日本の【高額療養費の引き上げ】2026年の8月から実施。そして来年、また上がる(自費負担が増える)。

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日本の「高額療養費の政府負担」って本当に凄いと思う。

そもそも諸外国に比べると、私は日本の医療費って安いと思っていて(マレーシアよりも安い)、なおかつ健康保険に入っていれば最高3割負担。なおかつトータルの費用が多いと、一定の額以上は「政府が負担」してくれる。

こんな制度がある国って他にあるのかと思う。

そりゃ「医療費はほぼ無料」なんて国もあるけれど、それは「国が指定する医療に関しては」という但し書きが付いていて、日本みたいに「至れり尽くせりの医療」とは違うはず。それはオーストラリアもそうで、公的医療機関で公的に定められた「医療」ならほぼ無料であって、その内容は「日本とは大きく違う」から、「別途、医療保険に加入する」のが普通。

私は日本の数字上の「日本の平均寿命が長い」のはこれのおかげだと思っていて、海外なら「受けたくても受けられない医療」「延命治療」でも日本では保険でカバー出来るからじゃなかろうか。

アメリカの医療費の高さは「嘘だろ?」と思うくらい高く、アメリカ在住の友人の話を聞くと「医療を受けられない人、受けない人が多い」というのもよく分かる。ちょっと大きな病気に懸かると「自宅を売る」なんてのも普通だそうで、民間の医療保険に入っていれば良いとは言うものの、「掛け金の高さは異常」で誰でも加入できる保険ではないし、「安いものは安いなり」で使えないと言う。

アメリカの主な医療行為と費用の目安

初診料・診察: 150〜500ドル(約2.3万〜7.6万円)
専門医の診察: 200〜500ドル(約3万〜7.6万円)
入院室料(1日): 2,000〜3,000ドル(約30万〜45万円)
救急車: 幾千ドル(距離や処置内容で変動、数十万円になることも)
虫垂炎(手術+入院): 10,000〜20,000ドル(約150万〜300万円)
歯の治療(虫歯1本): 約1,000ドル(約15万円)

具合が悪いのでちょっと検査してもらう、なんてのも非常に高いようで、CTスキャンしてもらうだけでも目が飛び出ると聞く。

これはマレーシアも同じで、アメリカほどじゃないにしても「日本の医療費」が頭に入っていると、マレーシアの医療費は「非常に高い」と感じるし、私の両親は「マレーシアで最後を迎えた」けれど、老衰に近い状態で大きな疾病があったわけじゃなくても、最後は私立病院に入院し、大雑把に言って「母は4週間で1000万円」「父は2週間で500万円」程度の病院への支払いがあった。

もしマレーシアで重病に罹ったらどうなるのかと思う。「日本に帰る」という選択肢もあるのだろうけれど、「動けないケース」を想定する必要はあるんじゃない?

私の場合は、マレーシアで「オデキの治療で12万円」とか、近年「前立腺手術、冠動脈にステントを入れる」治療を受けたけれど、これらは「日本の海外旅行者保険でカバーされた」ものの、「次回、同じ内容の治療に保険は下りない」し、継続治療、診察でも「180日を超えたら全額自己負担」となる。

また「日本の医療のほうが良い」と考えて、日本で「手術、約1ヶ月の入院治療を受けた」けれど、総額自費負担で約100万円。マレーシアだったら「この数倍」なのは間違いない。(今、思うにこの治療費も海外旅行者保険でカバー出来たかもしれない)

またこの「海外旅行者保険」も【近年、年寄りが増えた】こともあって、保険料は「大幅値上げされて、一人年間100万円ぐらい(夫婦なら200万円)」、また「保険への加入そのものが難しくなった」印象がある。そして「1疾病1度の治療、180日以内」の制限はそのままで、【持病には使えない】ことに変わりはない。

もちろんローカルの保険があれがカバーされるけれど、年齢制限を含めていろいろ問題があって「保険に入っていれば大丈夫」というのも現役世代はどうにかなるにしても、いわゆる「老人」になると、私たちみたいな外国人は「全て自費になる」と考えるべきだと思う。

でも日本なら、保険が適用されて、なおかつ「慢性的な病気でもOK」「高額の場合は補助もある」し、高額でも「一般的な収入の場合、月の負担は8万5千円程度で収まる」感じ。

これの政府負担が莫大なのは簡単に想像できるわけで、「政府負担の軽減」は待ったなしなのも理解できる。ということで、2026年8月から「高額療養費の上限が上がった」けれど、来年はもっと上がるとのこと。

日本における「毎月の負担額の上限」

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