2022年にはクレディ・スイスのAT1債を「勝負だ!」なんて思ってたくさん買ってしまった。そして2023年の3月21日。私の誕生日にそのAT1債がゼロになった知らせを受けた。そして生まれて始めてのとんでもない額の損失が出た。

バカ、間抜け、どれほどの罵倒の言葉を並べても足りない。

この頃の私に伝えたい。クレディ・スイスの債券は絶対に買うなよ~~~~と。(笑)

 

 

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