まぁ、今回のマレーシア旅行は真剣に写真を撮りたい旅行じゃありませんからこだわりも無いのですが、持っていくカメラを全く悩まないのって久しぶりです。
当然持っていくカメラはこれ一台。ソニーのRX-100です。今ではRX-100M3が出ていますので2代前の初期型ですが全く問題を感じません。
これはスイッチを入れた状態。スイッチOFFですとレンズが引っ込んで薄くなります。
薄くなるのはコンデジなら当たり前ですが、このRX-100はコンデジの大きさながらセンサーは1インチというコンデジではかつてはあり得なかった大きさのセンサーを積んでいますし、レンズも明るい。ですからそこそこのボケも出ますし暗いシチュエーションでもそこそこOK。そして動画も問題なし。コンデジだと思って馬鹿にするとうまくなくて、それこそ三脚を使って真剣に撮るとびっくりするぐらいの写真が撮れちゃう。
でももちろん100点じゃないわけで、
○ マクロに弱い
○ 広角側が換算28ミリ(24ミリが欲しい。最新型のM3は24ミリスタートのズームレンズ搭載)
これが今の私の不満ですかね。でも許容範囲内。それどころかこのコンデジなら胸ポケットにさえも入れて持ち歩ける小ささ、薄さのメリットが半端じゃない。
今までですとカメラはコンデジと一眼の二台体制で交換レンズは2-3本、そしてムービーカメラも持って旅行に出るのが普通だった昔と考えるとかなりの変化です。(でも趣味のタイムラプスを撮ったり夜空の星を撮りたい場合には役不足)
結局私が持っている一眼+交換レンズはこの小さなコンデジであるRX-100とかなり重なる部分があるってことなんでしょうね。私は望遠レンズを全く必要としませんが、出来たら使いたいのが50ミリ~75ミリの明るいレンズ。でも一眼用のその手のレンズはそれなりの大きさ、重さになるんですね。そのためだけに一眼と交換レンズを持っていくなんて馬鹿げているように感じます。
でも逆を言えば、小さな一眼カメラがあれば、それに小さな交換レンズを3本もあれば本当に全てをカバーできてしまう。まぁ、ソニーのNEX7でも良いのですが・・・・。
このブログでも何度か書いていますが、昔からどうしてもフルサイズのカメラを使いたいと思っていました。でも大きい、重いのは駄目。だからフルサイズのミラーレスがソニーから発表された時にはかなり動揺した(笑)のですが、なんとシャッター音が大きいというおまけ付き。これって気にしない人は気にしないのでしょうが、私は気になります。というか周りに与えるプレッシャーが大きいのね。カメラ+レンズが大きいのと、シャッター音が大きいのは写される人にはかなりプレッシャーが掛かるようで、顔が変わるんですね。コンデジならニコって普通に笑う人が大きなカメラを向けられると笑い顔が引きつるのが普通(笑)。シャッター音が大きいのも同じで、またそれだけで撮れる場所が限定されちゃいます。
と同時に、小型の一眼の発展がめざましく、かつてのようにフルサイズじゃないと・・・って感じが薄れてきたようにも感じています。そしてなおかつ、自分の力量を考えた場合、やっぱり過ぎた物のような気がしています。
でも本音はそうじゃなくて、カメラを変えるってことは新しいレンズが必要になるってことなんですね。もしフルサイズを手に入れたとしてもそれ用のレンズじゃなければ全く意味をなさないし、私が持っているフルサイズ用はオールドレンズばっかりで、それはそれで楽しめるとは思うのですが、今のレンズと違って味はあるにしても写りが良いわけでもないし、まずオートフォーカスが使えない。これって歳を取れば取るほど大きな問題で、ピントをマニュアルで合わすのは苦痛以外のなにものでもありません。
ま、そんなこんなで、結局、コンデジのRX-100に落ち着いちゃっています。(笑)
しかし、カメラがこれ一台だと荷物が減る~~~。ま、真剣に写真を撮りたいわけじゃないからですが、今回は交換電池も持って行きませんし、充電装備も無し。USBから充電できるのでスマホと共有できちゃう。なおかつUSB充電はノートPCのACアダプターから取れるし本当に荷物が少ない。この交換電池じゃ、充電用のアダプターじゃとかカメラが複数台になるとそれだけでも結構な量になるのね。でも今回は本当にカメラ本体を一台持っていくだけで、とんでもなく楽だわ~~。