思うことを勝手気ままに書き綴るブログを初めてから何年でしょうか。5年ぐらい?もっとか。
最初は予想通り、誰も見に来ないようなブログでしたが、段々と読者が増えてきた。常連さんもかなりの数いるのがわかる。そして検索で飛んでくる人がかなり多い。まぁ、書いている内容が多岐に渡っているからだと思うのですが、どちらにしても貴重な時間を割いてこんなブログを見に来てくれるのは有り難いと思っています。いつも有難うございます。
で、そういう読者の情報って「ログ解析」を見てわかるわけですが、今のブログに引っ越ししてきてから借りているサイトのログ解析が全く使えないので、Googleが提供するものを使っています。Google Analyticsというもの。
これもなんだかわけがわからなくて、というか私が知りたいデータがはっきり見えないのね。私としては飛んでくる方々の「検索ワード」に一番興味があります。前のブログではこれがきっちり出まして、みなさんがどういうことに興味が有るのかがわかるのね。そしてそれは時とともに変わっていく。で、その内容って自分が想像するものとはかなり隔たりがあるんですね。こんなどうしようもないことを・・・と思って書いた内容にアクセスが多かったり。
このGoogle Analyticsの自分のページに飛びますと、まずこういうのが見えます。これは毎日どのくらいのアクセスがあったかのグラフです。
長い時期を見てみますと、段々とアクセスが増えているのもわかります。またある時期から「新規」の方が急増しました。これはブログの引っ越しをした後、Googleなどの検索エンジンに引っかかりやすくなったからだと思うのですが、それまでは75%の方が常連さんだったのが、それが50%まで落ちました。つまり、その分、新規の方が増えているということ。そしてまたその新規の%が減って、トータルのアクセス量が増えているということは、新規で来た方が再び訪れてくれるようになっている動きが見えます。有難いです。
と、同時に、何を書くとアクセスが増えるかもわかるんですね。そしてタイトルを過激にするとこれまた増える。「もうマレーシアなんか行かないことにした」なんてタイトルだと一気に増えるはず。(笑)
そんなこんなでアクセスの状況をいつも見ているんですが、これって決して良いことじゃないのね。この数字が気になるようになるんですよ。ブログ村の順位も同じ。私は今の順位(8位ぐらい)の居心地が良いんですが、これが落ちてくるとやっぱり「ヤバイ」なんて思うのね。下手に順位が上がると「まともなことを書かなくちゃ」なんて焦りも出てきます。
そんなことをいつも考えていると、書きたいことが書けなくなるんですね。いつも「見られている自分」を意識するようになる。そして「受けるかどうか」が気になる。
一体誰のためにブログを書いているんだかわからなくなるんですよ。って、私は申し訳ないですが、読者のために書いている意識はなくて、やっぱりブログって「日記」であると思うんです。だから書きたいことを書くべきで、読者が喜ぶことを書く必要はない。
でも読者のことばかり意識するようになる自分がいる。
下手にアクセスが増えてくると言葉を選ぶようになるし、このことは書かないほうがよいなぁとか、柔らかく書くべきだなんて、他人の目ばかり気にするようになってきました。ま、日本人てそれが普通で、そうあるべきではないなんて思う私が変人なのかもしれませんが、そもそも異常なほど他人の目を意識しないと生きていけない日本が嫌で海外に飛び出した私としては、これって良いこととは思えないんです。
おーーし、書きたいことを書くぞ!なんて思っても、何に気兼ねをしているんだか、すぐに盛り下がってしまう私。(笑)
しょうもねーなぁ。