いろいろチャートやインジケータを弄繰り回してシミュレーションをしながら思うのですが、もし私に自由自在にプログラミングが出来る技術があったらいいなぁと。
これのここのところをちょっとだけこんな感じで表示できたら・・とか、こういう動きの時にはワーニングが出たり、シグナルの表示ができたらなんて思うのですが、それさえも私にはかなり難しい。
どうにもしょうがないのでインターネットで探してプログラミングの請負をしてくれる方を探したのですが、これもまた結構お金がかかるのね。
中にはブログをやっていて「こういうのはできませんか?」なんて書き込みに応えてすぐ作っちゃうような人もいるんですが、そういう人は趣味とか本業の片手間でやっているので、見ず知らずの私が格安で作ってくださいとはお願いできません
出来ないことは誰かに頼むしかないのですが、このコストって半端じゃない。
今回ある一つのインジケータがありまして、それは昔から使っているものなのですが、表示方法を変えたかったんです。表示方法を変えても精度が上がるわけでも何でもないのですが、視覚に訴える表示方法って大事なんですよね。特に数分での勝負が多いスキャルピングでは瞬時に判断できる環境が何よりも大事だと思ってます。で、その表示方法を変えるのをお願いしただけで、6万円也の請求書です。
だからお金を掛けても必要なものは手に入れるしかないのですが、それにしてもお金が掛かる。ましてや困るのが、あとでちょっとここを変更とか、これをプラスしてってのが駄目なんですね。それぞれまた追加料金ということになる。
そしてもっと困るのが、製品として納品されて、なんとソースコードはくれないんです。つまり、自分であとでそのソースコードをちょこちょっと改良するとか、似たようなものを作るとか、そういう変更も流用もできないってこと。
まぁ、実際にそれがなくちゃどうにもならないってのなら仕方がないですが、今の私みたいに、あれもこれもいろいろテストしている状態で、こんなのが欲しい、あんなのが欲しいってレベルなのにそれぞれにお金を掛けていたら大変。
プログラミングの技術ってお金に換算したら凄いんだろうなって思う今日この頃。
これの流れで面白いサイトを発見しました。フリーランスのプログラマとか内職とでも言いますか、世界中から仕事のオファーを集めて、それを請け負う人たちとのマッチングサイトがあるんですね。
例えば、私が「こういうプロジェクトがあって、こういう技術でこういう仕様のプログラムが欲しい」なんて書き込むと世界中の技術者からそれに対して「私にやらせてください。料金はXXXXです。」みたいな書き込みが集まる。その中から出来そうな人、実績がある人、評判の良い人を選んでお願いする。面白いですねぇ。
もし私がかなりのプログラマだとしたらそれこそチベットの山奥に住んでいても世界中から仕事が取れる。また逆に、お願いするほうは結構安いコストで作れる。
ただし、それなりのものって感じでしょうか。外注に出してちょこちょっと作ってもらう内容が多い感じがしました。大事なコアな部分は外注に出せないし、社内でやるしかないのでしょうし、またこんな時代ですから、ちょっとインターネット関連、あるいはIT関連で必要なソフトを手軽に作って欲しいという需要って多分世界ではものすごい量だと思います。
中には本当に簡単なソフトを作ってくれなんていうのもあって、これなら私でも時間は掛かるけれど出来そうだと思う内容のもありました。そういうのでも30ドルとか50ドルという料金がついて請け負う人がいる。きっと経験も豊富でライブラリを多く持っている人なら、ほんの5分もあれば出来ちゃうようなものさえある。でも出来ない人には一生かかっても出来ないプログラムってこと。
ま、そんなことで私としては難しいものはプロに頼むにしても簡単なことは自分でどうにかしたいです。でもそれさえも難しいのが現状。
