「私も億り人になる」と言う人が【高値を買う】っておかしくない?

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最近、面白い書き込みをあるブログで見ました。「今から億り人を目指す」という内容。

「億り人」という言葉ができて、ビットコイン等で「億単位の資産を作った人」という意味ですが、「私も」「俺も」と多くの人がそれに続こうと思っている。

まぁ、そりゃよく分かるわけで、「自分が想像をしたこともないことを成し遂げた人達」がいるし、「彼らがどうやって億り人になったのか」もわかるわけで、【真似しよう】と思うんでしょう。

宝くじで「大当たり」を引いた人がいるから、宝くじが売れるのと同じ。

でもねぇ、相場で「億り人になる」って【真似できるのか】が問題。

100で買ったものが10000になれば100倍で、100万円なら1億円になる。

でもそれを真似ようとして、今、10000のものを買うのってどうなのか。

同じ様に勝つには、その10000(1万)のものが1000000(100万)にならなければ「億り人」にはなれない。また最初の億り人はそれまた100倍の100億を手にしたことになる。

これは「株式投資」で「大きく儲けた」という話も同じで、リーマンショック後に株式投資を始めた人たちは「多くは勝ち組」で、そりゃ株式市場は「ずーっと上がりっぱなし」だったのだから、「負けるほうがおかしい」とも言える。

S&P500にしても、2009年には1600ドル前後だったわけで、その頃から投資を始めていれば今は7500ドルで4.6倍になっている。

じゃぁ、今7500ドルなのにそれを買えば、34500ドルにならないと「同じような利益は出ない」ことになる。

S&P500が34500ドルになる未来って私には想像できないのだけれど、きっとAIとロボットが世界の中心となり、月開発、火星開発で経済も大きく伸びているってことなんだろうか。

売れに売れているETFのことは私にはさっぱりわからないのだけれど、例えばVangurd S&P500 ETFも同じで、2014年には160ドル程度だったのが今では680ドル。これも4.25倍に値上がっているし、配当も入れればかなりの利益にはなっているんでしょう。

では、それを真似ようと今680ドルのVangurd S&P500 ETFを買えば、同じ様に2900ドルになるんだろうか。

今の株式市場は、「歴史的に高値の位置にある」と言われているし、多くの指標が「危険信号」を出しているのに、その「高値を買って、何倍にもなる未来を夢見る」っておかしくない?

Shiller Perと呼ばれる指標も「今はかなり高い位置にある」と示しているし、上に書いた今680ドルのVangurd S&P500 ETFが160ドルだったのは「赤矢印」の頃で、まさに「これから上がるぞ」という場所。

つまり、これから3倍4倍になるとすれば、まさに「人類史上の最高値」「人類史上最大の赤信号」ってことになるんじゃないかと。

不動産で大きな資産を作った、タワマンで利益を出したというのを聞いて、「じゃぁ2億円を超えるタワマンを買って4億円になるのを期待する?」って話。

でもそれも起こりうるかもしれなくて、それは私も危惧している「大きなインフレが来るかもしれない」ってこと。

とはいうものの、投資は「安い時に買って、高い時に売る」から利益が出るのであって、「私も頑張る!」と「高いところで手を出して、同じ様に値上がるのかどうか」は誰にもわからない。それは1980年代の「日本のバブル」も同じで、株価も不動産価格も「もうここまでだろう」と思ったところから「もっと伸びた」。私が当時「株式投資から撤退した」のは日経平均が3万円の頃で、「余りにも多くの人が株式投資に熱中していた」から、「その次に高値を買う人は誰か?」と考えたわけです。でもその後、日経平均は4万円に迫った。そして「崩壊の時」が来た。(当時の私は「流れに乗る手法」を持っておらず、「値ごろ感」で売買していたということ)

その後、まさか22年間も「下がり続ける」なんて想像もしないわけで、この大きな下げトレンドの中で「何度も株を買っては損切り」を続けたのが忘れられません。私があるころから「先物のデイトレード」に変わったのは【その影響】があったからと言っても良くて、結果的にそれが【良いきっかけだった】と言えるのかも。

だから「これからもまだ上がるかもしれない」のね。日経225にしても、キオクシアにしても同じで、まさかここまで上がると思った人っていないんじゃないかと思う。でも上がった。

こればかりは誰にもわからないけれど、多くのプロもハイアマも「キャッシュポジションを大きくして、買うチャンスを待とう」と考える人が多いのに、「今から買って億り人になろう~~!」と考えるのってどうなのかと思うわけです。

でも「流れに乗る」ことがわかっていれば、上昇トレンドに乗れるだろうし、「下げ」で慌てたり「下げに買い向かうような愚行」は起きないかもね。

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