尖閣に関する新たな発見

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領土問題ですが、北方領土、竹島に関しては領土問題があるけれど、尖閣諸島に関しては、日本国の立場としては「領土問題は存在しない」ということになっている。

本当か?

前に紹介した元外務省職員の佐藤優の話の中で、領土問題は存在するという考え方がある。

それの一歩突っ込んだ詳しい話。

【佐藤優】尖閣に関する新たな発見 H.24.9.21 くにまるジャパン

中国外務省の報道官が語ったという下のニュース。これを読んだ時にはピンと来なかったのですが、佐藤氏の話を聞くとなるほど、そういうことなのかというのがわかってきました。

このニュースの内容って非常に重要な気がします。日中漁業協定を中心に考えると、約束を破ったのは日本ということで間違いがないということになりそう。

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中国「領土問題認めよ」 尖閣、関係回復へ条件

産経新聞 9月29日(土)7時55分配信
 【北京=矢板明夫】中国外務省の洪磊報道官は28日の定例会見で、「釣魚島(尖閣諸島の中国語名)問題について中国の立場は一貫している。われわれは日本に対し、早く(領土問題に関する)争議があることを認め、対話を通じて釣魚島に関する問題を解決するよう求める」と語った。

 日本政府が「尖閣諸島に領土問題は存在しない」という公式見解を放棄すれば、中国は関係回復に向けた交渉を始める用意があるとの姿勢を中国政府当局者として初めて示した。

 今月11日の日本政府による尖閣国有化を受け、中国当局は、日本との経済・文化交流イベントの中止や日本製品不買運動の容認などの対抗措置を取ってきた。

 その後の日中間の政府関係者の会談でも日本の対応を厳しく批判したが、交渉条件には触れていなかった。

 しかしこの発言で中国の狙いが、尖閣諸島の領土問題の存在を日本政府に承認させることにあるのが見えてきた。

 中国公船による尖閣周辺の巡回が半ば常態化するなか、日本が領土問題の存在を認めれば、尖閣諸島を中国と日本が共同支配している印象を国際社会に与えることができ、尖閣奪取への大きな一歩となるとみているようだ。

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