勉強しながら悩むのは、今使っているのはMQLというC言語みたいな言語なんですが、これも近い将来使わなくなるであろう事がもうわかっているんですよ。つまりメタトレーダーっていうソフトがこの言語を使っているんですが、もう古いのね。そもそもこのメタトレーダーというソフト自身、私はユーザーのためじゃなくて、業界のため、つまり無料の手軽なソフトを世界の隅々にまで配布して、それでなんでもできるような環境を作って、そしてFXの参加人数を増やそうぜと業界の片棒を担いでいるみたいな。どうも製作者のスタンスがユーザー側にあるようには思えないんですよ。パチンコ台の供給元みたいなイメージがあります。
今まで相場関係のソフトは日本のものから、世界的に有名なTradeStation、CQG、あるいはeSignal、NinjaTraderとかその他もろもろ使ってきた中でこのメタトレーダーってかなり貧弱で不安定なソフトっていう印象があります。
なんていうかなぁ。25年前のカローラをだましだまし乗っているような感じ。最新のポルシェのようなものが良いというわけじゃないんだけれど、やっぱりユーザーの使い勝手や要求を満たすという点ではメタトレーダーって最悪だと思うなぁ。
でもこれがFX業界では標準。無料だしこれを使うユーザー数って半端じゃないみたいね。だから情報量が凄い。これが最大のそして唯一の魅力。
で、これも新しい世代に代りつつるのが今で、言語体系もかなり変わるらしい。今のプログラムもそのままでは動かないだろうと言われているようで、それなのに今のものをシコシコ勉強している私はバカみたいです。
もっとバカみたいなのは、将来的に私はこのソフトを使おうとは思っていないって事。
あるFX業者は独自の注文、チャート、ストラテジーのテスト、自動売買が出来るプラットフォームを持っているのね。でもメタトレーダーも使えますっていう業者。
この二つを両方起動させて見てみると、いかにメタトレーダーが使い物にならないのかがよくわかるんです。チャートの動きも目で見ていてはっきりわかるほどの遅延がある。そして大きく動くときにはデータ処理がおいつかないのでしょう。一瞬止まる。(笑)
これは私はサーバーの問題だと思っていたけれど、いや、それもあるのだけれどこのソフトの問題だと私は思っています。そもそもこのメタトレーダーって多くのインジケータを使用したり、多くのチャートを表示すると非常に重くなって、酷いときには全く反応しないときさえあります。
それを回避する方法がネットに出ていたり、専用PCを使うとか、早いPCを使うとかやるんだけれど、本来、たいした計算をさせているわけでもないのにそういうことをしないとまともに動かないってことが私には受け入れられません。
ということで将来はこれを捨てて、というか私としては他のソフト、多分JAVAベースのものを使うことになると思うのだけれど、そうなるとJAVAをまた一から勉強しなくてはならなくなります。
じゃ、今からやればいいじゃないかとも思うのだけれど、JAVAベースのは普及しておらず、情報が少なくて勉強そのものが難しい状態。
多分、私の次の段階としては、このメタトレーダーを使いつつ様々な実験をして、いつかマレーシアに渡ってトレードを再開するときが来たら、このメタトレーダーでチャートを見ながら、JAVAベースでもっとサクサク動いて安定しているプラットフォームから売買注文を出し、建て玉の管理プログラム程度はそちらで動かすという形になるだろうと思っています。
そして段々とJAVAベースの方にインジケータ類も移植していくって感じかな。自動売買なんて私が生きている間には出来ないでしょう。(笑)
しかしまぁ、あっちを立てればこっちが立たず。
これが本業なら、使うプラットフォームに合わせて自分が欲しいものを何十万掛けてでもプロに作ってもらうのだけれど、今はそんな環境じゃないしねぇ。昔使っていたCQGっていうデータとソフトなんて月々の支払が9万円ぐらいだったかな。今ではきっともっと高いのだろうけれど結構使いやすくて良いソフトでした。データも信頼性のあるものだったし。今の私の環境とは雲泥の差。
とまぁ、愚痴を言いつつ、少しずつ前に進むしかないね。
とにかくプログラミングのできる人がうらやましいって話。