カメラの進化には驚くばかりですが、また凄そうなのが発表されました。
ペンタックスリコーのGR ← クリック 高級コンパクトデジカメです。
え?リコー?なんて思う人も多いと思いますが、リコーって結構とんがった個性のあるカメラを作るんで有名なんですね。GR DIGITALシリーズにほれ込んで使っている人は決して少なくないのね。
って、私はリコーには手を出しませんでした。他にもっと興味があるカメラがあったから。(笑)
でも今回のはかなり面白そうです。写りの良さはGR DIGITALを引き継いでいるのでしょうし、今回センサーがAPS-Cサイズになったとのこと。
今までイノベーションは各社頑張っていますが、私が思うのはやっぱりセンサーのサイズの制約がかなり大きいってことです。特に私の場合はバカの一つ覚えみたいに「ボケ味」が好きですからどうしても大きなセンサー、明るいレンズという方向性が気になります。
このカメラ、結構売れそう。画質に拘りたい人には良いんじゃないかなぁ。
でも私は買いません。(笑)
もうコンパクトデジカメばっかりあってもしょうがないしぃ。今でも多すぎるのに。
というか、ソニーのRX100と富士のX10に十分満足していますから、これ以上、コンパクトデジカメはいらない。
いや、満足って言うと嘘になりますが、コンパクトデジカメの良さってやっぱりコンパクトであることだと思うんです。で、そういう意味でソニーのRX100みたいに胸ポケットにも入る大きさで写りは抜群というカメラは他にはないと思っています。富士のX10も素晴らしいカメラですが(新しいX20はもっと良いのでしょう)、胸ポケットには入らない。
今回発表されたリコーのGRですが、大きさはソニーRX100と厚さは同等、横幅がちょっと長い程度。だから小型化という点でもかなり頑張っていますね。
でも、単焦点。35ミリ換算で28ミリのF2.8。
ここですよね、悩むところは。単焦点の方が写りが良いのは定説ですが、F2.8が残念です。もうちょっと頑張ってくれればなぁ。でもセンサーサイズがAPS-Cですから明るいレンズ、ズームレンズなんていわゆる一眼レフのレンズと同じになるわけですから、コンパクトデジカメの意味がなくなってしまう。
このカテゴリーのカメラとしては私も持っているシグマのDP2が頭に浮かびますが、これも歴史に残る名機。そして今回のリコーGRは前からDP2の競合と言われてたGR DIGITALシリーズの上位機種ですからきっとかなりのカメラであろう事は想像できます。
ところで最近の私のカメラライフですが、全く悲惨と言うか、毎度の食べ物写真ばっかり。本当はタイムラプスをもっとやりたいし、星空写真も撮りたいのですが、どうもその切っ掛けがありません。身近な風景で撮りたいと思う対象がないんです。本当にゴールドコーストって面白くない。
なーーんていうのも変ですが、美しい海、浜辺、風景、そんなのも毎日毎日見ていると感激も何もないし、日本の雑踏とか、裏通りとか、あるいはマレーシアの喧騒、そしてこちらとは種類の違う自然、そんなものを撮ってみたいと思うばかりです。
おっと、ただし、一つ面白いものを見つけました。ちょっと凝っていじりたいものがあります。
これ。タイムラプスですが普通のとちょっと違うでしょ。実はねー、これって、な、な、なんとグーグルアースのストリートビューの画像から作ったものなんです。つまり、世界中どこの道、風景でもグーグルアースを見ながら好きな場所のタイムラプスを作れるってこと。で、グーグルビューって360度ですよね。つまり好きな向きの写真でこれが作れるし、この動画みたいに視点の移動もできちゃう。
凄いことを考える人がいるもんだ。(笑)