両替に関して

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両替についてまた調べてみました。8月5日 Maybank

前回は5月の2日。

下の表はTT(電信)のSellとBuy、そしてNote(現金)のSellとBuy

%の表示はSellとBuyの差額、つまり両替商の手数料がSellの価に対してどのくらいの比率であるか表しています。


%が小さい通貨は売りと買いの差が小さいということで、両替に適した通貨であると考えることが出来るはずです。電信では各通貨に大きな差は無いものの、現金ではかなりの差があるのがわかります。電信、現金に関わらず、有利なのは米ドル。

前回は5月の2日に調べましたが、その時の為替レートはここには表示せず、その時の現金両替の%だけ載せました。これを見てわかることは5月の時点では日本円の両替の場合、9.48%という高い率だったのが今回は5.41%と低くなっております。逆にオーストラリアドルは前回は5.04%だったのが8.38%と高くなっている。

根拠のない一般論として、私は日本円は不利なことが多いと思っています。これはマレーシアに限らずどこの国へ行っても日本円の現金両替比率がいつも極端に悪いということ。今回の日本円の5.41%という数字は、私はほとんど見たことがないくらいの低さで、前回の9.48%程度が普通ではないかと思っています。

各通貨の%が違う理由、また日にちによって違う理由は私にははっきりわかりませんが、需給関係が主な理由ではあると思うものの、多分ボラティリティが一番の要因ではないかと考えます。つまりその時点で変動の大きな通貨を在庫として持つことは、両替商としてリスクが高いわけですから、手数料も大きく取ることになるのではないかと考えています。逆を言えば、今日の日本円のボラティリティが低いのかもしれない。

一般的には送金にしても現金両替にしても、考えられるのは日本円、アメリカドル、そして私の場合はオーストラリアドルとなるわけですが、その時によって通貨を変えられるわけでもないので、時期を見計らって両替するのが%に関しては良いということになります。

ただし、数値そのものは常に動いており、実際には%の差以上に為替が動くわけで、有利な両替時期を選ぶのは「将来の読み」という曖昧な物に依存するしかないのに変わりはありません。

為替の変動を無視した場合、アメリカドルがかなりの確率で一番有利であることが多いのがわかります。

ただし、日本円を米ドルに替えて、それをまたリンギットにということになると米ドルのアドバンテージは無くなるわけで、FXを含めて資産運用をする中で米ドルを扱うことがあるのなら、マレーシアへの送金用として米ドルを準備しておくのは有効だと思います。

街の私営両替商の方が交換率が良いということですが、データがないのでそれは調べていません。

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