2025年は「日本で大きな格差が出来、明暗が別れた年」だった

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2026年1月に「金融広報中央委員会」から【最新の家計の金融行動に関する世論調査(2025年)】が発表された。

今回は過去とはかなり違う結果がでた。

「資産を持っている層はより資産を増やし、資産をもっていない層はより貧乏になっていく」のがはっきりした

◯ 二人以上世帯の「平均」金融資産額が前年の1374万円から1974万円に急増。(1年で600万円の増加。1.4倍という異常値)

◯ 同じく「中央値」は350万円から720万円に倍増。

これが意味することは「資産形成に積極的に動いた層」が多く、【結果を出した】ということ。

ただ単身世帯の「平均」金融資産額は【900万円で横ばい】、「中央値は100万円台」、「50代の単身世帯」は深刻な状況で【3割以上が金融資産がゼロ】状態。

「投資をするにも投資する原資がない」、「投資に興味がない」という人達がどんどんインフレに負けて「下層へ流れている」のがわかる。

だから「投資をしろ」ということなんだけれど、「高値で推移している時」に【これから始める】って半端じゃないリスクが有ると思う。

だから20年、30年の長期で考えて「ドルコスト法が良い」となるのだろうけれど、50代、60代でそんな先のことを考えてリスクを取るのが良いのかどうか。

いつも見ているユーチューバーがこの件を話していた。

彼は若くして頑張って30億ぐらいの資産を作った人で、【投資の重要性】を常に説いていて、それはまさに「時流に乗った考え方」だと思う。

私がなぜこの人のユーチューブを見ているかと言うと、【現在の常識、世の中の動き】がわかるから。

でも私は「彼は正しい」とは全く思っていなくて、彼の「経験に基づいた考え方やサジェスチョン」は【近年、資産を作った人に共通する考え方】だと思うのね。それはそれで良いのだけれど、「長い間には様々なことが起きる」のを彼は【経験していない】わけですよ。30年前はきっと学生だろうし、投資なんて考えもしなかったかもしれない。

でもある日ある時、投資に目覚めて「不動産投資を始め、その他の投資も始めて大きくなった」という「ある一人の成功者」なのは間違いがないものの、「世の中は自分に都合の良い動きばかりではない」のは【彼も理解はしている】にしても【経験をしていない】と思う。だから「流れが変わってきた時の対処方法」を彼は話さない。「投資をしろ」というだけ。

つまり【彼を見ていると、現代の問題点がよく分かる】という意味で、彼の動画をいつも見ています。

でも実際に何度も定期的に訪れる市場の崩壊は、日本でもアメリカでも「株式は80%の下落」だったなんてこともあったし、不動産の下落も1割2割じゃなくて、「半額」なんてまだ良い方で(私が980万円で買ったワンルームマンションは5500万円で売却、でもその後は現在でも2000万円台で推移)、もしバブル時に投資を始めてローン、借金があったら「撤退も出来ない」状態。売却しても大きな借金が残るだけですから。そして「その状態が20年以上続いたらどうなるか」なんて簡単に想像できるはず。では「そんな時にどんな対処方法があるのか」。ここが重要なところだけれど、そういう事が起きたのを「話では聞いたことがあるけれど、自ら経験をしていない人が大半」だから、対処方法なんて誰も話さない。新しい人達はそんな事が起きたことさえ知らないのかもね。

だから彼の話は「常識的な話で止まる」んだろうと思うし、今の時代は「そうだそうだ、その通り」と賛同する人は多いのだろうし、多くの専門家もインフルエンサーも「同じような話をする」のね。【投資をしろ】とは言うけれど、「危ない時にはどうするか」の話をしない。これって片手落ちじゃないですかね。【常に攻めていれば勝てる】なんてことはありえないのは明らかなのに。

まともな「出口戦略」を聞いたことがないし、それが重要だという人もいないし、「なんとなく豊かな将来を夢見ているだけ」の人達が大半。

こういう考え方が世の中に広まっていれば、「これから自分もやってみよう」なんて人は「そのような同じ考え方の中で知識を得て、それを元に考える」のだろうと思う。

このブログでも「ある若い読者」から【アメリカのインデックスを買い続けるのがベストだ。そんな事も知らないのか】とコメントをもらったのを思い出します。

まぁ、お好きにどうぞと思うのだけれど、日本のバブル崩壊前も、アメリカのITバブル崩壊、リーマンショックの時にも【巷の人達は皆が今と同じ様に考えていた】のね。

そして当時も「連戦連勝で資産を大きくした人はごっそりいた」のね。でもその後の「市場の変化」には乗れずに【多くは消えていった】わけです。私の知人にもそういう人はいた。かつては「資産家」で、その後は「借金まみれ」みたいな。

