クリスマスイブは久しぶりの「創 おまかせレストラン」だった~~

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シドニーから次男坊家族が来ていまして、毎日、最低一食は一緒に外食のパターンが続いています。

で、クリスマスイブは彼らも非常に気に入ってる「創 おまかせレストラン@ガーデンズ」に、一族7人で行ってきました。

やっぱり「創 おまかせレストラン@ガーデンズ」って良いと思うなぁ。料理の量が少なくて、なんだか「おままごと」みたいに感じるのだけれど、小さな器に入っている料理の世界が半端じゃなく凝っていて、考えられていて美味しいと思う。

どんな料理が来ても「わ、ちいさっ」って思うし、実際に量が少ないのだけれど、品数は多いし、大食いの私でも歳を取ったから「ま、こんなもんだろうな」と思うようになってきた。

でも本当に「全く手抜きを感じない料理」ばかりで、そりゃ当たり前といえば当たり前なんだろうけれど、私はそういう店をマレーシアでは「創 おまかせレストラン@ガーデンズ」以外には知らない。

この店は店名通りに「おまかせコース」が主流の店。でも今回、アラカルトがかなり増えていたし、良いと思った。我ら一族7人はそれぞれワガママで好き勝手に注文したけれど、私は「クリスマススペシャルコース」みたいなのがあったのでそれにすることに。やっぱり「ズワイガニ、アワビ、伊勢海老、和牛」という羅列に釣られてしまった。(笑)

細かい説明はしないけれど、本当に量も少ない小さな料理なんだけれど、1品1品、素材それぞれに「きっちり手が入っている」ものばかり。また純和食の店だけれど、今までとは違う「フュージョン」というか、和食だったらここでは使わないだろうと思うような食材も使うようになっていて、フレンチを思い起こすようなものがあったり。でも「和洋折衷」という感じは全く無くて、まさにフュージョンと言っても良いような「融合している感」があるのね。でも間違いなく和食寄りで、和食好きが「なんだこれ?」なんて思うようなものは一つもなかった。

でも本当に「おままごと」みたいだけど細かい仕事をしっかりやっているのがはっきりわかるし、「どうだ?」みたいな上から目線みたいなものは全くない店で、板前さんや給仕係が「ウンチクをいう」こともなくて、本当に彼らは目立たない「黒子」に徹していて、「客を大事にしている」のが非常によく分かる店。


このイクラとウニの下に入っている「ムース状のもの」が半端じゃなく美味しいのに驚いた。正体は何なのか私にはわからないけれど、この店はいつも「先付け」にインパクトが有るのが面白いと思う。最初にずっこけたらがっかりですもんね。でも先付が美味しいからどんどん楽しみが広がる。

魚はワカサギだけれど、こんな美味しいワカサギを食べたことがない。マレーシアでそんな体験ができるのも嬉しい。ただ「ズワイガニ」がでるというので楽しみにしていたのだけれど、それは右上のもので、「ズワイはズワイでも香箱」ですね。量も少なくちょっとがっかりだけれど、美味しかったのでOK。

ごぼうの茶碗蒸しだけれど、これまた絶品で、茶碗蒸しというよりクリームシチューに近いような風味で、フォアグラも最高のアクセント。良くこんな料理を思いつくと思った。

お刺身はマグロの大トロとタイはかなり美味しかった。でもフグと赤貝はイマイチ。今回のイマイチはこのお刺身の2種だけだった。

肉は和牛で美味しかったけれど、あと二切れ欲しかった~~。

小さなアワビにはいつもガッカリだけれど、調理法が半端じゃなくてキモを使ったソースが美味しい。真ん中の伊勢海老もバター風味なんだけれど、こんな味付けの腕を自分も欲しいと本当に思ったほど美味しかった。見た目が派手じゃないし、期待できないかなと思ったら、こんな美味しい伊勢海老のローストを前に食べた覚えがない。

ここのお寿司は非常に小さいのだけれど、今回はいつもと違って「握りは小さいけれど、ネタは大きく厚みがあるので十分、美味しかった。

いや~~~、大満足でした。

この店で感じる満足感って、お腹いっぱいの満足感じゃなくて、美味しいものを次から次へと出してもらった満足感。こういう店って本当に他には知らない。

シドニーから来た次男坊家族も私の姉も大満足したようで良かった。

ご馳走様でした~~~。最高のクリスマスイブとなった~~~。

SOU OMAKASE DINING…

 

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