豪ドルですが、円安のトレンドは変わらないものの結構円が戻してきましたね。
この1-3日の動きに注目したいと思います。いわゆる今は上げトレンドの中の陰転中。これがいつどのくらいの力を伴って陽転するのか。別にそこで豪ドルを買うってわけじゃないですが、こういう動きのときに買い出動をするのが私流の見方なわけで、一番気になる場所です。
しかし、なんだか世の中はアベノミクスがうまく行くような雰囲気で盛り上がっていますが本当なんでしょうか。
相場って本当にいい加減だと思います。上げ材料が無ければ無いで売り一色ですが、ちょっとでも良い話が出てくるとみんなが飛びつく。百貨店の売り上げも上がってきたとか高級品も売れ出したとか、まぁ、株が上がるだけで財布の紐がゆるむ人たちがいるのはわかるし、買いたいのを我慢して来た人が買い始めるのもわかるのだけれど、所詮、相場って将来への期待と不安で動く。つまり現状を表しているわけじゃないし、でもいつかはファンダメンタルズの計算上の値に帰結するという理屈はわかるのだけれど、でもそれを言うなら、近い将来は下がると言うべきでしょ。大きな実質的な変化が出てきたとは思えませんもの。
でもま、そこがまた相場の難しさで、皆が良くなったと思う頃はすでに高くて買えない。(笑)
ま、参加者はみんな疑心暗鬼でいるのだろうけれど、アベノミクスにしてもその不安がそろそろ出てきても良いころかな、なんて気がしています。まぁ、円安基調がここで変わるとは思っていませんが、株式市場はそろそろ冷静になって考えてみようと言う動きが出てもおかしくなさそう。
でもま、相場って面白いのは、買う人と売る人が(玉数)で言えば同じ数いるから値が着くんですね。皆が買いだと言い出したら値はスカイロケットの様に上がって値が付かない。もうここまで、あるいは下がるだろうと思う人が同数いるからその値が付く。
ま、買いが優勢。為替で言えば円売りが優勢なのは間違いが無いけれど、そろそろ大きな調整が入っても良さそう。で、本当に悩むべきはその時なんだろうと思います。でもどちらにしても売りを積極的に考える必要はないんじゃないでしょうか。
こんな場所で下げを積極的に取ろうと考えるようならチャートなんか見ないでサイコロでも転がして奇数なら買い、偶数なら売りと決めたほうが良さそう。
相場ってギャンブルじゃない。