とうとう待ちに待ったキャノンのフルサイズ一眼レフがベールを脱ぎました。
EOS 5D Mark III ← クリック
今となれば旧機種になった5D2ですが、欲しい欲しいと何年思い続けたでしょうか。でも買うチャンスは訪れませんでした。すぐ新機種も出ると思ってましたし。でも今日の今日まで出なかった。
さて、どうしましょう、心は揺れる揺れる~~~。
このカメラですが、動画も凄いんですね。5D2が出た4年前まではカメラで動画?なんてみんなが馬鹿にしていたのですが、5D2の出現で動画の世界が大きく変わったそうです。フルサイズカメラ独特のボケ味とか、豊富に揃っている魚眼レンズ、あるいは望遠レンズ、それをフルに利用して動画が撮れる様になったんですね。プロ用のビデオカメラは非常に高価なわけで、このカメラを使えばコストパフォーマンスも良いと一気に動画の世界にこのカメラが広がった。今ではCMはもとよりドラマや映画の撮影でも使われているとのこと。
面白いことに、私がいつも見ているカメラ関係のユーチューブチャンネルがあって新しい製品のレポートとかいろいろあるのですが、その動画が実はこのカメラで撮影されていて、その番組中でレポートするどんなカメラより撮影に使っているキャノンのこのカメラのが方が良いっていつも思っていました。
たとえばこんなの。パナソニックのGX1のレビューです。この番組の撮影に彼らが使っているのがキャノンの5D2であり、レンズは24-70ミリf2.8。なぜわかるのかって?たまに撮影者が映るのでカメラが何かはわかりますし、レンズは動画の映りを見ればわかります。
ため息がでるばかりです。
でもま、前にも書いたとおり欲しいものを買ったらすぐに破産しますので我慢します。でも買うのを我慢じゃなくて、カメラを買うための自己ファンドであるカメラファンドを設定しましたので(笑)、それで利益が出るまで買うのを待つという我慢です。カメラも高価ですが、頭が痛いのはレンズ。少なくともズーム1本、単焦点2本は欲しいのですが、それだけで本体の価格を楽に越えてしまいます。
それと気になるのは先立って発表されたニコンのD800とどこが違うか。D800も良いのですが、私としてはキャノンを使いたい。もしかするとカメラとしてはニコンの方が上のような感じがするのですが、キャノンなら私が持っている古いレンズ(M42が多い)をマウントアダプター経由で装着できるのでキャノンの方がメリットがあります。
このカメラの発表を心待ちにしていた人は世界中にごまんといるはずですが、みんなため息をついているんだろうなぁ。(笑)
発売は今月の下旬から。がんばらないと・・・・・。
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やっと登場した5D3なんだけれど、巷では文句タラタラ。私も正直なところ、この新型がどれほど進化したのかが良くわかりません。とりあえず仕様の上では画素数が微増、処理プロセッサーが飛躍的に向上。そしてAFは良くなったし、高感度特性も良くなった。なんだかんだ正常進化したのは間違いがなくてこれで文句を言うべきではないのでしょうが、ニコンのD800にしてもそうだし、他社の新製品のようなインパクトがありません。それでいて価格は大評判のニコンよりずいぶん高い。
なんなんでしょうねぇ。4年ぶりの新機種ですからびっくりするような向上があるのかと思ったらそういうギミックはなさそう。まぁ、画質や操作性が上がっていればそれでいいのでしょうが、インパクトはなし。
数字でははっきり見えないところでの画質の向上ってことなのかなぁ。でもこれって意外に我々素人ではわからない部分かも。ほらここが違うでしょ?と言われて、そういえば・・・みたいな感じの可能性あり。