刻々と「その時」は近づいてきますが、トランプは本当に「徹底的なイラン攻撃」をやるんですかね。
今までトランプは「最後の最後でTACOってきた(Trump Always Chickens Out=トランプはいつもビビってやめる)」わけで、「どうせ口だけだろう」という見方が広がっている。また同じことになったらもう完全に「嘲笑の対象」になっちゃいますよねぇ。
またそんな攻撃をしたら「明らかな戦争犯罪だ」という声は大きいけれど、では「イランが今までやってきたこと」ってなんなのさと思う。「やったもん勝ち」になるんじゃない?
でも本当に発電所などのインフラを徹底的に攻撃したら、「戦争は次のステージに進む」わけで、イランの全面的な反撃が始まったら本当に「中東は火の海」になるかもしれない。いやもうそれだけの力はイランにはないかもしれない。かといって「イランが折れる」とも思えない。この辺は「日本人には理解できる」けれど、「欧米人には理解できないところ」かもしれないですね。でも欧米は太平洋戦争、ベトナム戦争、アフガニスタンでも「死を恐れない人々」を理解したはずで、実際に「勝てない」経験もしてきたわけで、イランと全面戦争になったら「泥沼」になるのはわかりきっている。
どちらにしても「ホルムズ海峡が解放される」ことに繋がるとは思えないし、私達が「戦争が始まった時に懸念したこと」が【これから始まる】ような気がしてならない。
日本はどうするんだろうか。
日本が動くにしても「日本のため」に動いたらトランプは今まで以上にブチ切れるだろうし、「トランプ支持」を声高らかに言えないし、【双方の顔を立てて停戦、あるいは終結に持っていく】なんてことも出来ないだろうし、何が起きるかいろいろ想像しても私の頭では「良い方向に動くことはありえない」という答えしか出ない。
また高市氏は「自衛隊派遣」を考えていたけれど、外務省や経産省を含む周囲に「大反対」されて諦めたという噂もある。
と同時に、今の日本の法律では「船団護衛も出来ない」様になっているらしい。ここは安倍さんも懸念していたけれど「先送り」になっていたと。
これって「台湾有事」が起きても同じことで、「攻撃されれば反撃する」にしても、日本の船舶が攻撃もされていない状況下での「船団護衛」は出来ないと。
全くトランプは余計なことを始めて・・・・、と思うけれど、「イランを放置する」のは【北朝鮮を放置してきた】のと同じ結果になるだろうし、イランは「大国」だから世界への影響力は北朝鮮どころじゃないはず。
日本とイランは「友好関係にある」のは間違いないにしろ、政治的には「距離をおいてきた」し、「イラン制裁には加わってきた」し、ここまで話が大きくなってきた時にどういう立場を取るのかの選択って難しいんでしょうね~。
世界から見ると「イランはテロ支援国家」なのは間違いがなくて、日本人としては「遠い海の向こうの話」だけれど、【今までイランが何をしてきたのか】を考えれば「友好国」として日本が行動できるわけもない。
私は「イランは北朝鮮より危険な国」だと思っていて、また「イラン革命前のイラン」の印象が強く、当時は「中東にある西欧社会」みたいだった。若い女性はミニスカートをはき、西洋文化を皆が謳歌していた「西側諸国の一員」と言っても良い国で、それが革命によって「北朝鮮化した」みたいな。イランの革命前の王政時代が素晴らしかったのかと言うとそれはないにしても、革命後のイランより遥かに良いと思っていて、どうにか「革命政府は打倒」してほしいと思うわけで、「革命政権の延命を助けるべきじゃない」という考え方。
やっぱり「核開発」「テロ支援」を放置して良いとは思えない。
根本問題は、私は「宗教問題」だと思っていて、シーア派のガチガチの原理主義、西洋文化とは「対立関係」にあって、それもマレーシアみたいに「棲み分けが出来る」ならまだしも「アメリカに死を、イスラエルに死を」という国是を認めるわけにはいきませんよねぇ。「敵を殲滅する」のが存在理由になっているんだから。
またイラン国内を見ても、「北朝鮮や中国共産党、かつてのソ連」を彷彿する「弾圧」が行なわれていて、それって放置しちゃって良いものとも思えない。ましてや「革命前」は正反対の国だったわけで、「イランの体制はイラン国民が選ぶ」状態なら良いにしても、やっぱり私には「倒すべき異常な政権」としか思えない。
ま、理想論は横に置いといて【どうやって石油を手に入れるか】が問題の中心にしても、「石油が手に入るならなんでもします。お金も払います」で良いとも思えず。結局それは「未来を潰すこと」になると思うから。
でも「どうにか問題を先送りしても、石油を手に入れる」方向で動くんでしょう。
「石油がないと国が潰れる。頭を下げて、金で解決して何が悪い」と開き直ることって可能なんだろうか。ま、今まで日本はずーっとそうやってきたわけだけれど、未来永劫それが続くのか。続けられるのか。
「世界の隅々まで笑顔が広がる世界」であってほしいけれど、どの国も「それを目指して命をかけて戦っている」んですよね。
しかし今回の件で「いかに石油が重要なのか」が良くわかったし、単にエネルギーの問題じゃなくて、「核融合発電が始まれば解決するわけじゃない」のもはっきりわかって、人類って「綱渡りをしながら生きている」と痛感させられました。
500年後の世界を見てみたい・・・。