今使っているカメラは一眼3台(キャノン40D、ペンタistDS、パナGH1)。コンデジ2台。そして交換レンズは安物ばっかり20本ぐらい。ほとんどKマントかM32。それぞれ良いところはあるんだけれど、これが良い!ってのがない。
良い物をもっていないんじゃなくて、腕が悪いってのがきっと90%正解。
わかっちゃいるんだけれど、インターネットに出ている作例を見るとやっぱり道具が違うんじゃないかと思うわけです。今持っているカメラも決して悪いわけじゃなくて巷ではそこそこの評判のある機種。でも出てくる絵は似たり寄ったりで、やっぱりデジタルだねぇ、って感じ。
新発売のソニーのNEX5は作例を見るとまぁまぁって感じ。数値的な性能としてはかなり良いと思う。ただ、凄い!って思う作例は見た事がない。所詮、他の機種と似たり寄ったり。
では凄い!って作例はどんなカメラorレンズかというと、高価なライカとかは別にして、気になるのがシグマのDP2s。コンデジの親分みたいな機種だけど、このカメラが吐き出す写真にはうっとりする物が多い。いや、このカメラは趣味性の高いカメラで、普通の人が買うカメラとは思えない。つまり、うまい人が使うカメラ。となれば、作例も良いのが多くて当たり前となる。
私がこれを使っても欲しい絵が撮れるのかどうかがわからない。
またもしこのシグマを買ったところで、話題のソニーNEX5が気になって仕方がなくなるのも間違いがなさそう。
こういう時には両方買っちゃえ!ってのが正解なんだろうけれど、そういう衝動的な行動はやっぱり抑えたいと思うんですよね。お金の問題じゃない。
でもなぁ、何十万円するわけじゃないし・・・・
昨日、友人と久しぶりに焼肉屋に行ってきました。乾癬でまるで外出をしない女房も久しぶりの外食なので喜んでいた。うん、美味しかった。で、支払いは190ドル。結構高かった。帰りに日本食料品の買い出しで2カ所。支払いは約200ドル。帰りに煙草も買った。5月から25%も値上りしたのでかなり減らしているのだけれど約二週間分の煙草が180ドル。昨日はトータル570ドル使ったことになる。この金額を考えるとゾッとするけれど、生活費としてはコンスタントに、そして定期的に出て行ってしまう金額で大騒ぎするほどじゃない。
なんて考えると、欲しいカメラを二台買ったとしても安いもんじゃないかと思ってしまう。外食、日本食料品、煙草をちょっと抑えればカメラなんか簡単に買えてしまう計算。カメラは消耗品だとは思うけれど、3年や4年は全く問題なく使える。そう考えると、毎日食べる日本からの輸入米の方がよっぽど贅沢のような気がしてくる。
出かける時にカメラを複数台持つのはかなり無理がある。でもそれは一眼の大きさであり、交換レンズを持つからそういうことになるわけで、特に今回のソニーのNEX5なんてそれこそ手のひらに入ってしまう大きさ。交換レンズを持っていくことを考えれば、このNEX5はカメラというよりレンズにくっついたオマケの記録装置という感じの小ささだから、あってもなくても荷物が増えるという感じではないはず。
ううううむ、言い訳はその辺にして、両方とも買っちゃえ!という声が頭の中でこだまする。
参ったなぁ・・・・
ソニーのNEX5とシグマのDP2sの情報を探していると、現在DP2sを持っていてNEX5に乗り換えようとしている人がいるのが見えてくる。私からするとDP2sの方が描写力は上に見えるんだけどなぁ。でもNEX5が気になるのもよーーくわかる。レンズは交換できるし、HDRじゃパノラマじゃ、高感度も強いとかシグマではどうにもならない利用価値の高い機能付き。
でもたった一枚でも良いから、これだ!っていう絵を撮りたいし、それが出来るのはシグマのDP2sじゃないかと思うんだよねぇ。写真が写真に見えないというか、被写体がいかにもそこにあるような錯覚がある。あるいは、布にしても綿とシルクと化繊の違いがわかると言っても良いような描写力。これって気のせいかな。
気のせいだと誰か言ってくれ~~~~~~~~~~~~!