またTPPの話です。
なぜTPPに反対なのか良くわかる動画がありますので、それを紹介します。
私は保守派ですが、保守としてTPP反対の理由は、経済的な効果があるとかないとかの話しの前に、この条約は日本が培ってきた文化、伝統、そしてそれらに裏づけされた商習慣、規制、制度、そういうものを一切無視する条約だからです。人、モノ、金、サービスが自由に行き来できれば良いという経済最優先の考え方がTPPであり、またその根底にあるルールは我々が考えたルールではなく、またそれぞれの国が持つ国内法よりも優先される強制的なルールが存在するということ。私としてはこれを受け入れると国が壊れる、そんな風に思うのです。
市場の小さな国や発展途上国なら良いと思います。でも成熟した市場、経済、伝統、文化を持つ国が手を出す必要があるようには到底思えません。
では一体、この条約のどこがどう問題なのか、これらの動画を見るとはっきりすると思います。
日本の全ての大手メディアはTPPに賛成。どの政党もTPP推進。経済界も大賛成。そういう中でTPP反対の声をあげるのは自分がおかしいのではないかと思うことが多いのですが、どう考えてもTPPには問題点がありすぎると思います。反対派としては農業関係、医療関係等がありますが、それは経済的な損得から考えた反対であり、それはそれで良くわかるのですが、私としてはもっと大事なところがあると思うのです。それは日本そのものが壊される危険性があるということ。
この動画はかなり突っ込んだ話がされていますので、是非興味がある方は見てください。
と、いいつつ、最近ですが、「TPPに賛成」という自分の立場を仮定していろいろ調べ、考えています。TPPはおかしい、駄目だという前提でその考えを強化する証拠を探すのではなくて、TPPに参加すべきという立場でです。
ですので、TPP推進派の肝はこれだというサイト、書籍がありましたら、是非ご紹介ください。
俺がTPPに参加すべき理由を教えてやるという方がいらっしゃったら、是非、賛成理由などをお聞かせください。個人の意見として尊重し、頭から否定したりしませんのでご安心を。