まぁ、なんにしても自分の優柔不断でワガママな性格ってカメラの世界でも同じで、困っています。
あれもやりたいこれもやりたいって思うのだけれど、オールマイティのカメラなんか存在しないし、いや、それなりの一眼レフにそれなりのレンズがあれば良いのだけれど、大きい重いってのはもう耐えられない。
だから一眼レフ(中学生の頃からずーーっとペンタックス)とはもうお別れだと自分では決めたつもりでいたんだけれど、最近、やっぱり一眼レフじゃないと・・・・と思うことがあります。
私の場合は街角スナップが主流だから、一眼レフじゃないほうが目立たないし、それほどの性能もいらないし、それこそ常時携帯できるソニーのRX-100みたいなコンデジと、もう少しちゃんと撮りたいと思うときのミラーレスがあれば十分。
ところがですねぇ、このブログにもたまに載せていますが、私はタイムラプスにかなりの興味を持っているんですよ。いわゆるインターバル撮影ってやつ。こういうのね。
↓はコンドミニアムのベランダからGoPro Hero2というアウトドア専用機みたいな小さなカメラで撮ったもの。これって動画として撮ったんじゃなくて、一秒に一枚延々と静止画を撮り続けて(1500枚ぐらい)、それを繋いで動画にしたもの。
それと昔からどうしてもやってみたかったのがあるんですよ。それは星を撮ること。星空というか星景。そしてできる事なら、星景とタイムラプスの合体をやりたい。
で、この分野で私が尊敬している日本人がいて、その人の足元にも及ばないだろうけれど、方向性としては是非そっち方面をやってみたいのね。その人(mockmoonさん)の作品は↓。彼はBGMも自分で弾いている。天才としか言い様が無い人。
是非、全画面で大きくして見てみてください。感動を通り越して心が洗われる程の凄さがあります。
そしてこの人。tagoshuさんという人の作品。
私は星空自体は全く経験がなくて、先月マウントタンボリンに行った時にチョロとやってみたのがこの程度。(笑)
クリックして大きくしないと何も見えません。
そしてタイムラプスもそうなんだけれど、とりあえずやってみるのって簡単なんですよ。ところがちゃんとしたものを作ろうと思うとかなり難しいのね。奥が深い。とりあえず今の時点では、昼間であるならば、NDフィルターを使ってシャッタースピードを落として綺麗に流れるような動きを出すのも出来るようにはなったのだけれど、夜景、あるいは星景となると半端じゃなく難しくなる。また高感度特性が悪いカメラじゃどうにもならず(ソニーのNEX-7って意外に駄目でISO1600でもかなりノイズが乗る)。
腕とか知識も大事だけれど、やっぱり機材がそれなりじゃないと難しい。
例えば、シャッタースピードは5~10秒にして、それを延々1000枚撮り続けるとかが私が今もっているカメラではどうやっても不可能。
それと最近面白いと思っているのがHDR。high dynamic range imaging。あんまりどぎついのは好きじゃないんですが、露出を変えた写真を何枚か撮って合成して作る写真。これをカメラ内部で自動でやるカメラは増えていますが(NEX-7もそう)、自分で露出をプラマイ3EVとか調節して撮れるカメラって意外に少ないのね。露出のオートブラケット機能はついていても露出の調節幅が6EV以上あるカメラって本当に少ない。ペンタックス、ニコンは良いけれど、キャノンはちょっと弱い。ソニーは全く駄目。
私が今もっているカメラでそれが出来るのは、ペンタックスの玩具みたいなQだけ。でもこのカメラは画質に問題あり。高感度特性なんてお話にならず。
そして最近のプロは、HDRのタイムラプスなんてこともやっている(3枚ずつ露出を変えて静止画を撮ることを1000回繰り返すみたいな)。これってそんじょそこらのカメラじゃ無理でプロ御用達のカメラが必要。
そんなことも考えると、素人レベルでもそこそこの作品を作るにはやっぱりちゃんとした一眼が必要かなと思う今日この頃。レンズはあるので、カメラだけ中古で買ってみるかなぁ(ペンタックス)。それプラス、編集ソフトを使った小技でごまかす。(笑)
でもま、それはマレーシアに行ってからのお楽しみにしようと思ってます。マレーシアでは撮ってみたい場所がいろいろあるのだけれど、ゴールドコーストでは正直なところ、写真を撮りたいと思う対象もなくなっちゃった。