ヨメさんと車

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今日はヨメさんと車のことを話し合いました。私の中では大体筋書きが出来たのでヨメさんがそれをどう思うか。

結果は予想通りで、

「あんた、バカじゃないの!」

ですとさ。

ヨメさんはスポーツカーが嫌い、スピード、加速感が恐いと言う私と正反対の性格で車に関しては全く噛み合いません。どれほど彼女がスピードを怖がるかですが、以前、その時はなんの車に乗っていたのかわすれましたが、160キロぐらい出すと恐い恐いと言いだし、なんと助手席からずりおりて座席の前のあの狭い空間に入り込んでしまうくらい。

おいおい、危ないから止めろと言ったのですが、恐い恐いの一点張り。もちろんジェットコースターなんて生まれて一度も乗ったことがありませんし、私がこちらで乗っていたACコブラのレプリカ5.7リッターなんて助手席さえにも乗ったことがない。

だからスポーツカーなんて見ても格好いいとも思わないし、乗りたくないし、絶対に運転なんかしないと言い張ります。

「あんた一人で乗ればいいじゃない。私はタクシーに乗るから。」

ここまで言われてごり押しはできないので妥協点を探しました。

彼女がこれまで良い車だと言ったのは、結婚当時に乗っていたシーマ。これは3リッターターボ付きで結構早かったのですが、当然スポーツカーみたいな走りをするわけでなく、まぁ、ゆったり乗っていました。それとタラゴ(日本ではエスティマ6人乗り)。この程度の車なら自分でも運転をします。

私としてはヨメさんも万が一の時には運転できる車じゃないと困るので、一台目の車としてのスポーツカーは廃案としました。残念です。

ではどうするか?マレーシアの車事情がよくわかりませんし、日本から素性もわからない中古を買って持って行って、思ったほど調子が良くなかったりしたらマレーシアの滞在そのものが面白くなくなってきますので、まずは適当な車をディーラーから買うことに決定。

候補は3機種。ホンダアコード、三菱ASX、フォルクスワーゲンパサートCCです。

この数日気が狂ったようにいろいろ調べてわかったのは、日本車の海外生産モデルと外車はさほど割高ではないということ。日本車の海外生産モデルを日本車と比べるのは本当は間違いで、こちらでも例えばトヨタのカムリは見た目は同じでもブレーキ系統がまるで違うとか、コストダウンが計られているのがわかってます。でもま、同じと無理矢理考えれば、数割程度の高さとなります。これは外車も同じで、日本ではやっぱり高い値付けがされているのがわかります。税金が高いマレーシアでは日本の倍以上するかというとそんなことはなく、やっぱり数割アップ程度。これも厳密には海外生産モデルがあるわけで一概には言えませんが、まぁ、外車も似たような物だと思いました。

で、一番高いのは日本製の車。これは2倍から2.5倍。どうも精神的にこの価格を出すのは不可能で、基本的にパス。

ということで海外生産の日本車としてはホンダアコード。外車としてはフォルクスワーゲンCCを選びました。そしてどこ生産だかわかりませんが、価格的にも妥協できる三菱ASX。

ま、とりあえずこの辺に乗っていて、後でどうしてもスポーツカーに乗りたいという思いが捨てきれないとなれば、当然中古車ですがアウディのTT、大西さんお奨めの三菱ランエボ、あるいはベンツのSLK等を考えても良いと思います。ランエボは日本でも高いですが、マレーシアではとんでもない値段ですので、率としては悪くありません。また外車でも日本ではスポーツカーばなれしていますし、普段乗りできないような中古車はめちゃくちゃ安いのでTTとかSLKでもOKということ。

でもフォルクスワーゲンは日本より数割高い程度ですが、それでも総額が高いので、二台目を買う意欲がなくなりそうです。ま、そんなところで第一本命はアコードってことになりそうです。そして次ぎにASXってところでしょうか。

ホンダアコードといえば北米ではクーペを売ってるんですね。でもマレーシアにはない。もしこれのV6でもマレーシアで売っていればこれだけで充分だろうと思いました。恰好もかなり好きです。

なかなかうまい具合には問屋が卸してくれませんねぇ。

アコードクーペ。

大本命アコード。

三菱ASX。

フォルクスワーゲンパサートCC。

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