世界戦争に向かっているような気がする & 私の妄想

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

プーチンはとんでもないことをしたと思うし、どう考えてもウクライナ侵攻の合理的理由が見つからない。これはネット上を探しても同じで「これが真相だ」というような専門家の説明は全く無くて、ああかもしれないこうかもしれないという想像のオンパレード。

プーチンは精神的に病んでいるという専門家まで出てきて、要は狂ったということなんでしょうが、ウクライナ侵攻に理由をつけるとしたらそれが一番合っているような気さえしてきます。

世界はいくつかの国を除いて一つに団結してロシアに向かおうとしているのは良いことだとは思います。またバイデンの「一般教書演説」も大きな拍手で迎えられて世界に団結を呼びかけ、私達は絶対に負けないという意思表示をした。ま、流れとしては当然だと思うものの、「絶対に許さない」という対抗姿勢を持つということは「やる時にはとことんやる」という意味ですよね。

プーチンは狂っているにしても、「一体何を考えているのかがわからない」状態で、西側諸国が「とことんやる」と決定するってなんか変な気がしないでもないわけです。

今までもプーチンの考えていることはわからない。ということは「今後もわからない」わけで、プーチンが「核を使う」脅しをしていますが、それって本当に脅しなんですかね。今までは何もわからないのに、核に関しては使うわけがないという思い込みがそこにあるような気がします。

私としては、今までもわからなかったのだから、これからもわからないと思うわけで、そしてプーチンはまさかの行動を起こしたわけで、それは今後も同じかもしれない。

もしプーチンが小型の「戦術核」を使って攻撃をしたらどう対応するんですかね。プーチンにしてみれば、「これは予告だ」ぐらいのことを言うかもしれない。西側の出方によっては「核戦争も辞さない」と言う可能性も大いにある。そして「それを選ぶのは西側諸国だ」と。プーチンがまともならそんなことはしないはずですが、そもそもまともならここまでになっていないでしょう。

プーチンの誤算があったと思いますが、彼がそれを自覚しても、「私が悪かった」と頭を下げるとも思えない。彼は愛国主義者で被害妄想で、このままでは祖国ロシアが消えて亡くなるという思いがあると私は想像しているんですが、その思いが強いとしたら、「一か八かの賭け」はするかもしれない。

我らが日本もそういう経験をしてきましたよね。日清戦争も日露戦争も太平洋戦争も同じで、当時の国力を考えたら「日本の何倍も大きな国に戦いを挑んだ」わけで、常識から考えたらありえないことをした。どの国も「まさかと思った」はず。

ま、戦争ってそんなふうにして始まると私は思うわけで、今、プーチンは「ロシアの全てを賭ける」可能性もあると私は考えています。

核戦争になるわけがないと世界は考えているし、核を使うということは世界が終わることを意味すると誰もが信じている。

でもそれは私は思い込みだと思うんですよ。核保有国は何千発もの核ミサイル、核爆弾を持っていて、それを全て打ち合えばもちろん地球の全てが破壊されるにしても、そこまでにはならない時点で、「ちょっとちょっと待ってよ」ってなるんじゃない?

核を使えば核で反撃される。だから使えないのが核だということになっているけれど、それって本当なんですかね。

もしプーチンが核を使ってウクライナの一つの小さな町を消滅させたとして、あるいは殺傷兵器としての核ではなくて高高度で爆発させて広範囲の電子機器を使えなくするとか、今までは禁じ手とされていたことをプーチンがやったら西側はどう対応するんですかね。より強い制裁ですか?まさかNATOやアメリカがロシアに核を打ち込むことはしない、できないですよね。

西側の制裁をプーチンはロシアに対する攻撃だとすでに考えているわけで、また今以上の強力な制裁として何が考えられるか私にはわからないけれど、それを西側が発表すれば、当然、プーチンは「さらなる攻撃を受けた」と捉えるわけで、「次はどこへ核ミサイルを落とせば西側はロシアに対する攻撃をやめるのだ?」と言い出したらどう西側は答えるんですかね。

「悪いのはお前だ。お前が降参しない限り、こちらの手は緩めない」と双方が言い出したらどうなる?それがまさに戦争なんじゃないですかね。

バイデンのこの一般教書演説に拍手をする人たちは、行くところまでプーチンは行くつもりだとは考えていないってことですよね?

