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中国の船による火気管制用のレーダー照射を受けて大騒ぎした事件がありましたが、あれを現場ではどう見るかという、防衛とかその手の話に興味がある人には面白い話を見つけました。
佐藤守という元自衛隊空将で自らも戦闘機パイロットだった非常に話の面白い人がいるのですが、彼の話を聞くとマスコミの話や我々一般とは全く違う見方をしているのがわかります。あのレーダー照射によって自衛隊は中国船のそのレーダー周波数などの極秘を手にいれることが出来たとのこと。
また話の中で彼が戦闘機に乗っている頃、ソ連の領空侵犯機に対してスクランブル出撃した時の話なんか本当に面白いです。彼が言う「だから武装は大事なんです」というのが心に留まりました。機関銃しかない頃とその後ミサイル装着したときと、ソ連機の動きがまるで違ったという話。
また一触即発の事態の中で彼らが日本の他国とは違うわけのわからん法律があるがために苦労した話も興味深いし、米ソの間では頻繁に小競り合いが起きていたなんてことも我々の知らない話しで面白いと思いました。
シリアスな話というより防衛漫談として楽しめる、しかしちゃんと意味のある多くの話題を提供してくれるこの元自衛官、好きだわ~。