他の日記でマングリッシュ・シングリッシュの話題を出しましたが、英語の発音って難しいようで簡単で、簡単に考えると難しくて、また場所によってはまるで違っていて、そういうのがゴチャゴチャになって常に誤解が起きますね。
それを皮肉った動画をお一つ・・・・。これも笑えます。前にもだしたけどぉ。
これを聞いて何が笑いのポイントかわかれば、同じような状況から逃れる事が出来るかもしれませんね。
最初の一回で全てわかるようなら問題なし!
これと似たような経験をしたことがあります。
我ら夫婦と子供二人、家族4人で中華を食べに行ったときのことです。それぞれ好きなものを頼んだのですが、ヨメさんは福建炒飯を頼みたかったのです。で、彼女が言ったのは
「ワン ファッキンチャウファン、プリーズ」
注文をとりにきた女性は固まったまま。二人の息子(バイリンガル)も固まってます。笑いをこらえられなかったのは私だけで爆笑してしまいました。ヨメさんは状況がわからずキョトンとしているだけ。
福建炒飯はフッケンチャウファン。ファッキンチャウファンじゃないんですね。ではファッキンチャウファンってどういう意味なのか?(Fから始まる4文字の言葉があります。絶対に人前では言ってはいけない言葉)
こういうところを注意しないと大恥をかくことになって、場合によっては単に間違えたじゃすまないシチュエーションもあると思います。ま、笑いが取れるという良い点もあるとは思いますが・・・・・。
また、席に座るときに空いてる席を示して、ここに座っていいですか?と聞くケースはよくあると思います。
Is it taken ?
なんて聞き方が多いと思うのですが、座っていいですかを直訳して
Can I sit here ?
と聞くこともあると思います。でも日本人はここで注意しないとかなりまずいことになります。
Can I shit here ?
つまりここでウンコをしていいか?ということ。(笑)
She sells sea shells by the sea shore.をちゃんと発音できる人はこういう問題が起きませんが、シーとスィーの違いがあいまいだと上記のような失敗をすることになりますね。犬を飼っていて英語で指示を出す日本人は多いと思いますが、多くの方々は「座れ!」の意味で「シット!」あるいは「シットダウン!」と言う人が多いのに気がつきますでしょうか?これって英語人が聞いたら大爆笑でしょう。
私も大恥をかいたことは何度もありますが、忘れられないのがあります。それも大勢のお歴々の中で話をしていたときです。
「彼は分別がある」と言いたかったのです。成熟しているとかいう意味で mature と言うべきところ manure と言ってしまいました。manureって肥料の意味で、どちらかというと人糞とか鶏糞、牛糞で作ったもの。
「彼は肥やしだ」の意味になりました。(笑)
このときは誰もそれに反応することなく、笑いもありませんでしたが、後でフト気がついたときには穴があれば入りたいほど恥ずかしい思いをしました。
そうそう、前にも書いたかもしれませんが、もう一つ失敗談。
もう40年近い昔の話ですが、英語圏の女性と鉄板焼きに行きました。目の前でパフォーマンスをやるアレです。で、そのコックが凄く面白かったんですよ。で、彼女に言ったわけです。「こんな面白いコックは初めてみたよ(会ったよ)。」って。よくあるシチュエーションでしょ。で、私は、
「I’ve never seen such a funny cock before.」
って言ったわけです。でも彼女は知らん顔するんです。この文のおかしなところはすぐに分かりましたか?で、私としては通じないわけがないと思ってこのフレーズを数回繰り返しました。でも彼女は無反応。おかしいなぁと思って考え込んじゃったのですが、ハタと気がつきました。コックの事を英語でコックとは言わない。クック、あるいはシェフですよね。ではコックとはどういう意味か。これは前のシングリッシュの話にも出てきましたが、cockは雌鳥の事を意味します。でも他にも意味がある。例えば水道の蛇口とか。そしてそれに似ている男性の・・・・そうシンボル。あれもcockとスラングで呼ぶ。
つまり、彼女は
「こんなおもしろいチ○ポ○見た事ない」
と取ったのだと思います。これに気がついたときには私も真っ赤になっちゃいましたよ。でも今思えば、私がこれを言った瞬間、彼女はきっと目の前のシェフのあそこをチラリと見たんでしょうね。(笑)
こんな馬鹿な話をしながら、英語を覚えていくのも面白ですよね。
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上の動画のストーリーが分からない方はこれの方が良いかもしれません。
載せた手前、簡単に解説します。
彼が言ったのは「皿の上に2枚欲しい。」これを「皿の上にオシッコをしたい。」とウエイトレスは聞き間違えた。
「テーブルの上にフォークが欲しい。」
↓
「テーブルの上でセックスをしたい。」
「ベッドにシーツが欲しい。」
↓
「ベッドの上でウンコしたい。」
そしてサナバビッチと聞こえるのは相手を罵倒する言葉ですが、それを知らない彼は「Son of a beach」海岸の息子??と思った。
逆にチェックアウト時に「ご多幸を!」と言われたのに彼は罵る言葉を言われたと思い、その罵り言葉を返してしまった。
こういうストーリーです。