近所の自動車屋を廻って来ました。調べたのは、三菱、スズキ、スバル、そしてプジョー。それだけです。
私が良いなと思っている三菱のASXですが現車がありませんでした。残念。ただ値段だけはわかって、なんとマレーシアの半額ぐらい。オーストラリアはマレーシアほどではないけれど車は高い。それなのにマレーシアの約半額。これにはちょっとびっくりしました。というかオーストラリアでは非常に挑戦的な値付けをしていると思いました。26000ドルぐらいです。210万ぐらいですか。
三菱のアウトランダーも良いと思った。ASXよりちょい大きめ。シャーシーは共通のはず。
スズキは見るべき物はなし。ただ私の好きなスイフトが多くおいてあり、モデルチェンジでボディーも大きくなると聞いていましたが、それはまだ先のことらしい。
スバル。これは面白いのがいろいろありますね。私はアウトバックという4駆のステーションワゴンが良いと思いました。2500ccでターボ装着だから馬力もあるし。マレーシアではこれをレガシーワゴンというのかな?調べてみたらなんと29万RM弱。たか~~~。BMW、ベンツのちっこいのより高い!
で、面白かったのがプジョーです。この数年、こちらではプジョーの人気が出てきて結構走っています。調べてみるとこの傾向は世界的な物みたいで、プジョー&シトロエン軍団は史上最高の売れ行きとか。
まず目に付いたのが308という車。私としては普段乗りにカローラのハッチバックみたいなので充分だと思っていたのですが、マレーシアにはカローラのハッチバックは売っていない。で、この308はカローラのそれより一回り大きい感じでしょうか。でも決して大きいというわけではない。室内空間も充分広く、そしてハッチバックで荷物も積める。デザインは個性的で、私の好み。特にサイドからリアにかけてのラインは色気があってゾクゾクします。(笑)
マレーシアでは2バージョンあって、1600cc120馬力のとターボ装着の156馬力。価格は保険料込みで10万RM弱と12万RM。これってカローラより安いはず。
サイズが良いと思いました。小さすぎることは無く、でも決して大きくない。町乗りには最高だと思います。カローラハッチバックやホンダジャズよりは大きい。これのターボ装着車でマレーシアのは156馬力。12万RM弱ってかなりお買い得だと思いました。実車を見るとびっくりするのは居住性の良さです。広いし。でも後部座席の足がちょっときついかも。
それと良いなと思ったのがプジョー5008。これは7人乗りですが、そんなに大きくない。後の全ての座席は折りたためてフルフラットになる。まるで商業車みたいに使える。屋根のパノラマルーフは後部座席まであって非常に広く開放感ばっちり。で、装備はテンコ盛り。そして嬉しいのがサイドカーテンエアバッグ付きということ。アームレストもある。
ただ残念なのはエンジンが非力。1600ccしかない。でもターボ付きで156馬力。これがヨーロッパの流れなんですね。ダウンサイジングして過給圧を掛けて馬力を稼ぐ。で、燃費も良いし走行性能、居住性も上がる。これの価格は16万RM弱。
私の普段乗りの車として条件があります。
1 0-100キロは10秒以内。
2 アームレスト付き。
3 エアバッグはサイド、カーテンも欲しい。
4 荷物が積める。
5 ユーロNCAPで5スター以上。
1 言わずもがな走行性能です。とにかくテレテレ走る車は嫌い。
2 運転席にアームレストがあると楽なんですよねー。
3 安全性にはこだわりたいです。今時エアバッグのない車はないですが、サイドやカーテンがあるのは最上級車なのが普通。これはアコード、カムリも同じで普通はついていません。ただ、車の安全性に関してヨーロッパは非常に五月蝿いようで、サイド、カーテンエアバッグ装着車は多い。
4 大きなスーツケースを二つは積めるようでないと困る。これはセダンだと大型車以外は難しい。
5 ユーロNCAPはヨーロッパで行われている安全性の基準になっていて、衝突時の安全性は5以上が欲しいです。多分、サイド、カーテンエアバッグが無い車は5つ星は取れないかも。
もしこれらの条件をクリアして、0-100キロが8秒以内の車であるならオールマイティで使えるのでスポーツカーが欲しいとは思わないはず。でもなかなか無いんですよね、そういうのが。では二台買う必要がなくなるのであれば、多少高くても上の条件を満たす車を一台買えばいいと言うことにもなる。
ま、その辺が私の思案のしどころでしょうか。でも日本の車に日本の価格の2倍以上出すというのはどうも精神的に難しいです。その点、日本では高い外車の方が安く感じるくらい。