革新的なカメラ発売 ソニー

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イヒヒヒヒ、待ちに待ったカメラがとうとう発表されました。ソニーのフルフレームセンサーを積んだミラーレスカメラ。α7とα7R。これが超小型・軽量、そしてレンズマウントはEマウント。

流石ソニー。よくやりました~。

●SPEC『α7R』
有効画素数 3640万画素
撮像素子 35mmフルサイズ“Exmor”CMOSセンサー
光学ローパスフィルター ナシ
画像処理エンジン BIONZ X
ISO感度 100-25600
動画 1920×1080ドット(AVCHD、60p)
液晶 3インチチルト式(92万ドット)
無線通信 WiFi、NFC
サイズ/重量 126.9(W)×48.2(D)×94.4(H)mm/約407g(本体のみ)

●SPEC『α7』
有効画素数 2430万画素
撮像素子 35mmフルサイズ“Exmor”CMOSセンサー
光学ローパスフィルター アリ
画像処理エンジン BIONZ X
ISO感度 100-25600
動画 1920×1080ドット(AVCHD、60p)
液晶 3インチチルト式(92万ドット)
無線通信 WiFi、NFC
サイズ/重量 126.9(W)×48.2(D)×94.4(H)mm/約416g(本体のみ)

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二機種あって、α7Rはプロ、ハイアマチュア向けでしょう。なんと36万画素。光学ローパスフィルター無し。使いこなすのが難しそうです。

私が気になるのはα7の方。下位バージョンとでもいうのか、24万画素。ローパスフィルター付き。

フルフレームで小型軽量、そしてチルト式液晶、EVF(ビューファインダー)付きという私が絶対に欲しい基本的なところを抑えてあるのが嬉しい。そして凄いのがレンズマウントがEマウントだということ。これってすでに発売されていて結構売れているNex3,5,6,7と同じマウント。それらのレンズがそのまま使える。ただNex用のレンズは同じマウントでもAPS-C対応だからこのα7に装着した場合、フルフレームでは使えずAPS-Cサイズにクロップされる(切り取られる)。

そもそもEマウントのレンズっていろいろ売られているにしてもツァイス銘が付いているもの以外たいしたレンズじゃないわけで、このカメラで使えるからと言って喜ぶほどのことでは無い。ま。無駄にはならないという程度だろうし、Eマウントレンズをそれなりに持っている人にはカメラ本体のアップグレードがスムーズに行くかもしれない。

私がなぜEマウントなのが嬉しいのかというと、オールドレンズをフルフレームで使えるからということに尽きます。

カメラって時代と共に進化するし、一定の周期で買い換える消耗品だと思うのだけれど、レンズって違うんですね。10年20年どころか50年でも使える。そりゃ古いのは古さがあるのだけれど、銘玉と呼ばれたレンズは無数に存在するんですね。それらのレンズをこのカメラに装着して使えるということ。

それって今までのNEX5やNEX7でも同じじゃないかという人もいるでしょう。私が以前主力で使っていたマイクロフォーサーズのミラーレスでも同じ。ところがセンサーサイズが違うんですね。つまり昔のレンズって35ミリフィルム用に作られていたわけですが、それをマイクロフォーサーズで使うと焦点距離が2倍になる。NEXだと約1.5倍。50ミリF1.4なんていう昔の標準レンズはそれぞれ100ミリ、75ミリのレンズと同じってことになります。これってせっかくのレンズの真ん中の一部だけ使っているだけということ。

でもフルセンサーカメラなら、かつて作られたレンズがその用途そのままに使えるんですね。これって画期的なことだと思います。このカメラを使うことによって往年のレンズが生き返ると言っても過言じゃないでしょう。

かつてそのレンズが見た世界が蘇るということ。想像しただけでワクワクしてきます。

ま、オールドレンズって言っても私は大した物を持っているわけでもありませんが、それなりに愛着がある、気になるレンズがあります。ペンタックスM 50mm/f1.4とか、カールツァイスイエナのフレクトゴン、キルフィットマクロキラー(世界初のマクロレンズ)、その他、富岡のレンズとか、わけのわからないのがゴロゴロ。

