これ以上簡単な「栽培」はないと言われる「大根カイワレの栽培」ですが、なかなか思うように行きません。
それは「ダボ流のやり方に拘っているから」だと言っても良いと思うのだけれど、大根カイワレを育てるのに毎日毎日、面倒なことをしても「結局は続かない」と思うから、どうにか「手抜き」で育てられるように苦心しています。
いくつかの違うやり方で育てているのですが、「これなら大丈夫だろう」と思うのは【大量の水を使い、なおかつ水は頻繁に交換する方法】しか今のところ無い。またなぜか「水だけより培地があった方が良いような感じ」で、それでも「しっかり育つ」のならよいのですが、伸び方は揃わないし、細くてヒョロヒョロしていて、【美味しそうじゃない】のは大問題。あるいは「水分の保持力が大きな培地(椰子殻から作られたココピートとか)」を使い、しかし「水がたまらないようにする」「風通りも良くする」のが良さそうな感じ。
他のやり方では「すぐ水が腐る」「匂いがしてくる」「コバエまで湧く」様になって【廃棄するしか無い】状態。
難しい~~~~~~。
カイワレ大根なんて誰が適当に育ててもこんな風に育つと思っていたのだけれど、マレーシアに来てからこんな風に育てられたことは一度もない。
新たに種も手入れてやる気満々ではあるのですが、心が折れそう。(┰_┰)
でも「腐るのが早い」のは【頻繁な水の交換】だけで済むとも思えないんですよ。要は「死んだ種が腐る」わけで、新しい水に替えても「種が腐るのは進行する」わけで、ただ「腐るのがどんどん広がらない」ことはあるかもしれない。かと言って、思うように育たない種を「ピンセットで摘んで捨てる」なんて気が遠くなるようなことが出来るとは思えず。でもま、それも一度はやってみようと思っていますが。
マレーシアは高温多湿で「腐るのが早い」のは何でも同じで、「カレーは次の日が美味しいんだよね」なんてカレーを常温で放置したら結構ヤバいし、「年末年始に頑張って作ったおせち」なんてあっという間に駄目になる。だから我が家では【頻繁に火入れをする】とか【氷水で温度を一気に下げて冷蔵庫保存】をしますが、こういうことをしないとどうにもならない。
「火を通せば大丈夫」なこともありますが、カイワレ大根に火を通すことも出来ない。気温31度ぐらいの「カイワレ栽培」って【雑菌を培養している】ような気がしてきます。
カイワレ大根の「生育最適温度は20~25度」と言われているけれど、我が家の環境は【30度以下になることはない】のね。
それが一番の原因だと思うし、温度を下げて育ててみれば「問題ははっきりする」とは思うものの、気温が25度以下の環境を作るのって簡単にはいかない。ただし「水温を25度以下にすれば良い」ということでもあるはずで、そこに「ブレイクスルー」はあるのかも。
どうしましょうかねぇ。