オーストラリア人に聞いた話を一つ紹介します。
未来の話です。
A 「そろそろ私の脳みそも疲れてきたんで、今のを下取りに出して新しいのに取り替えようと思うんだよ。」
妻 「あら、いいんじゃない。ちょっと物忘れも多くなってきたし、時期かもね。」
ということで、Aは脳外科の医師に相談に行きました。
医師 「はい、はい、わかりました。では移植することにしましょう。ところで、どんな脳みそがいいですか?」
A 「どんな種類があるんでしょう?」
医師 「いろいろありますが、在庫もそこそこで値段がこなれているのがアメリカ人の脳みそですね。ただちょっと性格的に我が儘になる傾向が報告されていますが、お奨めです。値段は5000ドルです。」
A 「5000ドルですか、結構いい値段ですね。もっと安いのはありませんか?」
医師 「中国人のは3000ドルですが、さぁ、どうでしょう。好みによると思いますが中国人自身が他国の脳みそを欲しがる時代ですし、この脳みそも昨日下取りしたものです。在庫はたくさんあります。」
A 「なるほど。では値段は別にしてこれならばっちり!っていうのはありますか?」
医師 「日本人のはどうです?8000ドルですが、情緒的にも豊になり、頭の回転はかなり速くなりますよ。」
A 「ほーー、それはいいですね。他には何かありますか?」
医師 「一番良いのはやっぱりオーストラリア人の脳みそです。12000ドルですが。」
A 「これまた随分高いですね。どうしてそんなに高いんですか?」
医師 「なんせほとんど使っていませんから。新品同様です。」
A 「・・・・・・・・・・・・」
なんて差別丸出しのくだらない話ですが、この話はオーストラリア人だからできる話で、私からはこれを言う勇気はありません。
って、書いてるし・・・・・
傾向として、自虐的なものが多いような気がするなぁ。で、アメリカをこき下ろすのも多い。ただ、日本を笑う話は私は聞いた覚えがないです。それなりに気を遣ってくれてるんでしょうね。
そういえば、昔、商社に勤めている友人から聞いた話を思い出しました。Japan as No.1 なんて言われていた良き時代のことですが、
1豪 3アメ ヨーロッ8
いちごう さんあめ よーろっぱ と読むそうですが、商社マンが海外勤務を命じられて、この年数以上その国に駐在した場合、日本に帰ってきてからはもう使い物にならないなんて言われていたそうです。
オーストラリアはたったの1年・・・・・・
それだけ平和でゆったりして住みやすい国ということだと理解することにしています。^^v
オーストラリア人が自虐的なジョークをいうのも、裏を返せば自慢だというのがわかりますよね。
しかし、今の日本。外から見ているといいことは何もないように見えるんですが、大丈夫なんでしょうか。