先週、下げ波動が確定したのでヘッジ玉を入れました。
でもタイミングが遅い。ヘッジ玉を外したときも同じ。
普通のトレードと同じ様なタイミングの取り方だと長期投資はできず。小さな波の動きでヘッジを入れたり外したりするなら、最初から「現物+ヘッジ」なんてことは考えず先物なりCFDで普通にポイントポイントで売買すれば良いことになる。
長期投資のタイミングって本当に難しい。
トレンドを確認して・・なんて言っているとそれが出来た瞬間って超目先のオシレータは反転しても良さそうな場所に来ているのが普通で(今回もそう)、普通のトレードならそこは出撃場所ではなくて、セットアップ開始、そして次の出撃待ちの場所となる。
でもそれは目先の小さな波動を取る考え方であって、出撃しないでチャンスを見る場所と言うことは、出撃しない限り利益も損も無い。ところがポジションが常に建っている状態だと「待つ」「様子を見る」間に利益も損も生まれてしまう。ここが大問題。
自分はスキャル職人であって、大工で言えば小さなノミを使って細かい凹凸を取る手法。でも長期投資はカンナで一気に削るのに似て、考え方がまるで違う。木を扱うのは同じなんだからノミでもどうにかなるだろうと考えるところに無理があるような気がしてならない。
長期投資で楽をしようなんて思うところにそもそも問題があるのだろうけれど、心身ともに弱くなってくるとスキャルなんていつまでもやってられない。
トレンド確認後に出撃するやり方でもトレンドが長く続けばOK。でもヨコヨコで動かれたらどんどんマイナスが積みあがってしまう。
だから小さな波を取るスキャルに行き着いたわけで、トレンドを取ろうとすること自体、自分にとっては後退なのかも。
ネットでも専門家、評論家の部類の人たちはまずオシレータなんか見ないし、200日移動平均線が・・なんて悠長なことを言ってるように感じるのだけれど、長期投資の場合はそちらのアプローチが正しいのかな。でもその見方だと勝ったり負けたりが頻繁に起きるのはもうわかりきっている。でもトレンドが出来れば大きく取れる。
つまりトレンドの出現の仕方で損益が左右されてしまう。
それって運を天に任すのに似て、損益の予想が立たない。収入の計画が立たないなんてのはギャンブルと同じでそれを投資とは呼びたくないし、それが嫌だから日銭を確実に稼ぐ超短期のスキャルなわけで、両立は無理なのか。
今年中にはこれの結論を出そうと思う。でもこのままだと、長期に関しては今まで通り債券中心にして、利回りが低くなってきた分をスキャルで補って全体の利回りを上げるという方向性で固まってしまう。
今の自分に出来ることを考えればそれしかないのだけれど、どうにか脱皮したい。どこかにブレイクスルーがあるはず。でもそれが見えない。
師匠が欲しいなぁ・・・・・