もう金(ゴールド)のことは書かないって言ったんじゃなかったっけ?
はい、その通りです。でも書けという読者もいますし、ちょっと面白い展開になったので、ちょっとだけ。(^^;
私が前に書いた今後の動きですが
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私の考える今後の動きですが、可能性の高さの順でいうと
1 直前の高値を抜くほどの力はなく、陰転。
2 高値挑戦を何度も試みるものの、大きな動き無し。
3 高値を抜いて上昇トレンド形成。
希望としては当然3なわけですが、そこまでの強さがあるのかどう。うまくないのが1のケースでその力の弱さ加減によっては売りを浴びて大きく下げる可能性すらある。この場合、ヘッジ玉を建てずに見ているわけにはいかない。
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でした。つまり、可能性が一番低いと思った、しかし一番嬉しい動きになりました。\(^_^)/
上のチャートを見てください。今回は平均足ではなくてバーにしました。別にローソク足でも良いのですが、横転した後に小さな陰線がありますでしょ。でもあれは下げのサインにはならないわけです。でも次の陽線。これは一度下がってから上げて終わっています。このバーが非常に重要で、もしこれが陰線でなおかつ2本前の足を下回っていたら私はそれを下げのサイン(陰転)だと読みます。またそこで平均足も陰転するはず。となれば、そこで間違いなく売っていたはず(ヘッジ玉)。
でもそうじゃなかったので助かったというだけのことで、この上げが想定できたわけでもなんでもないってこと。
平均足を見てください。陰転してませんよね。下欄のオシレータでも売りを示唆する動きが出ていない。これで助かりました。
でもちょっと陰転してから逆に動くなんてこともあるわけで、またそういう陰線はちょうど大事なところに出ますから、下げだ!なんて思うことも多く、それで結構やられます。で、ダマシだったなんて言い訳するのね。
まぁ、こういう運に助けられながらやっていますが、読んだ方向へ行くだろうと決め打ちをするのじゃなくて、動きに合わせてポジションを変えるってのが相場だと思うんです。ここがギャンブルと違うところで、格言に「当て屋になるな」ってのがあるのですが、競馬の予想屋みたいに上だ下だと決め付けてそれに突っ込むのとは違うってこと。流れに乗っていればどうにかなる。これが面白いんですね。
さて、形としては上昇トレンドを形成したと見るしかないわけで、私としてはこのまま放置で旅行に行こうと思います。本当はオシレータが伸びきったところでヘッジ玉を売りたいのですが、ま、放置でもいいかなと。もしオプションが使えるのであるならばカバードオプションでOTMを売っておきたい。
しかし、ファンダメンタルズとしてはこの上げをどう説明するのか探してみましたが良くわかりません。
ただ、アメリカの国債もヘッジファンドがかなり大量に買ったそうで、その背景にアメリカの「財政の崖」があると言われています。いわゆる安全なところへ資金を逃避させておくという考え方だと思うのですが、それは金の上昇にも当てはまるのでしょう。では為替の動きはなんなんです?米ドルから逃げようという動きじゃないですよね。
金とドル相場は逆相関の関係にあると一般的に言われていますが、今回はそれが見えない。
ファンダメンタルズの読みでこの辺をうまく説明しているウンチクがありましたら是非教えてください。