明日の朝、ゴールドコースト飛行場(クーランガッタ)からLCCのジェットスターで成田へ出発します。
便利だからジェットスターにしましたが、決める前に一応JALも調べてみました。そうしたらJALの方が安いんでやんの。なんだこれ。
表に出てくる料金は大体同じ。1050ドルぐらい。ところがジェットスターの場合は預かり荷物(20キロまで)がある場合はプラス35ドルとか、座席指定すると10ドルだっけかな。それから食事が、エンターテイメントが、毛布がなんてそれぞれどんどんプラスされて結局JALより高い料金になりました。ここなんだよねー、LLCの低料金に気をつけないとならないのは。
JALならマイルはつくし、グローバルクラブ会員だから扱いは良くて当然ラウンジも使えれば優先的にいろいろやってくれるし(乗機、出入国審査も優先)、うまくやれば無料でビジネス席へのアップグレードもあるし。
じゃぁどうしてJALにしなかったのか?
飛行場がブリスベンだということと、シドニー発着なんですわ。でもブリスベン-シドニー間の飛行機代は料金に含まれている。
ま、乗り継ぎだけならいいのですが、行きの便は朝が早いので前泊になっちゃうんですね。この分だけ足がでる。
ま、その宿泊代を入れればジェットスターと同じ料金かちょっと高いくらいの感じ。
今回は急ぎの旅ですからチンタラしてられませんが、シドニーに次男坊がいるわけですし、時間に余裕があれば1,2泊でもして次男坊と会いたい。ま、そういう旅行なら間違いなくJALの方がお得ということになりますね。
しかしJALも可哀想というか何をやっているんだか。そりゃジェットスターに客を取られて真っ青なのはわかるけれど、料金をジェットスターに合わせるなんて馬鹿なことをやっていて大丈夫なのでしょうか。そもそも安いLCCって料金が安いって意味じゃなくて、Low Cost Carrierの略でしょ。コストが安い航空会社。そういう会社の料金と合わせて、なおかつ直行便がないもんだからブリスベン-シドニー往復は同じ仲間のカンタスの国内便を使うわけで(当然料金に含まれている)、それだってかなりのコスト高ですよねぇ。我々が普通にブリスベン-シドニー間を安売り航空会社じゃなくてカンタスを使うと400ドルぐらいは掛かっちゃう。
気になるのでちょっと料金の内容を調べたところ、JALの場合一人往復1,052.34ドル。この内訳ですが、料金が320.00でそれプラスタックスなどが732.34ドル。この320ドルがJALの取り分ですが、この中からカンタス便のブリスベンーシドニー国内往復運賃を負担するっていうんですから、めちゃくちゃな値付け。片道160ドルですが、この料金って我々がブリスベンからシドニーにカンタスじゃなくて格安飛行機会社で飛ぶときの料金です。
この20年間、オーストラリアでJALが何をやっていたか利用しながらずーっとウォッチングしていましたが、コードシェア便を飛ばしていた仲間のカンタスにはうまい具合にやられちゃうし、挙句の果てはカンタスの子会社のジェットスターに簡単にやっつけられて直行便は撤退。乗り継ぎ便だけ残したもののジェットスターより高いコストなのに料金は同じにして、まぁ、落ち目のチンタってのはこういうものかと思いますわ。
でも私はJALのファン。
難しいとは思うけれど、どうにか立ち直って欲しいなぁ。