「こちらが団結して強く出れば、プーチンは必ず降参する」と皆が信じているように感じます。それと同じ様にプーチンも「ロシアが折れなければかならず西側は頭を下げる」と考えているかもしれない。

「悪いやつは許さない」、あるいは「戦争、侵略は許さない、即刻やめるべき」って当たり前のことですが、それを強く主張すればどうにかなると思う政府は【何も考えていないのと同じ】だと私は思うわけです。

バイデンのこの自信に満ちた演説。そしてそれに拍手を送る世界。

なんだかおかしいと思うのは私だけなんですかね。

 

 

ま、これもまた世界に対してアピールをしているだけなのはプーチンの演説も同じで、もしかしたらアメリカ、NATO、ウクライナ、そしてロシア側のかなりの力、決定権を持つ特使が話し合いを始めているかもしれないと思っています。ウクライナとロシアの協議も同じで、あれは世界が見ている中での舞台でしか無くて、あの場で双方の本音が語られ、それが世界に配信されるようなことって無いんじゃないかぁ。

でもそれもなくて、西側は大義名分を言うだけ。プーチンも理想を言うだけだとしたら、かなり危ないことも起きるんじゃないですかね。

日本人には想像もできないけれど、ウクライナだって男性には「逃げずに戦え」と言った。これって日本人にしてみると「一億玉砕」「最後は竹槍で戦え」と政府が決定したのと同じ。プーチンも合理的な理由が良くわからない異常なことを始めたってことはそれなりの覚悟もあったのは間違いがないはずで、プーチンは「地球が滅亡する直前の動き方で将来が決まる」という国の運命を賭けた【チキンレースをやるつもり】かもしれない。

でもチキンレースって死をも恐れず肝が座っている方が必ず勝つゲームだと私は思っていて、このバイデンの一般教書演説に拍手をしている人たちにはその覚悟はないと思います。

でもプーチンにはその覚悟があったら非常にうまくない。

私はプーチンの肩を持つわけじゃないけれど、「死を覚悟した人」と「理想論をいう人」とどちらが強いかといえば答えは決まっているわけで、あるいは「ヤクザ」と「社会運動家」がぶつかりあったらどちらが勝つかみたいなもので、私はバイデン率いる西側は劣勢に見えるんですよ。

トランプと安倍コンビがいたら、こんなことにはならないと思う私。なぜか?プーチンと似た者同士だから話ができる。

私が望んでいることは、「プーチンが何を決定しても、ロシアの実行部隊が動かない」こと。あるいは「クーデーター」。それしか無いような気がしています。これは大げさでも何でも無くて、戦争は情報戦なわけですが、すでにロシア軍やロシア国民に対する働き掛けを西側は積極的にやっていますよね。そして軍がプーチンの思うように動いていないのがすでに見えている様子。だからこそプーチンは強硬手段を選ぶ可能性もあると私は思うわけです。

国粋主義者がリーダーになると恐ろしいと思うのと同時に、理想論を振り回すリーダーも恐ろしいと思う。理想論も「話が通じる相手だから意味がある」わけで、全く違う価値観、思考パターンを持っている相手には一切通用しないでしょう。

でもなんとなく、最後は「プーチンの自死、あるいは暗殺」で終わるような気がしています。そこにプーチンを追い込むのはプーチンの愛する祖国そのものであるような・・・。そして理想論者達は「正義は勝つ」と信じて益々理想論を振り回して増長するような気がしています。

ま、今はまだ腹の探り合いの段階でしか無いと思うんですが、窮鼠猫を噛むことを軽く考えると理がある方とてとんでもなく大きな損害を被るんじゃないですかね。西側諸国にその覚悟があるのかどうかは疑問。

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