ウクライナ、ロシア、それを取り巻く世界の動きの情報をどこから手に入れるか

ウクライナ戦争も終りが見えない泥沼に入っていますね。

当然、「ロシアに勝たすわけにはいかない」と考えますが、そもそもの問題として「誰がこの戦争を引き起こしたのか」という大きな問題があって、そりゃ狂ったプーチンだろうと考えるのはあまりにも短絡的で単純な見方でしかないと思っていて、アメリカが大きく関与していたのは間違いないと思います。

でもそれはアメリカの国家戦略がそうだというより、私はビクトリア・ヌーランド女史（元国務次官）を含むロシアを徹底的に嫌い、破滅させようと行動してきた勢力がウクライナを西側に引き寄せロシアを追い込んできたからだと思っています。アメリカ国内でもキッシンジャーを含め、「追い込むと危険だ」と警鐘を鳴らす重鎮は少なくなかった。

ま、その辺の話はかなりややこしくてそれをこんなブログで語るのには無理がありますが、とりあえず、今、どういう風になっているのかの情報は私も大きな興味を持って見ています。

ところがですね、これが簡単じゃないのね。

ロシアはもちろんウクライナも「情報統制をしている」わけで、何が事実なのかが良く見えてこないんですよね。当然、ロシアだけじゃなくてウクライナ側も「自分たちに都合の良い情報しか流さない」ですから。

そんな中で何が起きているのかの情報を取るのは簡単ではないし、ウクライナ戦争を取り巻く環境まで幅を広げるとそれこそ毎日毎日、とんでもない作業となる。

これに関してはいささか私も疲れてきたのですが、最近は「ウクライナのジャーナリストの解説」が良いと思っているのでシェアします。

Bogdanというウクライナ人のユーチューブサイト。

彼自身が言っていますが、「自分が得ることができる情報は限られているし、全てを話せるわけでもない」のが大前提となりますが、彼の情報はウクライナ戦争の細部が中心ではなくて、それを取り巻く環境、つまり他のNATOを含むヨーロッパ諸国や世界の国々の動き、そして当然、アメリカがどういうふうに動いているか、どういう風に変化してきてるのかという非常に重要な部分の解説もしているということ。

私は今まで日本のニュースを含めて、結構、幅広く情報を集めていたし、「日々の戦況」も調べていました。ウクライナのどの地域の戦闘がどういう状態で、どんな結果が出たかとか、またウクライナがロシア国内のどういう場所の攻撃に成功したとか、そういう細かな情報を毎日発信しているサイトも多数有る。

駄目なのが地上波のニュースで、あまりにも大雑把ですし、立場上、言えないこともあるわけで、またテレビ局のスタンスも大きな影響がありますので、最近はテレビ関係のウクライナ関連ニュースは見ないぐらいです。

各地の戦況を知るにはこういうサイトが使える。主はロシア内部からの情報も見ているので、まぁ良いかなと。

また、主の「ウクライナ応援団長」みたいな【思い】を共有したい人にはこういうサイトが有る。

最近の私は、もう戦闘の細部を調べる時間がなくて、ウクライナ戦争関連のニュースや討論、解説も殆ど見なくなりました。

基本は一番上に書いたBogdan氏の解説だけと言っても良くて、彼の動画だけで「広い範囲の情報が取れる」と思っています。でも当然、ウクライナ人による解説ですから、偏った部分があるのもしかたがなくて、でもそれを差し引いてもかなり良いと思っています。

再び出しますが、これがBogdan氏のサイト。最近はここを中心に見ていますが、それで情報収集に掛かる時間はかなり削減できたし、以前よりも「広い情報を得ることが出来る」と思っています。