これらのレンズを今までのミラーレスに装着しても、装着することはできるということであって、そのレンズたちがかつて現役だった頃とは違うものが写っているってことなんですね。

多分、私はこのソニーのカメラを買うことになると思います。でもま、飛びつくことはせずに巷にレビュー、使用レポートがそれなりに出てきてから決めることになりますが、往年のレンズを装着して、彼らが世界で大活躍していた頃を思いながらファインダーをのぞいてみたいです。タイムマシンに乗るようなワクワク感があります。

ソニーはもう一機種のカメラを発表しました。サイバーショットのRX10です。これは高級コンデジの仲間ですが、RX100系と同じ1インチのコンデジとしては大きなセンサーを使っている。そしてズーム域が24-200mmと広く、そしてなんとF値が全域F2.8という明るさ。そしてレンズの大きさは抑えられている。これも画期的なカメラと言っていいはずだし、オールラウンダーとしての地位を確立しそうな感じがします。

最近のソニーはカメラ関係ではずば抜けているというか、性能うんぬんよりもユーザーに対する新たな提案という点で各社を大きく引き離している感じがします。特にセンサーが素晴らしく、多くの他社のカメラもセンサーはソニー製だったり。昔のソニーが好きだった私は当時のソニーが蘇ってきたような感じさえ受けます。

では他のカメラメーカーは何をしているのかというと、それなりに良い物を出してきていますね。私は歴史的にはペンタックス派で中学生の頃からですからかなり長い間、ペンタックスにはお世話になりましたし、ペンタックスの考え方というか、彼らの作るカメラは今でも良いと思っています。APS-C機としては完成された言って良い様なK-3なるカメラを発売しましたし、マイクロフォーサーズ陣営も欲しくて欲しくてうずうずさせるようなカメラを出しています。オリンパスのE-M1とか。

ま、このレベルのカメラではなくて、コンデジより上を狙いたいけれど、本格的である必要は無いというレベルでも面白いのがでてきていて、私はそれに非常に興味があります。

そろそろ発表されるであろうカメラで気になっているのがパナソニックのGM1というマイクロフォーサーズのエントリーレベルのカメラ。これがかなり小さいようで、高級コンデジとぶつかるジャンル。

スマホの普及によって安いコンデジが淘汰されてしまうような事態になり、各社高級コンデジを出してきましたよね。ソニーのRX100とかフジのX10もそう。また単焦点の良いカメラも出てきた。で、それらがかなり売れている。

ここで困るのがマイクロフォーサーズ陣営だと私は思うわけです。高級コンデジにかなり市場を食われているんじゃないでしょうか。

そこでパナソニックは逆に高級コンデジの世界に戦争を仕掛けたように見えます。ミラーレスのレンズ交換型カメラをコンデジの大きさで出すという戦略。これって非常に面白いと思います。マイクロフォーサーズには良いレンズがごまんと出揃っていますし、そしていくらう写りが良いと言われる高級コンデジ(例えばソニーのRX100)よりセンサーは大きいし性能は上。

私はこの手のカメラが出てくるのが嬉しい。やっぱりレンズ交換型がよいと思います。

ただ、センサーが小さいといわれるマイクロフォーサーズでも高級コンデジと呼ばれるカメラよりセンサーは大きいわけで、小型化でコンデジに勝てるわけはないと思います。でもコンデジにしてはちょっと大きいかな?程度に収まったとしたらこれは凄いことになる。

これが正式発表されるのが楽しみで、もし十分小型であるならばレンズはいろいろあるので本体だけ手に入れたいし、そうなればコンデジは不要になるかもしれません。

本当にカメラって面白いと思います。カメラは写真を撮る道具でしかありませんが、カメラそのものの進化は凄いし、目を離せません。

私は特に道具から入るタイプですから、余計気になるのかもね。(笑)

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私はセンサーは大きいほうが良いと思っています。まず基本的な性能としての高感度特性が良い、ダイナミックレンジが広い。これはどうしてもセンサーの大きいカメラにはかなわない。そしてバカの一つ覚えみたいにいつもいうボケです。これはセンサーが大きければボケも大きくなります(性能ではなくて物理的にそうなる)ので良い。

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