どちらにしても「買えば誰でも儲かるような時代」は常にあるわけで、それは日本株もアメリカ株もインデックスもそして「金(ゴールド)」、あるいは不動産も同じで、【そういう時代に資産を作った人】は、私は「ラッキーでしたね」としか思わないわけです。でも長い間には「冬の時代も来る」わけで、そういう時代を乗り越えて生き残り、資産を築き続けた人のノウハウを私は重視したい。

だから今、私は「歴史が繰り返される」のを見ているような気がする。

でもかつてあったような「惨事は起きない」かもしれなくて、今まで通りに「上がり続ける」事が起きるのかもしれない。でもそういう「良い時」が長ければ長いほど「何か起きた時」の【対処は難しい】のだろうと思う。それは「日本が戦後、平和であり続けて80年」も経ち、「平和であるのが当たり前」と考える日本人ばかりで【問題は話し合いで解決すれば良い】と本当に信じている人がいまだに多いのと同じ。もし他国が勢力を伸ばそうとして日本に近寄ってきた時に、「話し合いで解決する」とは【相手の要望を飲む】ことを意味するわけで、それは「解決ではない」と思うのだけれど、それでも良いと思っているのかどうか。

これは株式・インデックス投資でもなんでも「投資がうまく行かない時にどうするか」というのも同じで、「我慢していれば晴れる日も来るさ」と思っているのかもしれない。これを「平和ボケ」というのでしょう。

でもそういう考えだった人達から「何かあった時に消えていく」のを彼らは知らない。いや、知りたくないのだろうと思う。【臭いものには蓋をする】のが人間の心理でしょう。

衆院選の時に「ママは戦争を止めに行ってくるわ」と家族に言い投票してきた話が注目されて、「私も、俺も」とそれに続く人がいたのをご存知だろうと思う。先日、その話題が国会でも出たくらいだったし。

要は「軍備増強なんかする政府にはノーを突き付けるべき」ということなのね。そして「子供を戦争に行かすために産んだんじゃない」という。

私も「子供を戦争に行かすために産んだんじゃない」と思うのは同じだけれど、そのためには「いかに戦争が起きないようにするか」が問題で、でもそれはまさにロシアがウクライナに攻め込んだのもそうだし、中国がウイグルやチベットに侵略をして「ジェノサイド」と言っても良いようなことをしているのを見てどう思うのかを私は知りたい。なぜ「話し合いで治まらないのか」。

【平和を守るために戦争をする】という【矛盾】があって、侵略する側も「自らが生き残るためにはそれが必要」と信じているからなわけで、侵略が好きだから侵略しているわけじゃない。当然、侵略された側は冗談じゃないわけで、「反発する」のは当たり前で【放置はしない】じゃないですか。

でも投資の世界では「放置がベスト」【ガチホ】だという人は多い。意外にそういう人に「憲法9条があれば大丈夫」「話し合いで解決しろ」というタイプが多いのかもね。

自分の投資が思うように行かず、こてんぱんにやられることがあっても、10年、20年、30年と我慢していれば「いつか日も昇る」と信じているんでしょう。戦争も同じで、「すぐに降参する」にしても、その後どうなるかは「占領軍に寄る」わけで、日本は「アメリカという気前の良い占領軍に占領された経験しかない」から【大事には至らない】と考える傾向がある。でも世界を見るといろいろで、「惨殺、略奪が起きる」ケースのほうが多い。特にロシアや中国が「影響を大きくした地域や国で何をしているか」を見るのは大事だと思う。

私は「日本の歴史」の中で「元寇の役」が非常に気になるんですよ。ヨーロッパまで勢力を伸ばした「蒙古(元)」は日本にも攻めてきた。でも当時の鎌倉武士達は二度の侵略に耐えたのね。もしあのころ「話し合いで~~~」という幕府だったらどうなったのかと思う。

それは現代でも全く同じで、世界を見渡してみればすぐにわかること。それでも良いと思うなんて、私は絶対におかしいと思うんですよね~~。

投資をするのも、平和を守るのも同じで「ノウハウ、技術、そして行動が必要」で、何もしないで放置しておけばどうにかなるなんてことはありえないと思う。

【今の幸せを守りたい】というのはわかるけれど、世の中は常に変化を続けるわけで、「常にそれに対処する」しかないんじゃないですかね。それとも「流されるまま」生きて幸せを得られると思っているのか、それが私には理解の外。

