車が売れた~~。\(^O^)/
車を受け取りに行きたいのですがと昨日携帯にメールが入っていたのに気がつかなかった。連絡がないのでこの話はパーになったのかと思っていたんだけど今日電話をもらって気がついた。
こちらに我々が来る前からお世話になってもう20年の付き合いになる友人がいるのだけれど、買い主はその息子さん。彼が小学生の頃から良く知っているし、きっと彼なら大事に乗ってくれるはず。
で、初めての記念撮影。
ベンツのE320アバンギャルド。もうかなり古い。だから売り値はお友達価格もあって破格。買ったときの20分の1。でも走行距離はたったの2万キロしか走っていない。車内はまだ新車の匂いがする。
こちらは車社会だから一人に一台車がないと生活が出来ないのだけれど、来年の1月にはもう一台売るつもり。次男坊がシドニーに行くからもういらない。長男もそうだけれど大都市は交通網が発達しているから自家用車は邪魔なくらい。駐車場はなかなか見つからない上に駐車料金も目玉が飛び出るほど高いから車はない方がいい。
我々がマレーシアへ行くときにはどうしようか。一台置いておくつもりだったけれど、マレーシアへ行ってすぐ帰ってくるようなことは無いと思うので売ってしまおうと思ってる。で、帰ってきた時にはレンタカーが良いかな。
本当はMM2Hが取れたときにこのベンツをマレーシアへ送り込もうと思っていた。でももう結構古いし、オーストラリアはマレーシアほどじゃないけれど車が異常なほど高い国だから、日本からマレーシアへ車を持ち込むほど得にはならない。ましてや日本とマレーシアとの間には自動車の専用輸送船があるから運賃が非常に安い。ところがオーストラリアとマレーシアには自動車専用船はたぶん無いはずなので運賃が高い。これじゃますます採算が合わない。だったらこちらで車を売りさばいてその値段に運賃分、諸経費を足して計算するとマレーシアで買うのとさほど変わらない値段になるんじゃないか。ま、それがマレーシアへは車を持ち込まないことにした大きな理由。
それと私はこちらで日本から中古車を輸入販売していたからわかるのだけれど、正規に輸入されていない車種は修理の時にびっくりすることになるのが普通。部品がない。板金なら良いけれど部品が必要なときには日本から取り寄せることになる。当然航空便だしかなり高い。部品が届くまでは車には乗れないし、小さな部品ならまだしも大きな部品だと怖ろしいことになる。
また、同じ車種なら良いかというと話はそう簡単ではない。同じ車種に見えても中身がまるで違うのが普通。輸出車はその国その国に合わせてコンフィギュレーションが違うし、乗ってるエンジンさえ違うことも良くある。外装も違うケースがほとんど。ましてや現地生産や東南アジアの他国で生産している車も多いわけで、日本から持っていった車と見た目は同じ、車名も同じでも中身は全く違うと言ってもいい。だから現地で部品調達は難しいと考えるべきだと思う。
だからマレーシアは車が高いから日本から持っていくというのは私は良いことだとは思えない。最近の車はセンサーがいくつも組み込まれていて、コンピュータ制御になっているのが当たり前。これが壊れると怖ろしいことになる。またエアーサスペンションも同じ。これが壊れると悲惨。でもまぁ、なんでもどうにか直しちゃうのが東南アジアであるからどうにかなるのかもしれないけれど、壊れたときのことを良く考えるべきなのは間違いないはず。
良さげなのがMM2Hの特典でマレーシアで売っている車を安く買うこと。これだろうなぁ。売るときに面倒臭そうだけれど。でももう我々にはそれを買う権利はない。一年以内だっけか、この権利があるのは。
さて、マレーシアではなんの車を買おう。
実は私はカーキチで特にスポーツカーが好き。でもねぇ。マレーシアでは欲しい車は買えない。高すぎ。
日本車が良いような気もするんだけれど、よくよく調べてみると日本製はかなり高い。だから海外生産のシビック、アコード、カローラ、そんなクラスが良いと思う。あるいは最初はレンタカー、いやリースと言うべきか、月極で2000リンギットぐらいで借りられる。でもなぁ、半年1年はあっと言う間だし、買った方がやっぱり得かもしれない。それとも適当な中古でも探そうかな。でも中古もメチャ高い。
車が好きだからマレーシアの自動車のHPをたまに見るのだけれど、ほんとに欲しいと思うような車ってコンドミニアムと同じかもっと高い。でもKLに行くとびっくりするのがそういう車が普通にいくらでも走っていると言うこと。ウン千万クラスの車もゴロゴロある。変な国だわ。