日本のお米の価格が暴落?消費者は良いにしても「生産農家」は大丈夫なんだろうか

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「お米が高い」と大騒動になったのも「今は昔」みたいな感じ。お米はどんどん安くなっている様子。

これって消費者としては万々歳だけれど、「生産農家は大丈夫なのか」が気になります。

そもそも「お米の値上がりが凄い」と大騒ぎだった時も、私は「ちょっと違うんでないか」と思っていたんですよ。

あの当時に良く使われた図はこんな。これって誰が見ても「値上がりが凄い」と思う。

でも私が見ていたグラフはこれ。これを見ると、そもそも米は高かったのが安くなり、その「安い価格を基準にすれば、高くなった」となるけれど、前の高かった頃を忘れちゃって良いのか?と思った。

私だって「何でも安いのが良い」に決まっているけれど、デフレ時代に「シメシメ」なんて喜んでいる内に「経済はデフレスパイラル」に入って大変なことになると言われていたじゃないですか。

だからやっぱり「緩やかなインフレがよい」わけで、なんでもかんでも安いほうが良いという考え方って危ないと思う。

そういう意味で、「米が高い」と大騒ぎになっている時に「生産農家はやっと一息つけた」のが見えたし、「米が安いと生産農家はやっていけない」という声はかなりあったと思うのだけれど、「米が高い、米が高い」という声にそれは消されていったと思う。

そして今、米余りが言われていて、「値崩れしている」と。でもそれを「歓迎する人達は多い」様子。

「農家はどうなっちゃうの?」

今の米の生産者は55万人に減っているけれど、これが4年後の2030年には25万人になるだろうと言われている。そして平均年齢は74歳。

これって「米生産業はもうおしまい」に私は思うのだけれど大丈夫なんだろうか。

ただ「米が高い」と言われ、しかし逆に「生産者は安すぎる」と言われた時に私が思ったことは、「小規模生産者のコストが合わないのが問題の焦点」で、それは「小規模生産者を守ってきた日本の政治の弊害」じゃないかという点。

あの時でも「大規模生産に乗り出す人達」はいて、それでも私達がイメージする「大規模」とは違っていて「点在する田畑をまとめると大規模」ということであって、一歩前進ではあるものの、「大きな問題がはらんでいる」と思ったんですよ。

当時のある大規模農家の田畑はこういう分布をしているという例があった。

これじゃ「大型機械も入れられない」はず。

それでもその農家は「コストは大幅に下がって、輸出も視野に入っている」と頼もしいことを言っていた。

ここに「日本の米産業の未来が見える」と思ったのだけれど、「大規模化を推し進めるように政治が動く」ことがなければ駄目なはずで、「小規模農家を票田とする政治家」は減ってきたようには見えるけれど、大きな「曲がり角」に来ているのは間違いがなさそう。

このニュースは面白いと思った。

米余りが言われているのに「大規模化に挑戦する農家」の紹介もあった。

日本の米が「美味しいから輸出が出来る」のではなくて【価格的にも競争力がある】時代になって欲しいです。

美味しい日本のお米は「高級米」として残ればそれで良いと私は思うし、「一般的なお米」は輸出高も大きいとなれば、日本の米産業は守られるはず。ただ、「小規模農家」には表舞台から去ってもらうしか無い。あるいは「高級米の分野」で生き残りを図るか。

これって牛肉の世界も同じで、「一般的な国産牛(非和牛)」もあれば「高級なブランド和牛」があるし、鶏も同じで「ブランド鶏は一般的な大量生産される鶏肉の数倍の価格でも大きなシェアを持っている」のと同じ。それは豚もそうでしょう。

今までの日本って、お米に関しては本当に贅沢が出来た時代とも言えるかも知れなくて、「皆がそろって【牛は神戸牛が良い】と言っている」のと同じ様に思うんですよ。「魚沼産コシヒカリ」があるのと同時に「名も無き日本米」があって良いはずで、「選べる時代」が私は一番良いと思うし、しかし「全て日本産で賄える」時代が来たら良いなぁと思う。

今の日本政府は「(国内)需要に合わせて生産する」ような事を言っているけれど、これって私は理想論で国内での需要と生産のマッチングなんて「工業生産物」じゃあるまいし無理だと思う。でも「貿易」となれば、「貿易量の調節」は可能なはず。

そしていつの日か、「日本の美味しいブランド米」が「世界の価格競争にも勝てる時代」になったら面白いと。

日本の産業ってどの分野でもそれを狙ってやってきたはずで、「お米」だって出来るかも知れない。

頑張れ!日本!

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