他時間足の利用(相場)

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私のチャートの使い方に関してご質問がありましたので、ここに書かせてもらいます。

「 もし可能であればライントレードのdaboさん流の考察と、オシレーター使う際の他時間足の環境認識?状況判断?(すいませんうまく伝わらないかもしれません)をどのような感じで捕らえているのか、と実際のエントリーの際の他時間足の状況をどう判断してなどの例を記事にして頂けたらと思いコメント致しました。 類似した記事はあったような気もするのですが。」

まず、ご質問を有り難うございます。この日記はネタがないのでご質問は大歓迎です。

ご質問の意味が良くわからないのですが、まずライントレードに関して。

実はライントレードと言う言葉さえ私は知らなかったのですが、検索して調べたところサポートレジスタンスのラインを引いてそこでの反転やブレイクを見てトレードする手法だと想像しました。

私が日記に載せるチャートの画像にトレンドラインを引いたものはほとんど無いのに気がつくはずですが、私はトレンドラインを重視しません。ただ、無視もしません。というかトレンドラインを見るのは常識で、あえてそれを引かなくても頭の中では常に引いています。でもそれを重視はしません。

私が考える、値動きの見るべきポイントは発散と収斂のみと言って良いと思っています。ボリンジャーバンドで言えば、幅が大きくなったり狭くなったり。この動きに乗るのが大切で、トレンドは二の次と言っても良い位。ただトレンドを無視しないのは、トレンドに乗った方向の動きのほうが大きくなるからと言う理由。

また発散と収斂の二つの動きの中で私が注目するのは発散です。これから大きく動くかどうか、それの見極めが全てと言っても良いかもしれません。でもそんなのが事前にわかるわけはなく、全ては後になってわかること。ただ、「大きく動くかもしれない」瞬間を探します。逆に収斂は動きが小さくなる場所ですから、ポイントを見つけることができても値幅が期待できないと考えます。

トレンドラインは実際に引かなくても頭の中でこれを見ていれば、発散中なのか収斂中がわかりやすいですね。また実際に引かないのは、ライン上の数値を細かく見る必要はないと思うから。またブレイクも同じ理由で、そもそも私はブレイクで出撃することはほとんどありません。ただブレイクの重要性を無視しているわけでもありませんが、それをトレードのサインとはしないだけ。

他の時間足の使い方ですが、私の基本は一分足です。ティックチャートが出せるチャートであるならば、感じとしては1分足より短い足に近いと思います。20秒足ぐらいの感じでしょうか。これは臨機応変で、波の大きさを見て判断します。

この時に他の時間足を見るかどうかですが、まず私は最初に4時間足を見ます。これもこの日記にいつも書いていますが、大きな流れは4時間足が一番見やすいと思うから。それ以上の理由はありません。

そして15分足、5分足と見て行きます。

この時に、どちらの方向を向いているのかは重視しません。私がチェックするのは、「今」大きな動きが来ているのかどうか。それだけです。これらが収斂中、あるいはヨコヨコでうねりが見えない場合はパスです。出撃もしませんし、チャートを見て待つと言うこともしません。(昔はジッと待ち続けましたが 笑)

なぜ方向性を見ないかと言うと、それがバイアスになるからです。本来は5分足で方向性を見て、1分足でタイミングを取ると言う感じでしょうし、私もそういう風にかいていたことがあるのですが、実際にトレードに集中するときにはもう5分足も見ませんし、それがどちらの方向を向いているのかも気にしません。

自分がトレードをするのに適している動きかどうか、他の時間足を見るときはそれだけ考えています。

日足や4時間足でも、今日は下げるだろうとか、様子見だなとか検討が付くケースは多々ありますが、それが頭にあると1分足の目の前の動きについていけないことがあります。上がるはずだと思ってそういう目で見ていると、下げ波動に乗るのは難しくなるのが普通ですから。

また1分足、ましてやティック足を見ていますと動きが早いですから、長い時間足ではどんな動きだっけなんてことは忘れてしまいますし(笑)、それで良いと思っています。

私の手法は、大きなうねりの中の小さな波動をつまみ食いするかのごとく、ほんの数Pipsもらう手法ですから、大きくうねってさえいればどうにでもなります。さて、今日は上か下か、これからどちらの方へ動くかなど、考えることはありません。ですから他の時間軸のチャートを見て悩むこともありません。

私のチャートそのものは結構面倒くさくてゴチャゴチャしていますが、見ていることは非常に単純です。方向性が確認できたらその押し目、戻りで出るだけ。

ただし、動きが強くて押し目も戻りもできないような場合は、アホ面して見ているだけとなります。(笑)

またトレンド変換後の動きが大きい場合でも、私はエリオット波動で言う第一波には乗らない主義ですから、これまたアホ面して見逃しとなります。(笑)

でも逆張りは基本的にやりませんので、チャンスを逃すことはあってもそれでやられることもありません。ここは再考の余地があるのはいつも書いている通りなのですが、逆張りをやるようになると手法が安定しなくなるんですね。特にオシレータ大好き人間でオシレータを重視しますから、それこそトレンドを無視して常に転換点を探して出撃するようになってしまいます。逆張りで勝つと気持ちが良いのですが、それで負けだすと収拾がつかなくなってしまう。

ま、こんな感じです。ご質問の答えになっていますでしょうか。

あああ、「例を記事にして」とありますが、他の時間軸チャートはさほど重視しませんから例を出すほどのこともないと思い、出していません。

と書いたらつまらないので、例えばですが、AUD/USDの5分足。今の時点ではこういう動き。

トレンドラインは実際に引かずとも、ちょっと見ただけで収斂中なのはわかりますよね。だから出撃はしないし、こういう時にはチャートから離れて他のことをします。

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