昔、聞いた言葉が忘れられません。「５０，６０はまだ鼻垂れ小僧」。元経団連会長だった土光氏の言葉。当時彼は８０代でしたね。
今じゃ自分も６０を過ぎちゃいましたが、鏡に写る姿はジジーでも中身はいまだに大人になれない悪戯小僧のまま。人生でいろいろ経験はしてきたものの、では一体何を知っているかと言えば、何も知らないのと同じ。
このまま終わってしまうんでしょうか。
今日はクーランガッタに行ってきたのですが、帰りになんとフリーウェイの降りるべき降り口を通り越して、２つ目でそれに気が付きました。スーパーで買い物をしていても「ああ、あれはこの列じゃないや」と違う列に移動した瞬間、「何を探していたんだっけ？」てな具合。ヨメサンに買い物を頼まれても３つ以上は覚えられない。絶対、何か忘れて帰ってくる。だから必ずメモに買い物リストを書いてもらうのだけれど、たまにそのメモを忘れて出かけたり。あるいは老眼鏡を忘れて、商品チェックができなかったり。出かける時には鍵、メガネ、財布、携帯電話の４つは絶対に持って出ないとならないのに、部屋を出てから何か足りないのに気がついたり。でも気がつけば良い方で、鍵を忘れて出かけてしまって、コンドに戻れなくなったり。
「メガネは？」と聞かれ、
「顔～～の一部～～です～～～～～♪」なんて言っても冷ややかな目で見られるだけ。
６０を過ぎると皆さんこんな感じなんですかねぇ。
私は４０になるちょっとまえから老眼鏡を使い始めまして、４２の時には右目だけ白内障の手術。５０代に入ったらあっちの調子が悪くて前立腺肥大症の手術。それも数年後再発して二度目の手術。
「この調子で行くと６０になる頃には老衰だね」
なんて冗談を言っていたのが、今じゃもう６０を通り越してしまった。で、頭はボケっぱなし。
頭のなかは子供のままなのに、一体どうなっているんでしょうか。
ココナッツオイルを食べていれば大丈夫じゃなかったっけ？
ココナッツオイル？？効いてないみたいだぞ～～～～、ごら～～～～～～～～～！！