昔からやってみたいと思っていたのがこれです。小口ファンド。普通のファンドを小口で買うというファンドじゃなくて、市民参加型とでもいうのでしょうか、助け合い型みたいなファンド。
テレビでも近年たまにやっていたのが、東日本大震災で被災した漁業関係者や加工業者に投資をするというファンド。
ボランティアも良いですし、寄付も良いと思いますが、復興とか経済発展にもう少し踏み込んで関与したいという思いがあります。また個別の企業を応援することにそこに人と人のつながりを感じることもできますし、単に「投資」という観点ではなくて、でもボランティア、寄付とも違う、新しい形の投資だと感じています。
でも投資としてリスクは?リターンは?となるといろいろ問題があるかもしれません。海外でも流行っているようですがマイクロファイナンスと似ていて、投資と言うより「応援」なんでしょうね。私はこういうのがもっともっと広がれば良いと思っていますし、自分も積極的に参加したいと思っています。
私がいつも書いている親と子は点と点じゃなくて線で繋がるべきだという信念ですが、別に親子じゃなくても同じですよね。金銭的な応援、またこういうファンドがもう少し発展してくれば、事業内容にコミットできる「参加型」も出来てくるでしょうし、意欲も才能もあるけれど、どこからどう手をつけていいのかわからない若者や、チャンスそのものがない発展途上国の若者に教育や起業チャンスを与えることが出来たら広い意味でも文化、知識、技術、ノウハウ、そして資産の伝承も出来ると思うのです。子育てと全く同じ。
ま、その他、書き出すとまたいろいろ書きたくなりますのでこの辺にしておきますが、こういう投資みたいなボランティアみたいな、でも寄付とは違う形で世の中との接点を持ちたいと思っています。
カンブリア宮殿。一般市民のための小口投資ファンド。