2025年は、積極的に動いた人とそうではない人との「差がはっきり出た」のは間違いがないけれど、それは【第一幕の結果】でしかなくて、これから「第二幕、第三幕、第四幕」と永遠に続いて行く中で「勝ち続けるにはどうしたらよいか」を冷静に考えないと「早い時期に脱落する」のは何でも同じじゃなかろうか。もしかしたら2026年は「平均」金融資産額も「中央値」も大きく下がるかもしれない。過去にもそれが起きたように。

では投資を始めるのは今からじゃ遅いのか?

これは考え方一つで、「春の良い時には誰でも儲けられる」わけで、これから夏も過ぎ、秋、冬が来るかもしれないわけで、「時期に合わせた考え方」があるはずで、【発想を変えてみる】のも良いと思っていて、「株もインデックスも下落時に利益を出す方法を学ぶ」という初心者が出てきても良いと思う。出発点が「春」なのと、「秋」なのとは【やり方が違うのが当たり前】じゃないですかね。

そうやって「進化」が続くんじゃないですかね。そして「誰がやっても利益が出た時代」が終わり、新しい時代を生き延びる「新しい人達」が出てくるのだろうと思う。そうやって「新陳代謝」は進むし、長期で生き延びるのは、あるいは長期に渡って利益を出し続けるのは簡単ではない世界。

どちらにしても「労働の対価で収入を得る」という方法だけで生き延びるのは難しい時代に入ったのは間違いがない。

「だから投資もちょっと始めて利益を狙おう」なんて【片手間】みたいに考えるのじゃなくて、「投資で自分は生きるしかないとしたらどうするべきか」と仮定して考えてみれば「大事なところはしっかり見えてくるはず」。

「ドルコスト平均法」も良いと思うけれど、それは【金持ち、面倒くさがり屋、やる気があるわけじゃない人、考えが浅い人】向けであると私は思う。「ガチホ」も同じで、それが良い時もあるけれど、ではなぜ世の中のプロやハイアマはそうしないのか。常に「攻撃と撤退、様子見」を使い分けるじゃないですか。当然、ヘッジもする。

でも「長期保持」というところだけ真似をして【これがベスト】だと勧めるのは、私は「詐欺師」だと思うのね。詐欺師じゃなくて、本当に「投資が重要で皆が始めるべき」と考えていても「難しいですよ~~」なんて言ったらやる気がでないのは当たり前で、「貴方でも十分勝てる方法がある」とアプローチするのは当たり前。

で、「お人好し」の人はその気になるんでしょう。

でも「学ぶべきことがある」のに変わりはなくて、それに気がついた時にどうするのかが「運命の分かれ道」なんでしょうね。

2025年は「資産を増やした人が多かった」のは間違いがないものの、この十数年の「市場の動き」を見れば【誰でも参加者は利益が出るのが当たり前】の動きなわけで、「損失を出した」人は一体何をしていたのかとなる。

つまり「投資家に都合が良い様に市場が動いた」だけのことで、「投資をすれば利益が出る」という意味ではないのは誰にでもわかるはず。

「そうなんだろうなぁ」と思いつつ、では「どうするべきかはわからない」から、巷の多くの人やサジェスチョンに従って投資をしてしまうのだろうと思う。

「赤信号 皆で渡れば 怖くない」

そんなやり方をしていると、いつの日か必ず「大きな授業料」を支払うことになる。あるいは「お金が必要な時には含み損が大きかった」とかね。

それが相場なるものがこの世に出来て、常に繰り返されてきたこと。それだけの話し。

でもだからこそ「相場を真剣にやると面白い」ことになる。【常にネギを背負ったカモが供給される世界】だから。

だから「格差が広がる」のだろうと私は思っていて、それは「投資をする人、しない人の格差」ではなくて【利益の出し方を知る人、知らない人・トライも学ぶこともしない人】の格差だろうと思う。

世の中ではまだまだ「学歴は重要」「良い会社に入るべき」という基本理念がはびこっているけれど、20年、30年、それ以上の「長期戦」ではそれらの重要度がどれほどの真価を発揮するかは疑問。

投資も同じじゃないですかね。

 

 

 

 

 

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